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ななちゃん広場コミュのそうだったかなぁ・・・

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ぼくは・・・
なぜか・・・
良寛さんや一休さんなどのお坊さんが好きです。

その中で・・・
白隠さんがとても大好きです。

白隠さんは有名な方ですから・・・
みなさんもよくご存知だと思いますが・・・

ぼくは・・・
白隠さんのこの話がとっても好きなんです。

それは・・・
こういうお話なんですよ。


白隠さんのお寺の信者さんである大店の主人は、娘を時々
一緒にお寺に連れて行っていました。

あるとき、その独身の娘が「つわり」になり、しばらく
するとだんだんお腹が出てきたんです。
そんな娘を見て、父親は誰の子供かと問い詰めたのですが、
言えない事情の子供だったのでしょう・・・
娘は、「白隠さんの子供だ」と言ったらしい。

それを聞いた主人は、子供が生まれるまで待ち、その子
を連れて白隠さんのところに談判に行ったのです。
うちの娘に何をした、身に覚えがあるだろう、と。
すると、そう言われた白隠さんは・・・
「そうだったかなぁ・・・」と答えました。

主人はますます怒って、その子を白隠さんの寺に置いて
きてしまいました。
それから白隠さんは、托鉢するにも庭掃除をするのにも
その子をおんぶしたり、抱っこしたり、米のとぎ汁を飲ま
せながら、大変な日々を送っていました。
ときには貰い乳もしたようです。
托鉢するときも子供連れなので、信者さんの間では・・・
「あそこの娘に孕ませた子らしい」などと噂が広まり、
とんでもないクソ坊主だということになってしまったわけです。

ところが、これに耐え切れなかったのは娘のほうでした。
子供がどうなっているかが気になって、娘は時々見に来て
いました。一緒に托鉢に連れられている子供の様子を見て、
このまま黙っているわけにいかないと思ったのでしょう。

「本当は白隠さんの子供ではありません」
と父親である主人に告白したのです。

主人は大あわてで娘を連れて白隠さんのところへ行きました。
土下座でもしたかもしれません。
その騒動が終わって、「さぞやお怒りでしょう。しかし、
このまま事実がわからなかったら、老師はこのままお育て
になるつもりだったんですか」と訊ねられた白隠さんは・・・

「ああ、そうだったかなぁ・・・」と答えたらしい。


なんか・・・
これって・・・
すごいですよね!!!

ぼくには・・・
とてもまねはできません。

でも・・・
白隠さんは・・・
目の前に起きる現象をすべて受け入れていたんですよね!!!
何の文句も言わずに・・・
淡々とその現実を受け入れてゆく。
そして・・・
自分の正当性なんか主張せずに・・・
誰をも批判せずに・・・
ひょうひょうと・・・
こう言ってのける!!!

「そうだったかなぁ・・・」

ステキです!!!


ルンルン・・・

ありがとうございます。

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