北川忠資ちゃんコミュのタダシちゃん悔しい。

ＮＺで最後の試合も怪我なく無事終わり、留学もいよいよ残り４日です。
「早く帰りたい〜長い〜」って言ってたいたタダシちゃんも
なんか最近はちょっぴり色々考える事もあるそうです。

昨日の最後の試合後、チームメイトの前でスピーチをする事に、、、
この日に向けて、キムと一緒に練習してきたかいあって大成功だったようです。
火曜のアカデミーの練習では更に語句を増やすのでしょうか？！

こちらで試合のＭＶＰに選ばれたら何か歌を歌わなければならないそうです。
これはタダシちゃんだけかもしれないのですが、先週の試合では乾杯を熱唱したそうです。これにはチームメイトもノリノリだったそうです。

タダシちゃんの生英語が聞きたい方は日本で彼に尋ねてください。

しかも、タダシちゃんは今、英語だけでなく中国語も今少し喋れます。
私の会社のチャイニーズスタッフとも今はもう顔見知り。
いつも来るたびに「nothing to do?」と聞かれニーハォと言っています。
それ以外の簡単な単語もバッチリです。



最終試合の前の練習の出来事なんですが、

チームメイトのなん人かが練習中にコーチから、Ａチーム（プレミアリーグ）の監督にの所にいけと呼ばれていったそうです。これは次の試合一軍での試合出場を意味します。
もちろん反対側のフランカーの選手も呼ばれました。
最近、絶好調のタダシちゃんは、もちろん自分も呼ばれるものだと思っていました。
僕たちの素人目からみてもタダシちゃんは試合中目立っています。
ＭＶＰも二回もとっています。

何故俺は呼ばれないんだろうと。。。。。。。。

練習後、タダシちゃんはすぐコーチのところへ、
「何故俺は次プレミアででれないんだ？」と。。。。。

早い英語で返され、全部は理解できませんでしたが、

期間限定で来ている選手で次が最後の選手にプレミアでプレーはさせれないと、
他のチームメイトも、皆仕事を持ち朝の暗いうちから練習して、プレミアでプレーをして活躍し、いつかオークランド代表になり、その先にはオークランドブルース、
オールブラックス、と夢を持ちプレーしている、残念だが理解してくれ、お前がいい選手だと言う事は、他のだれより一番近くでみてきたコーチの俺が一番理解している。

と。。。

それを聞いた時タダシちゃんは本当に悔しかったそうです。
俺も頑張っているんだぞ！と。。。

それをタダシちゃんから聞いた時、仕事中でしたがサブイボがでました。
私事ですが、僕は感動するとゾクッとしてサブイボが出ます。
去年のＣリーグの中村俊輔のマンチェスターＵ戦のフリーキック以来の、サブイボが出ました！
いつも穏やかでアンパンマンみたいな顔しているタダシちゃんですが
その時はアスリートの顔をしていました。

僕は感動しました。

そういう状況に身を置けるタダシちゃんも羨ましいです。
その悔しさをぶつける場所があるタダシちゃんも羨ましいです。

タダシちゃんのメインは日本です。
この三ヵ月の経験をいかして、
その気持ちを忘れず日本でももっともっと活躍して欲しいです。

そして四年後またeden parkで会える事を楽しみにしています。
またＮＺでプレーしているタダシちゃんをみたいです。


別に僕はチームを批判しているわけではありません。
悔しかったら強くなれ的なＮＺのスタイルが大好きです。
確かにラグビーが有名でない国からきた外人が本場で活躍するのは難しいです。
でもいつかみてろよ的な考えをいつも僕は持っています。
日本人なので、いつかＫＩＷＩ達をギャフンといわせてやりたいです。
タダシちゃんがＫＩＷＩを吹っ飛ばすと妙に興奮します。
そしていつか日本がもっと強くなる事を密かに期待しています。
ので今から四年後が楽しみです。
四年後はここでＷカップがあります。きっとタダシちゃんは帰ってきてくれるでしょう。


車で走ればラグビーゴールがいたるところにあり、
週末はどこでもラグビー。ＢＡＲはラグビー中継しかしない。（客もそれで満足。）いつも試合会場に行って思う事は、年齢や性別をとわず、誰もがラグビーボールに触れる機会があり、みんな楽しんでいる。

このシステムこそが、世界で一番の実力の国なんだなと。
いつも思う事はこんなにラグビーしている人はいるんだ。。。
と毎回ビックリします。

ＮＺではオールブラックスを頂点として、スーパー１４、ＮＰＣ（地域代表？！）、クラブチームまできちんと階層ができていて、段階的に上を目指していける、環境があり、ラグビー人口の層の厚さが世界のトップレベルの実力をキープできているんだそうです。


明日はタダシちゃんは練習も朝だけなので、
ちょっと遠出のドライブに行ってきます。

写真はたっぷりとるのでまたアップしますー