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ラムジ (Lambsey)コミュのPV撮影奮闘記〜鬼の長文〜

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 どうも。“早起きをするぐらいなら、最初から寝ない方がいい”と思えなくなった自分に、痛切に老いを感じているラムジ担当MGR・加藤です。


 今回は、先日行われたPV撮影の激動の3日間を臨場感たっぷり(←そうでもない)にお伝えします。


【1日目】
 5:30入りの29:00終りという強行スケジュールに、映像関係の方々のタフさを肌で感じながら、早速やまちゃんのメイクがスタート。
 彼の絶好調な低血圧による青白い顔は、メイクさんの神の手によりみるみる健康的になっていき、そんな主演俳優に気休めの栄養ドリンクを与え、いよいよ最初のロケ現場に向けて出発。

 早朝故、会話も弾まない静かなロケ車が、ロケ現場の某ビデオ店に到着。そこで共演者のパクさん(純日本人)と対面し、あっと言う間に最初の撮影が終了。
 次の現場へと向かう車内は、パクさんが加わった事で一段と明るくなり、役者経験ゼロの主演俳優・純(※役者時は山下祐樹から太子堂純になります)は、演技派なパク先輩の経験談を聞いては「ほぉ〜」と感心しっぱなしでした。
 
 車が次のロケ現場に到着し、相手役の貫地谷しほりちゃんと対面。私はそのキラキラの眼差しに軽く眩暈を覚えつつも、プロの女優さんの演技力にひたすら感動。
 又、話のキーマン・マモちゃんは、そのウイーン少年合唱団の如く透き通った声と、小学4年生とは思えない礼儀正しさに頗る賢さを感じさせ、平成と昭和の壁を痛感。

 準備も整い、カメラが再び回り始め、私はモニターチェックへ。
 やまちゃんは芝居初挑戦ながらも、その感性でどんどん役に入り込んでいきました。不安でいっぱいだった割りに(昨日も不安過ぎて眠れなかったのに)さすがナルシスト。
 その後加わったシンジローさんも、さり気無く光る演技を披露し、アドリブもかます程の余裕ですっかりはまり役に。

 生憎の雨に見舞われ、スタッフさんは特に大変そうでしたが、結局、雨脚が強まって今日の分の取り残しは翌日に回す事となり、予定より早く26:00には撮影を終了。

 
【2日目】
 昨日よりも更に顔色の悪いやまちゃんは、ぐったりした様子でその死相すら浮かんでいる顔にメイクを施してもらっていました。

 今日のロケは三茶の街中からのスタート。
 無事、一本目のシーンを取り終え、続いて純君のアパートとなるロケ現場へ。
 到着してみると、アパートは設定的にはドンピシャのオンボロっぷりで、今は大家さん以外誰も住んでいない、ゴミ屋敷(←失礼)と呼ぶに相応しい場所でした。

 今日は、昨日の撮影では無かったリップシンクのシーンもあり、いよいよPVらしい撮影に。
 初の濡れ場シーンに一気に高揚したPV男優は、お風呂に長く浸かっていたせいで湯当たりしたらしく、その後暫く頭痛をもよおしていました。

 空き時間には、共演者のマモちゃんに構ったり(←子供好き)ギターの練習をしたり、屍の様に仮眠を取ったりしながら過ごしていましたが、真剣にモニターチェックをしながら監督と話している横顔は、もうすっかり俳優の顔でした。


 夕方になり、2曲目のリップシンクの撮影がスタート。このシーンはマモちゃんと一緒なのですが、モニターを観ながら泣きそうになる程にこのシーンは素晴らしかったです。
 
 夜も更け、ようやくアパートでの全シーンを取り終え、次は屋上のシーンの撮影に。
 大都会東京の美しいネオンを眼下に、冷たい夜風に吹かれながら撮影は順調に進んでいましたが、暫くしてまたしても雨が・・・。でも、何とか本降りになる前に全て取り終える事が出来ました。


【3日目】 
 今日は、いよいよPV撮影最終日。
 1週間と5日振りに会うキャストやスタッフの方々の顔に、異様なまでの懐かしさを感じつつ、撮影スタート。

 今日の撮影は、三茶の街を大声で叫びながら疾走するという、やまちゃんにとっては非常にハード極まりないものでしたが、賑やかな商店街で軽い渋滞を作りながら、撮影は順調に進みました。
 道行く人々も、誰に言われるでもなく自然に芝居をしてくれ、皆がまるでエキストラかの様に思え、三茶の人々の温かさを実感。

 一方やまちゃんは、普段大声を出したりするタイプではないので、自分の叫び声の大きさに自分で驚いていましたが、ちゃんと合計1km程の距離を全力疾走しながらイイ芝居をしていました。 

 後半は、前回に引き続き屋上での撮影に。
 今宵の屋上もやはり相変わらずの寒さでしたが、それに負けないスタッフの皆さん(薄着)の見事なチームワークで、着々とシーンを撮り終え、いよいよラストシーンを残すのみに。

 ラストは、純が泣き崩れる悲しいシーンで、そんな高度な芝居を前に、やまちゃんも最大限に気持ちを集中させていて、誰も話しかけられない様なオーラを出している彼を見ながら、私も最高の演技をと祈りました。

 そして無事、全シーンの撮影終了。

 
 

 本当に、キャスト・スタッフ含め素晴らしい方達に囲まれ助けられて、初めてのPV撮影の現場は、最後まで楽しく伸び伸びとした良い雰囲気でした。
 今回の経験で、私はやまちゃんが俳優にも向いていると確信しました。私が言うのも何ですが、やまちゃんの持って生まれた感性に、何だかすごく可能性を感じました。 
 たった3日間でしたが、その内容の濃い3日間は、やまちゃんを始め私達にとっても忘れられない日々になりました。
 名残惜しい気持ちでいっぱいでした。

 とはいえ、まだまだ編集など大変な作業が残っているので、スタッフの方々は息つく暇も無い状態だと思いますが、私達は胸いっぱいの感謝の気持ちで、完成を楽しみにしています。

 本当に、素敵な体験を有難うございました。

コメント(2)

どうもはじめまして。
blogもそうですが、貫地谷しほりさんの名前が
寛地谷しほりになっていますね(汗)
あ゛!!!
すいません!こっち直してませんでした!

しほりちゃん、度々ごめんね・・・(涙)。

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