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「LIFE UNTIL DEAF」／OUTRAGE
日本最強のヘビーメタルバンドが、シーンの先端を突っ走り古き概念を最前線で破壊することにより生まれた、美しき音がここにある。
1995年に発表された本作は、前作「SPIT」で導入されたハードコア色を更に強め、ヘビーメタルの枠にとどまらない異常なまでに攻撃性が増したアルバムである。
阿部洋介のセンス抜群のユニークなギターリフを軸に、爆走感たっぷりのビートを重厚なグルーヴと共に巻き起こす痛快作。
橋本直樹のボーカルも溌溂とした素晴らしきパフォーマンスで盛り立てる。
間違いなく、90年代ヘビーメタルの名盤の内の一枚である。
大推薦盤。
日本最強のヘビーメタルバンドが、シーンの先端を突っ走り古き概念を最前線で破壊することにより生まれた、美しき音がここにある。
1995年に発表された本作は、前作「SPIT」で導入されたハードコア色を更に強め、ヘビーメタルの枠にとどまらない異常なまでに攻撃性が増したアルバムである。
阿部洋介のセンス抜群のユニークなギターリフを軸に、爆走感たっぷりのビートを重厚なグルーヴと共に巻き起こす痛快作。
橋本直樹のボーカルも溌溂とした素晴らしきパフォーマンスで盛り立てる。
間違いなく、90年代ヘビーメタルの名盤の内の一枚である。
大推薦盤。
「COLLISION COURSE – PARADOX �供廖�ROYAL HUNT
2008年発表作。
ジョン・ウェストが脱退し、新たに加入したのが、なんとなんと様式美ヘビーメタル最高のボーカリストと名高いマーク・ボールズ。
提示された作品は、マーク・ボールズのボーカルを十二分に生かす、ど真ん中の北欧産様式美ヘビーメタルに仕上がっている。
ROYAL HUNTの魅力のひとつであったポップ性は抑えめに、抒情的なメリハリのある劇的な展開を持つ楽曲が支配的である。
アンドレ・アンダーセンにすれば、最も得意とする分野で、シーン内実力No.1のボーカリストを起用したわけで、メロディにしてもアレンジにしても水を得た魚のように良質なものを生み出しており、結果、本作も非常に充実した内容となっている。
2008年発表作。
ジョン・ウェストが脱退し、新たに加入したのが、なんとなんと様式美ヘビーメタル最高のボーカリストと名高いマーク・ボールズ。
提示された作品は、マーク・ボールズのボーカルを十二分に生かす、ど真ん中の北欧産様式美ヘビーメタルに仕上がっている。
ROYAL HUNTの魅力のひとつであったポップ性は抑えめに、抒情的なメリハリのある劇的な展開を持つ楽曲が支配的である。
アンドレ・アンダーセンにすれば、最も得意とする分野で、シーン内実力No.1のボーカリストを起用したわけで、メロディにしてもアレンジにしても水を得た魚のように良質なものを生み出しており、結果、本作も非常に充実した内容となっている。
「MUSIC FROM THE EDGE OF THE HEAVEN」／WHAM!
３曲の新曲と、“Wham Rap”の新バージョン、中国でのライヴ音源、大ヒット曲でありWHAM!の代表曲である“Last Christmas”などで構成された、企画盤の趣が強い1986年発表作。
すでに解散が決まっていた状況でアメリカと日本でのみリリースされた本作であるが、内容は３曲の新曲の出来が良いこともあり、WHAM!の音楽が好きなら十分に楽しめる内容。
活動期間がわずか4年。
彗星のように音楽界で輝き、去っていったWHAM!であるが、残された楽曲のあまりにも鮮烈な眩しさは、現在もリスナーを照らしていることがよくわかる内容である。
３曲の新曲と、“Wham Rap”の新バージョン、中国でのライヴ音源、大ヒット曲でありWHAM!の代表曲である“Last Christmas”などで構成された、企画盤の趣が強い1986年発表作。
すでに解散が決まっていた状況でアメリカと日本でのみリリースされた本作であるが、内容は３曲の新曲の出来が良いこともあり、WHAM!の音楽が好きなら十分に楽しめる内容。
活動期間がわずか4年。
彗星のように音楽界で輝き、去っていったWHAM!であるが、残された楽曲のあまりにも鮮烈な眩しさは、現在もリスナーを照らしていることがよくわかる内容である。
「LOST WITHOUT YOUR LOVE」／BREAD
一度、解散をしていたBREADが一枚限りという条件で再結集し、制作した1977年発表作。
そのような事情があったことなど、まったく関係がないかのような見事な出来である。
これまで、全てのアルバムが凄まじき出来ではあったが、本作はその彼らの生み出した名盤群を凌駕していると言っていい。
本作に収められているのは、ロックの良心を結集させたかのような、珠玉の美しきポップロックである。
全ての場面に歌心溢れるメロディがあり、聴き手を虜にするだろう。
間違いなく、BREADはロック最高峰の才能の集まりだったことを、再確認するにはあまりにも眩しすぎる名盤である。
大推薦盤。
一度、解散をしていたBREADが一枚限りという条件で再結集し、制作した1977年発表作。
そのような事情があったことなど、まったく関係がないかのような見事な出来である。
これまで、全てのアルバムが凄まじき出来ではあったが、本作はその彼らの生み出した名盤群を凌駕していると言っていい。
本作に収められているのは、ロックの良心を結集させたかのような、珠玉の美しきポップロックである。
全ての場面に歌心溢れるメロディがあり、聴き手を虜にするだろう。
間違いなく、BREADはロック最高峰の才能の集まりだったことを、再確認するにはあまりにも眩しすぎる名盤である。
大推薦盤。
「DEATH TO FALSE METAL」／WEEZER
2010年に発表されたコンピレーションアルバム。
「MALADROIT」、「MAKE BELIEVE」作成時のアウトテイクから構成されたアルバムで、未発表曲で占められている。
注目すべきはその楽曲の完成度であるが、恐ろしいほど高い。
WEEZERを聴き続けた人からすれば、なんでこれがアウトテイク？と耳を疑うような楽曲がズラリと並んでいる。
「BLUE ALBUM」や「PINKERTON」を彷彿させる泣き虫ロック全開のナンバーは当時の作風に合わなかったのかもしれないが、この完成度の高い楽曲陣を並べられれば、グウの音も出ない。
WEEZER、恐るべし、である。
2010年に発表されたコンピレーションアルバム。
「MALADROIT」、「MAKE BELIEVE」作成時のアウトテイクから構成されたアルバムで、未発表曲で占められている。
注目すべきはその楽曲の完成度であるが、恐ろしいほど高い。
WEEZERを聴き続けた人からすれば、なんでこれがアウトテイク？と耳を疑うような楽曲がズラリと並んでいる。
「BLUE ALBUM」や「PINKERTON」を彷彿させる泣き虫ロック全開のナンバーは当時の作風に合わなかったのかもしれないが、この完成度の高い楽曲陣を並べられれば、グウの音も出ない。
WEEZER、恐るべし、である。
「EVERYTHING WILL BE ALRIGHT IN THE END」／WEEZER
2014年発表作。
本作も「RADITUDE」、「HURLEY」同様にリヴァース・クモオがソングライティングの中心にいながら、積極的に外部ライターの助力を得て、仕上げている。
その収録曲であるが、本作は「BLUE ALBUM」や「PINKERTON」を彷彿とさせる、抒情的ないわゆる、泣き虫メロディを軸に仕上げている。
ところどころに登場させるマイナー調の旋律が聴き手の耳をしっかり捕まえるハイライトが、どの曲にも散りばめている点はさすがである。
得意技を存分に発揮したWEEZERは強い。
生き生きとしたバンドの存在が眩しい、見事なアルバムである。
2014年発表作。
本作も「RADITUDE」、「HURLEY」同様にリヴァース・クモオがソングライティングの中心にいながら、積極的に外部ライターの助力を得て、仕上げている。
その収録曲であるが、本作は「BLUE ALBUM」や「PINKERTON」を彷彿とさせる、抒情的ないわゆる、泣き虫メロディを軸に仕上げている。
ところどころに登場させるマイナー調の旋律が聴き手の耳をしっかり捕まえるハイライトが、どの曲にも散りばめている点はさすがである。
得意技を存分に発揮したWEEZERは強い。
生き生きとしたバンドの存在が眩しい、見事なアルバムである。
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