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語部夜行 〜カタリベヤコウ〜コミュのゲイム

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『…だいじょうぶか?』


ゆっくりと手を差し伸べた私を暗い目が見つめる

「大丈夫に…見える?」

暫くの沈黙の後、恨めしそうに彼女は答えた
服装から見るに女子高生だろう
道から外れたところで
うずくまっていたのを見つけ
まぁ、仕方なく声をかけたのだ

彼女の衣服はところどころ破れぼろぼろのようだった

『…見えないが、他に言葉が無かったんで』

こういう時言葉を選ぼうとする方が失敗する
夜子は素直に言葉を返した

「そう…手、いいの?
 あたしが触ったら汚れるよ…?」

夜子はただ無言で手を差し出したままにした
覚悟も無く同情はしないと決めているからだ

そして、腐りきった手が
ゆっくりと夜子の白い手に触れた

********************




クラスで孤立していたわけでもなかった
親だって普通の親だ

ただあたしは地味で雰囲気が暗く
「陰気のインコちゃん」なんてあだ名が付いてたり
親はちょっと忙しくて帰ってこない日があった
でも不景気でそれは仕方の無いことで
インコだって、いじめで言われてたんじゃなくて…
引っ込み思案で上手く言葉が出ないあたしを
みんなの輪の中に入れてくれる為に
友達があたしをいじりはじめたのが最初だから
別に本気で陰気なわけでもない

だから

あたしは ひとりじゃなかったんだよ?
ただ、運が悪くて…
帰り道はみんなとは方向も違うから
それで…

あたしはあの日「変質者」に捕まった


目を覚ますと
あたしは知らない所に居た
冷たいコンクリートの感触、暗い倉庫
手足を縛られ、目の前には知らない男…
すぐに誘拐されたんだって気が付いた

目の前でニヤニヤ笑う男はあたしの携帯を弄りながら
「インコちゃん!オハヨ・オハヨ」などと言い
そして「いい子だから、黙ってきけよ?」と低い声でささやいた

怖くて、怖くて…声が出ない

男はニヤニヤしながらあたしの本名、生年月日…いろいろな事を
いかにもすべて知っているといった風で並べ立てた
(どうしてそんなこと知ってるの…
ストーカー?まさかあたしにそんな事が??)

何かの間違いだと思っても現状がそれを拒絶する
どうしていいか分からずに呼吸だけが荒くなった
自分の呼吸も涙がほほを伝う感触もなんだか現実味が無く
いっそ夢じゃないのかなんて疑ったけれど…
縛られた手足の痛みが「現実だよ」と囁いていた

「今日も仕事とか、まぁ親御さんも大変だと思うんだけどさぁ
 …おい、聞いてんのか」

急に語尾のトーンを変えた男の声ではっとする

「電話しろ、今日から一週間合宿ですって言え」

携帯が目の前に差し出される…画面には家の電話が表示されていた
ぴ、と音がしてコールが始まる

やった、助けが呼べる…この男馬鹿だ
ココが何処でもGPSがあるからすぐ警察が…

携帯が耳側に移動して…目の前にナイフが突き出された

「助けてーとかさ?
 間に合う時に言うもんだと思うんだよね?オレは」

蒼白になったあたしの耳に流れる留守番電話サービスの声…
男の言うとおりにする以外、あたしに選択肢はあったのだろうか?



「さて…ゲームしよう、一週間だ」

うなだれるあたしに向かって男は言った

「…え?」

「一週間の間、あんたは大人しく俺の言うことを聞く…
 その間は殴ったり…レイプとか?
 ああいう野蛮な事もしない、紳士だろ?」

男は自分の言った言葉にウケたのかげらげらと笑った
 
「まぁ、あんたは大人しくする
 それと、こっから重要だ。

 電話が来たら普通に電話に出る、ふつ〜に、だ
 学校や友達には親戚の法事…家には合宿で通せ
 時には俺が指示を出すからそのように答えるんだ
 当然のことだがこっちからの連絡はアウトだ
 …へんな真似しても状況がさっきと同じなのは分かるよな?」

男はニヤニヤしながらナイフでぴたぴたとあたしの頬を叩いた
緊張のせいで乾いて張り付きそうな喉を動かしなんとか返事をする

「…あ…あた…しが…
 …あたしが助けを呼ばなくても…気が付いたときは?」

「そうだ、そこがゲームだ
 あんたが助けを呼ばなくても助けがきたら俺の負け
 俺は大人しく捕まる…誰かがアンタが誘拐された事に
 気がついたのが分かった時も俺の負けでいい
 その時は一週間たって無くても開放してやるよ」

男はあたしの目を覗き込んで優しい声を作って囁く

「あんたは選べる…
 一週間の間、紳士と淑女のゲイムをして俺と過ごすのか
 それとも今すぐ可哀想な被害者になるのか」

どう答えるべきか、どうするべきなのか
すぐには頭は働かず…声を出せずに居ると
男はニヤニヤしながらあたしのスカートの中へ手を入れて来た

「やっ…!やめっ…」

逃げるように仰け反ると太腿をゆっくりとさする手が止まった

「返事しないってのは後者選ぶって事じゃねーの?」

「…します…から」

「何を?」

「ゲーム…します、一週間大人しくします…」

「…OK 楽しもうぜお嬢様」

…どうするべきかを考えても仕方は無いのだ
最初から選択権は無いんだから


こうして一週間のゲイムは始まった


一日目

親から確認の電話と友達からのメールがあった
電話は見せられるだけで触らせてはもらえない
手足は縛られたままなのだ
とにかく指示通りにするしかない

男は痛いだろうと見張っている間だけは縄を少し緩め
手や足の縄と密着する部分に布をあてがえてくれた
食事のリクエストなどを聞いたり…妙に親切な部分が気持ち悪い
トイレは男の世話を受けるしかないのがとても嫌だ…

携帯は私の手の届かない見える場所に吊るされている
電話が着たら分かるように、だ、そうだ…


二日目

親からのメール
はさみが何処にあるのかとの確認のメールだった

あまりの普通さに涙が出る
合宿だなんて信じているのだろうか?
学校からの確認の連絡は無いのだろうか?
…男の事だから親と偽って学校に連絡したのかもしれない
不自然な連絡って普通確認するよね…?

わからない、まだ2日目だから
ただのサボりと思われてるのかもしれない

三日目

…夕方に友達からメールが2件

一斉送信のカラオケへの誘いと
一斉送信したことへの謝罪…

「インコいないのに!ごめん(>_<)」
と書いてあった
「いきたいよ〜帰りたい」と返信

…帰りたい
どうか気が付いて
普通の返事に見せかけた精一杯のHELP

そろそろ誰か気が付くはずなんだ…
合宿にしては着替えのとか持っていかないのおかしいし
サボリだって3日連続でしたらおかしいでしょ…?

おかぁさん…おとうさん…
あたしこんな場所に居るのに…

4日目

…誰からも連絡は無い

男は簡易充電器で私の電話を充電し始めた
電池が切れてたのかもしれない
その間に連絡があったかもしれない

「俺これでも充電切らさないようにしてやってるんだよね」

男はわたしの心を見透かしたように突然喋り始めた

「優しいだろ?」

「や…優しい人はこんな下種な事しません」

溜まりに溜まった怒りがわずかな反論となって口から出てしまう
言った後にしまった!と思うがもう遅い
男は携帯を置きゆっくりと私のほうへ近づいてきた
怒りを買ったかもしれない…すぅっ私の方に手が伸びてくる
恐ろしさで目をつぶると意外にも手は私の頭に置かれ
ゆっくり、優しく撫で始めた

「別にそんくらい怒らないよ?怯えなくていいし…
 悪態くらい付けよ、ストレス溜まってるだろ?」

「え…?」

「騒がれると立場上まずいんだけど俺の悪口くらい好きに言えって
 それより、床冷たくね?座布団増やすか?」

気持ちが悪かった
なぜ妙に優しくするのだろう、そんな必要ないのに…
あたしが視線を逸らして無言の拒否をすると
男はやれやれとため息をついてあたしから離れ
近くの椅子に腰掛ける

「そろそろ4日目だねぇ、インコちゃん」

あたしは答えない

「…まぁ、普通ならそろそろ気づくんじゃねーの?
 服とか着の身、着のままなワケだしさぁ…」

男はぼりぼりと頭をかいた
…この人、自分が詰めが甘いの分かってた?
妙に優しいのは何故?
監禁されて脅されはしている…だけど乱暴はされてない

何かがおかしいように感じてあたしは考えた
そして、思いついた疑問を口にする

「…あの、あなたさっき立場上だとかなんとか…」

男は少し考えると「さあね」と言った

その日、男とのまともな会話はそれ以上は無かった

もしかすると…彼は実は脅されてコレをやらされている
被害者なのかもしれない、などと一瞬考えたけれど…
今は人の事を考えている時ではない
それならそれで…彼が甘いのを利用しよう

5日目

今日もメールも連絡も無い

そろそろ何とかしなければいけない…
でも、どうすればいいんだろう

「おい…1件だけ友達にメールすっか?」

ふいに男が条件と違うことを言い出した

「え…で、でも」

「俺から言い出したんだしいーんじゃね?
 こっちからも連絡あるほうが自然だろ…
 言えよ、打ってやるから」

突然の申し出に考えが纏まらない
最大のチャンスなのに!
何を言えばいいの…どういえば伝わるだろう…
あからさまな文章はさすがにNGだ…でも
助けて欲しいとしか思いつかない!!

まごまごしている私に
男は私の携帯を操作し始める

「この文章でいいか?」

===========
Re:一斉送信しちゃった^^;


たいへんなので
す!お土産買って帰れない
けっこう忙しいんだ!
てへ、ゆるしてね♪

===========

「あ…」

私は携帯の画面をしっかりと見つめ
その手があったか!と思うと同時に確信する
…この人にも何らかの事情があるのだ

「はい、それで送ってください」

私が頷くと男は再度携帯を操作して
「送ったよ」と答えた

友達は暗号に気が付いてくれるだろうか…

暫くすると「了解♪」と返事が来た事を告げられ
携帯を見せられる

了解…その文字を見せられあたしは舞い上がった
気が付いたかも…いや、気が付いたんだ!

「残念だけど、これじゃ開放までは無理だねぇ
 確定的じゃないでしょ?」

男の言葉に舞い上がった気持ちが一瞬で沈む
そうだ…よく考えると普通に返事しても
そう返ってくる可能性は高いんだ…

沈んだ背中を男がぽんと叩く

「状況的に確定的な言葉はかえせんでしょ?
 あと2日あるから気が付いてれば…なんかあるでしょ」

そうだ、犯人が一緒に居ること前提だもんね…

「…ありがとう」

ちいさな声でお礼を言うと
男は嬉しそうに「どういたしまして」と答えた

…彼も助かれば良いのに

6日目

もう夕方なのに助けが来ない…
メールも…電話も来ない…

昨日のメール…わかりやすかったよね?
たて読みとかこういう時よくあるじゃない
あたし普段あんな言葉遣いのメール打たないよ?
不自然だよ…?どうして…

「…本当に電話もメールも着てないんですか…」

私はすがるような思いで確認した

「着てないよ」

「…お願い、確認させて」

男は私の目の前で携帯を操作して見せてくれた
着信履歴も新着メールもない

そんな!そんな!!!だって!送ったもの!
助けてって!!!

助けてよ!!!

あたしは半狂乱になって叫んだ

「き、きのうのメール!!
 届いてないんだ!!きっとそうだ!!」

「あー…?了解って着ただろ〜?
 まぁ、いいや…ほら!
 ちゃぁんと送信されてるよ」

男は昨日の送信メールボックスを目の前でひらき
わたしに内容を確認させた

内容はそのままちゃんと送信されたようだった
返事も、もう一度確認したけれどやっぱりちゃんと着ていた


「なんで…」


どうして気づいてくれないの…

時間はどんどん過ぎてゆく…


7日目

誰からも連絡が無いまま20時がすぎようとしている

涙も枯れて放心状態のあたしに男は笑いながらずっと語りかけていた

元々…あたしの事は徹底的に調べ上げてあったのだと…

行動力は無く、他人に依存し、主張も無い
問題は起こさない優等生だけど存在感も無い
親が放任主義でも不満は無く
友達の輪の中に居る事は出来てもそれ以上ではない
そんな私だから選んだのだと男は語った

「あんたさぁ…自分で思ってるより
 存在価値が無いんだよ、周りにとって」

そう言って男は笑う

「居ても良いけど居なくてもどうでもいい…
 アンタの友達?リサーチの時まじでそう言ってたぜ」

「…………………誰が…」

「全体送信の奴だよ、ナンパしてメルアド交換したから間違いない
 …いい友達をもったねぇ」

顔が真っ赤になるのが分かった
彼女は一番メールする友達で…一番誘ってくれて…
輪の中に…入れてくれて…あたしは…

「陰気のインコって最初に考えたの友達じゃないそーだよ?」

いやだ…

「別の子はインコは居ない方が良いとまで言ってたっけな」

いやだ、いやだいやだきかせないで!
孤独なんかじゃない!一人ぼっちなんかじゃない!!
あたしはぽろぽろと涙を流して首を振った

「嘘だ!嘘…絶対に嘘…」

男は可哀想にと呟いてあたしの頭を触ろうとした

「触らないでよ!!」

あたしは男に噛み付くような勢いで叫ぶ

「あんた何?!
 優しくしたり…酷い事いったり…また優しくしてみたり!
 気持ち悪いのよ!!」

男は困ったような顔で私を見つめまた「可哀想になぁ」と呟いた

「…そう思うなら助けてよ…逃がしてよ…」

「は?何言ってんの?それは無理でしょ、立場的にさ…」

「立場的?!この前も言ってたよね?何なの?
 …もしかしてあなた脅されて指示通りにやってるの?
 ね、だったらさ、一緒に逃げようよ!!ね!」

立場的とほのめかす男を説得しようと試みる
もし誰かの指示で仕方なくやっているなら…逃がしてくれたら
警察にはあなたの事犯人扱いにしないで話すから…

薄い期待にすがって話す私を見て
男はまた、つまらなさそうにぼりぼりと頭をかいた

「…いやさぁ、犯人じゃん?」

「…は?」

「俺の立場だよ、わかる?
 ゲイムがつまんなくなるような事言うなよな…」

ゲイム…そうだ、男にとってこの一週間は…
わざと危険を冒すのもわざと手がかりを残すのも…
この男にとって「ゲイム」でしかないのだ

…男があたしに優しくする理由が分かった
あたしがまだ得ぬ勝利報酬だからだ

この男は狂ってる…
あたしは自分の身体ががたがたと身震いするのを感じた

「…殺さないで」

そんなあたしを男はうっとりと眺めている

「やべぇ…興奮するわぁ…それ
 ちょっとご褒美上げようか?」

「いやだ!!近寄らないで!!」

「邪険にするなよ…ほら、電話して良いぜ」

携帯を目の前に突き出される
それはとても甘い罠のように感じた

「サービスタイムだ
 好きな奴に電話してやる、内容も何喋ってもいい
 どう?俺って優しいだろぉ〜?」



…誰に?誰に電話しよう??
お父さんは間違いなく仕事中でつながらない
おかぁさんもその可能性はある…でも…

今日一日聞かされた嘘が脳裏によみがえる
友達は…何となく信用できなくなっていた

「お…おかぁさんに…」

震える声で呟くと男は無言で携帯を操作し私の耳元に当てた

トゥルルル…トゥルルル…

つながらなければ…もう二度とチャンスは無いだろう
祈る気持ちでコールを聞く

トゥルルル…トゥルルル…トゥルルル…

5回目のコール音…絶望を感じ始めた時それは繋がった

「もしもし…?なぁに?
 かぁさん会議中なのよ、ちょっと悪いけどあとで…」

のんきな母の声がした
久しぶりの母の声にあたしは少し安堵して何とか声が出せた

「おかぁさん!聞いて!それどころじゃないの…あたし」

「後でって言ってるでしょ…聞き分けなさい!!」

何とか絞り出した声は叱咤でかき消される

「まって…あたしね、今」

「いい加減にして!切るからね!」

「助けて!!!おかぁさん!!!」

…叫びと同時にブツッっと切れた音がした…

ツーーーーーーーーーーという音が響いている

嘘でしょ?
…聞こえたよね?最期…

呆然とする私に男が告げる

「今さぁ、あんまりだから掛けなおしてあげてんだけどさぁ
 …こんな音するんだけど?」


【…お留守番電話サービスへ接続いたします、合図の音が…】


理解が出来ない

何これ?何なのよ…何なのどうして??

「あーあ…可哀想に、まぁ、元気出せよ!
 …あと3時間もあるんだぜ?」

男は白々しく元気付けながらタイムリミットの宣告をした

…誰か…助けて…



誰か…



ねぇ…だれか…





*********************

触れた瞬間、残酷なビジョンが夜子の中へ入ってくる
男になされた残虐な仕打ち…
そして死の間際までなされた哀しい現実逃避…


「来てくれると思ってた…」

腐敗した手は夜子の手に触れると
まるでそこから穢れが落ちるように
すうっと彼女の姿を生前の姿に変えた

綺麗になった姿からは夜子と同じ制服が見て取れた

「…みんな心配してくれてたでしょ、あたしの事」

夜子の手を握り締め彼女はすがるように確認をする
夜子は何も言えず…ただ頷いた

「だよね、クラスメイトだもんね…
 心配させてごめんね…えーっと…下の名前なんだっけ?」

『…夜子だよ』

「そうそう!夜子ちゃん!」

彼女は夜子の手をぎゅっと握り締めた

「でもね…折角探してくれたけど間に合わなかった」

『…そうだね』

「でも…良いんだ!
 探してくれる友達が居るって証明できたし…もういいんだ」

彼女は嬉しそうに笑うと光に溶けて消えていった

「あたしもみんなとカラオケ行きたかった」

…なんて声が聞こえたかもしれない

クラスメイト…まぁ確かに同じクラスではあるな、と夜子は思う
姿が変わって前の学校に居られなくなった夜子は
今は転校した先で彼女の元居た席に座っている

嘘をついた…ただ頷いただけだったけど

それは彼女にとって救いであったのだろうか
哀しい現実逃避の延長に過ぎないのに…


『…でも、貴方だって友達の顔すら覚えていない』


彼女の最期の執着は恨みつらみで無く自らの存在価値
それも他人にとっての…
しかしそれが希薄な価値だなんて誰に言えるのだろう?
そんなものは必要ないなどと自分だって言えやしないのに…

『安らかに おやすみ』

消えた彼女にそっと告げると夜子はその場を後にした




犯人は未だ捕まっていないのだという…



コメント(5)

久しぶりに原点回帰して
夜子らしい話にしてみました

突発的に思いついた話のわりには
よく出来てるんじゃないかと自画自賛中です…

…はい、まぁ原稿チェックしてくれた
Jesterさんの助言のおかげがでかいようなそのような…

怖い話っていうのはなかなかに難しいです

犯人は捕まっていないけど
夜子的にはこの話は終わりだと思います
人災とかどうしょうもないですし

きっと描かれないどこかで
神宮寺さんにやられるに違いないだろうと思います!ええ!

ではでは、おやすみなさい
> 雪月さん
今の世の中、こういう事件って普通に起きそうですよね。なんとも嫌な世の中です。
そんならはぶは将来植物になりたい。光合成バンザイ!
 
 
 
・・・・・・すいません、ちょっとボケました。
夜子さんが少女を生前の姿に戻したのは、まほろさまの頃の能力の応用のようなものなんですかね?そうなると禊は誰が・・・・・・って、自分で出来そうですね。
 
あと、「ゲーム」をあえて「ゲイム」と言っているところが気になります。もしや何か深い意味が!!と深読みしてみたり。
>らはぶさん

光合成いいですね!一緒に植物になりましょう!
…というコンセプトで怖い話が出来そうだなと思いましたw
読んでくださって有難うございます♪

>夜子の能力がまほろの頃の応用?禊は誰が?
…あ、気づかれた
まぁ、今までのも全部まほろの応用ですね
「陰の気」の吸収と「祟りとしての利用」です

ゲイムに関しては「ゲーム」だと韻が軽い感じなので
呼んだときに引っかかる嫌な韻にしたかっただけだったりします
この話、怖い。
めっさ怖い。

自分が同じ目にあったらと思うと、もうね?
対人関係が希薄だから、助かる見込みがありません。

犯人捕まってないし;


ちなみに生まれ変わったらウイルスになりたいです。
苛酷な環境に耐えて、忘れた頃にパンデミックを引き起こしたいです。
>はぴさん

私も助かる見込みが無いですね、こういう状況…orz
こういう時の犯人ってなぜか捕まりませんよね

生まれ変わったらウイルスとか…なんか強そうで素敵です!

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