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捕獲した魚の写真&図鑑コミュのカイワリ

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★学名・・・Kaiwarinus equula
★分類・・・スズキ目アジ科アジ亜科カイワリ属
★分布・・・本州中部・南部、インド・太平洋域、イースター島
★漢字名・・・貝割


銀色のボディにアジ科の中では体高が高い部類。
側扁して楕円形のようなひし形のような形をしている。
第2背ビレに黒色の縦帯と尻ビレに暗黄色の縦帯があり、その両方のヒレの縁辺は白い。
稜鱗(ゼイゴ)の湾曲部の終点は第2背ビレの中央かそれより後方にあり、稜鱗(ゼイゴ)は側線直走部全体を占めている。
幼魚は体側に6本の暗色縦帯がある。
成魚の大きさはだいたい30cmを超えるくらい。
本州では死滅回遊魚と呼ばれ、大きくなるまでに冬に死んでしまう。

『カイワリ』という名前の由来は貝を割って食べるからではなく、尾鰭の形が発芽した『カイワレ(貝割)』のような双葉によく似ているから。


沿岸の浅場から水深200mくらいの砂泥底に生息する。
口を伸ばし砂ごと餌を食べるが、もちろん餌だけで砂は吐き出している。
甲殻類やゴカイ類などの底生生物だけでなく小魚も食べる。
本種は『パイロットフィッシュ』と呼ばれ、他の魚について遊泳していることが多い。
その魚が余したおこぼれを食べることもある。
幼魚や稚魚はイボクラゲなどの大型のクラゲについていることもある。

シマアジの口の中に寄生するシマアジノエと呼ばれる等脚類が本種にも寄生していることが多い。
形態的にも生態的にもシマアジと似ている。




写真は6月に静岡県静岡市清水の三保半島外海で地引き網で捕ったもの。
大きさは13cmほど。

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