Venus Peter 1990年結成、わずか数回のライブで大きな話題となり91年に1stアルバム『Lovemarine』をリリース、イギリス・マンチェスター・シーンやインディー・バンドと共鳴するサイケデリックかつダンサブルなサウンドで日本の音楽シーンに大きな衝撃を与え、92年にメジャー・デビュー・アルバム『Space Driver』をリリース。日本人離れしたサウンドと英語の歌詞が当時は論争を引き起こす、また数多くの来日アーティストとの共演を行い海外のシーンと同時進行ともいえる先駆的な活動を行う。94年に解散するが2005年10月に再結成を果たし、2006年にはまったくブランクを感じさせない13年ぶりとなるオリジナルアルバム 「Crystalized」がリリースされた。 http://venuspeter.com/
Secret Goldfish 1990年9月大阪で結成、京都・大阪を中心に活動を開始。結成時のメンバーは三浦出(vo.b)中畑謙(g)近藤進太郎(dance)フミ(b)三浦立(dr)。 メンバーが単身で渡英し、直接デモテープを4ADやクリエーション等のレーベルに持ち込む。それがきっかけとなり、90年12月英4ADのアーティストLUSHの依頼により大阪MUSE HALLでオープニングアクトを務める。その後ベースのフミが脱退、山本アキオ(b / AUTORA / TANZMUZIK)、宮城健人(syn,sampler / 現デフラグメント代表)が加入。京都や大阪で多数のクラブ・イベントに出演、日本でもいち早くインディー・ダンス、マンチェスターといったサウンドを展開し、まだ黎明期にあったクラブ・シーンとリンクするバンドとして大きな注目を集める。 1991年ワンダーリリースより12インチ・シングル「MARY MARY / ALL NIGHT RAVE」でデビュー、オリコンインディーズチャート初登場1位。 英CANDY FILIP、英WONDER STUFF、英SHAMEN、英Swervedriver等のオープニングアクトも務める。 同年9月、1stアルバム「My nine secrets」発売、オリコンインディーズチャート初登場1位。東名阪のクラブクアトロツアーを決行。 92年4月2ndアルバム「HONET TO GOD」発売。ヒステリックグラマーの北村信彦氏が以後のアルバムジャケットのデザインワークをする事になる。 5月、原宿ルイードでのライブを最後に近藤進太郎、中畑謙が脱退。ギターに渡部和聡、ベースに山賀周が加入。拠点を東京に移す。 1993年10月3rdアルバム「TASTED THE BEE」発売。ギターに長塚大地が加入し94年4月4thアルバム「POP69」をビクターより発売。 彼等の音楽は60年代のロックが持っていたエバー・グリーンな感覚を90年代のスタイルで展開したサウンドだった。それはセカンド・サマー・オブ・ラブという時代を作った多くのUKインディー・シーンのアーティストとも長い距離を隔てていながら響き合っていた。 thelakemusic.net secretgoldfish.jp