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歳時記〜季節と言葉を楽しんでコミュの小満の次候、紅花栄 (5/26-30) 初夏 第23候

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べにばなさかう(べにばなさく)

ベニバナがいっせいに花開くとき。
藍、茜、紫根とならび、紅花は昔から染料として用いられてきました。
種子は頬紅や口紅の原料に。

非常に高価な花で、干し紅の値段は純金に等しいといわれた時代もありました。
紅大臣、紅屋敷という言葉が、残っていることからもわかりますね。

アザミに似た花で、咲き初めは鮮やかな黄色。、
数日後にほんのりと赤紅がかってきた頃が摘みごろ。
時期を逃すと赤く萎れてしまいます。
葉の周りには鋭い刺があるので、葉に露が置く早朝に一気に摘みます。

推古天皇のころ、高麗の僧がベニバナをもたらした…と伝えられています。
花から紅をとる紅花は、紅(くれない)とも呼ばれます。
茎の先に花がつき、咲いた順に先端だけ摘み取るので末摘花とも。

源氏物語の美男美女の中で「末摘花」の巻は、赤鼻ちゃんだったけれど、控え目で古風な常陸宮の姫君の話でしたね。

なつかしき色ともなしに何にこのすえつむ花を袖に触れけむ (源氏物語/紫式部)

原産はエジプトとも。
日本国内では山形が有名。
山形へ北前船が古九谷焼を運び、紅に換えたそうです。
最近では、種子からは紅花油を、花は切り花やドライフラワーとして使われています。

行末は誰肌ふれむ紅の花 (芭蕉)

コメント(3)

あぁ、天ぷらいいですねぇ。

柿の若葉(新芽)もね、天ぷらにすると美味しいよ。

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