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映画の小箱 開いてのお楽しみコミュのアカデミー賞ノミネート予想に向けて

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そろそろ、アカデミー賞のシーズンが近づいてきましたねexclamation

実は、このコミュニティでは、アカデミー賞のノミネート予想と
ノミネート発表後の受賞予想をやってみたいと思っているんですが、
突然「アカデミー賞の予想をしてください」なんて言われても、なかなかできないですよね。

ってなわけで、ここで今年度のアカデミー賞についての情報を書きたいと思います。
予想の際、参考にしてみてください。

■作品賞情報■
?コーエン兄弟の久々の快作と言われている『ノーカントリー』が超有力。
批評家からは大絶賛に包まれ、興行成績共にも大成功。
でも、評価が高くてもオスカー受けしにくいコーエン兄弟。果たして…

?『ノーカントリー』の対抗馬になりそうなのは、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督の"Atonement"
一時は『ノーカントリー』を凌ぐ勢いを見せたが、最近になって評価が下がり気味なのが気になる。

?そのほかにも有力作ずらり。
ジョージ・クルーニーの"Michael Clayton"。

ティム・バートンがジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーターを使ってきたリメイクミュージカル『スウィーニー・トッド』。

同じく、ミュージカルで大絶賛された『ヘアスプレー』。

寡作の演技派、ダニエル・デイ・ルイス主演の"There Will Be Blood"。

リドリー・スコットがデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウという二大強力スターで贈る『アメリカン・ギャングスター』。

6人の俳優が伝説的ミュージシャン、ボブ・ディランを演じた実験作"I'm Not There"。

俳優、ショーン・ペンが監督に挑んだ"Into the Wild"。

去年、サンキュー・スモーキングで注目された監督が放つ、ティーンの妊娠コメディ"Juno"。

大絶賛か大不評か、どちらになるかまだ分からない"Charlie Wilson's War"

などなど。

■監督賞情報■
?やはり、一番の注目は『ノーカントリー』のコーエン兄弟。
映画は映画人にも一般人にも大好評。作品賞よりも監督賞の可能性のほうが高い。

?"Juno"のジェイソン・ライトマンは、去年、好評だった『サンキュー・スモーキング』で無視されてしまった。
その分の票も今年取り込めるかも?
若そうな監督なので不利になるかも(監督賞はヴェテランが優遇されやすい)。

?"Atonement"のジョー・ライトは、作品の評価からしてノミネートされそうだが、やはり若すぎるところがネックになりそう。

?アカデミー賞では、俳優が監督に挑戦してよい作品を作ると評価されやすい。
今年監督に挑戦した俳優出身者で注目なのは、
"Into the Wild"のショーン・ペンと"Gone Baby Gone"のベン・アフレック。
今のところ、ショーン・ペン優勢との見方が強いがベン・アフレックも批評家からラブコールを受けている。

?他にも有力監督は多い。
『スウィーニー・トッド』のティム・バートン。
"I'm Not There"のトッド・へインズ。
などなど。

…ちょっと時間がないので、ひとまずここまでにしますが、今後、演技賞などの注目俳優を書いていきます。
また、新しい情報も入手したら書き足していきます。

あと、他の方で何か情報があって教えていただける方がいたら、このトピックに書き込んでください。

コメント(11)

演技賞の情報を書き足したいと思います。

■主演男優賞情報■
?"There Will Be Blood"のダニエル・デイ=ルイスが久々の映画出演で注目を浴びている。
毎回入念に役柄を作りあげることで有名だが、今回もやってくれている模様。
一度受賞済みだが、この人が一度しか獲っていないのはむしろ意外。ということは…

?今、最も期待されている若手俳優の一人、ジェームズ・マカボイが、注目作"Atonement"に出演している。
作品の中で、最も素晴らしい演技を見せているのは彼だという噂も。
去年は『ラスト・キング・オブ・スコットランド』で、素晴らしい演技を見せるも落選。
そのことを覚えている人は多いはず!今度こそ!!

?『ノーカントリー』で主演を飾るジョシュ・ブローリン。
ってか、それ誰だよ?実は1985年の映画『グーニーズ』で主人公のお兄ちゃんを演じていた人。
ここへ来てついにブレイク!作品の評価も高く、ノミネートされる可能性は高い。
が、助演男優に票を奪われる危険もかなり高い。

?運動機能を失った記者を演じるフランス人俳優マチュー・アマルリックが外国人俳優でありながらノミネート圏内に位置している。作品の評価もとても高いのでノミネートされるかも?
ちなみに、今年は全部門で外国人俳優が揮う年になりそうな予感。

?他の注目俳優は
"Michael Clayton"で主演を務めるジョージ・クルーニー。

『スウィーニー・トッド』で、またまたティム・バートンと組み、血みどろミュージカルで歌声を披露するジョニー・デップ。

"Eastern Promises"で、迫力ある演技で謎の男を演じるヴィゴ・モーテンセン。
などなど。

■主演女優賞情報■
?『エディット・ピアフ 愛の讃歌』で実在の歌手を演じたマリオン・コティヤールが絶賛を勝ち取っている。
しかし、フランス人女優、フランス語映画というハンデもある。
最近高評価を得始めたライバルたちも多い。果たして…

?アニメの世界から現実の世界へやってきたプリンセスを描いたディズニー大作『魔法にかけられて』のエイミー・アダムズが魅力を爆発させ絶賛されている。
明らかにオスカー好みでない作品だが、一部では受賞もありえるとまで言われている。

?ティーンの妊娠コメディ"Juno"で主人公の少女を演じるエレン・ペイジの演技が大好評。
作品の評判も良いし、その中でも一番の賛辞を受けているのは彼女。
ノミネートは確実との声も多い。
去年の『ハード・キャンディ』でも注目されており、最近絶好調の様子。

?『ウェイトレス おいしい人生の作り方』のケリー・ラッセルは心のこもった演技と批評家から高い評価を受けている。
が、公開時期が早すぎて、だんだん忘れられてしまっているような…
"Juno"と同じく妊娠コメディ。さらに、同じ妊娠コメディにはサプライズヒットを飛ばした"Knocked Up"もある。
票を食い合うことになったら…

?サラ・ポーリーが監督に挑戦した"Away from Her"で、認知症の女性を演じたジュリー・クリスティも高評価を得た女優の一人。
が、やはり公開時期が早すぎて忘れられる可能性が高い。
若手が活躍しやすい部門なので、もしかしたら不利かも。既に候補経験もあるし。

?他の注目女優は
『マイティ・ハート 愛と絆』で久々に高評価を得たアンジェリーナ・ジョリー。

"The Savages"で、フィリップ・シーモア・ホフマンときょうだいに扮したローラ・リニー。

『スウィーニー・トッド』で夫、ティム・バートン作にまたまた出演しているヘレナ・ボナム=カーター。
などなど。

また今度、助演賞の情報を載せていきます。
■助演男優賞情報■
?『ノーカントリー』のハヴィエル・バルデムが恐ろしいほどの大絶賛を獲得している。
『羊たちの沈黙』のレクター博士のように、映画史にその名を残す名悪役を演じているとのこと。
『海を飛ぶ夢』で候補から落とされた恨みを晴らすときが来たのかもしれない。
…が、去年は作品賞の大本命と言われていた『ドリーム・ガールズ』が落選したりしている。
安泰と思ったら痛い目にあうかもよ。

?"Michael Clayton"のトム・ウィルキンソンが主演のジョージ・クルーニーを喰う名演を見せている。
ベテラン演技派だが、意外にもまだ一度しかオスカー候補になっていない。
それを考えると、いい演技をしたら即候補入りしそうな予感。
しかし、キャンペーン活動はあくまでクルーニー中心に行うとか。
キャンペーン力のなさで候補落ち、なんてことになったりして。

?『潜水服は蝶の夢を見る』で、運動機能を失った記者の父親を演じるマックス・フォン・シドーが絶賛されている。
が、外国語映画、外国人俳優というリスクもあるし、主演のマチュー・アマルリックに注目が集まってしまう可能性も高い。
ちなみに、以前、外国語映画賞に輝いた『ペレ』で主演男優賞にノミネートされた経験がある。

?『ジェシー・ジェームズの暗殺』でジェシー・ジェームズ暗殺を企てる男を演じたケイシー・アフレックが、主演のブラッド・ピットを完全に喰っているとのこと。
兄、ベン・アフレックが監督した"Gone Baby Gone"にも出演し、好評得ているので、それと合わせてアカデミー賞で評価されるかもしれない。
しかし、スターパワーで注目はブラッド・ピットへ向いてしまうかもしれない。

?注目作"Charlie Wilson's War"で、最も旨みのある役を演じていると評判なのは、フィリップ・シーモア・ホフマン。
今年はローラ・リニーと共演した"The Savages"にも出演し、高評価を得ている。
どちらかでノミネートされるだろうと考えられるが、その分票割れしてしまう可能性は高い。
ちなみに、一度『カポーティ』で主演男優賞を獲得済み。

?大絶賛ミュージカル『ヘアスプレー』で、女装して主人公のママを演じたジョン・トラボルタが注目されている。
女装姿のインパクトが強く、そのおかげでノミネートは確実だと見られている。
しかし、今年も助演男優賞はつわものぞろい。
出演作はオスカー向きの映画ではないし。

?去年、作品賞候補に挙がった『リトル・ミス・サンシャイン』でおにいちゃんを演じていたポール・ダノは今年も注目作"There Will Be Blood"に出演している。
実は去年の『リトル・ミス・サンシャイン』でも、「ノミネートされるべきだった」と一部で囁かれており、その分の評価も、今年、得られるかもしれない。
でも、やっぱり若すぎる。
演技賞の中では最もベテランが優遇されやすい部門なので、少し厳しいかもしれない。

■助演女優賞情報■
?6人の俳優がボブ・ディランを演じる"I'm Not There"では、ケイト・ブランシェットが最も高い評価を得ている。
助演女優賞では、最も有力な女優だが、主演で推されるとの噂が流れており、そうなるとノミネートすら危うい状態になってしまうかも。
この部門はすでに受賞済み。

?ベン・アフレック初監督作"Gone Baby Gone"でドラック中毒の母親を演じるエイミー・ライアンが高評価を得ている。
この映画からは、ベン・アフレックの監督賞、脚本賞、そして彼女の助演女優賞が最もノミネートされる可能性が高い。
しかし、興業的には不発に終わり、注目度はさほど高くないかも。
となると、無名の彼女よりはアフレックに評価が傾きそう。

?演技派女優、テルダ・スウィントンが"Michael Clayton"に出演している。
超演技派でありながら、意外にも一度もオスカー候補に挙がったことがなく、それだけに、今度高評価を得ればノミネートされる可能性はかなり高い。
『ディープ・エンド』での名演で候補漏れしたことを知っている管理人は密かに応援している。
しかし、クルーニーやウィルキンソンなど、共演俳優と票割れしてしまい、候補落ちする可能性も…
アカデミー賞の前夜祭とも言われるゴールデン・グローブ賞のノミネーションが発表されましたexclamation
アカデミー賞と被ることが多いので、要チェックです電球

ゴールデン・グローブ賞、主要部門ノミネート結果


★☆ドラマ部門★☆

◆作品賞
アメリカン・ギャングスター(リドリー・スコット監督)
つぐない "Atonement"(ジョー・ライト監督)
Eastern Promises(デヴィッド・クローネンバーグ監督)
The Great Debaters(デンゼル・ワシントン監督)
Michael Clayton(トニー・ギルロイ監督)
ノーカントリー(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)
There Will Be Blood(ポール・トーマス・アンダーソン監督)

◆主演男優賞
ジョージ・クルーニー(Michael Clayton)
ダニエル・デイ=ルイス(There Will Be Blood)
ジェームズ・マカヴォイ(つぐない"Atonement")
ヴィゴ・モーテンセン(Eastern Promises)
デンゼル・ワシントン(アメリカン・ギャングスター)

◆主演女優賞
ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)
ジュリー・クリスティ(Away from Her)
ジョディ・フォスター(ブレイブ ワン)
アンジェリーナ・ジョリー(マイティ・ハート 愛と絆)
キーラ・ナイトレイ(つぐない "Atonement")


★☆ミュージカル/コメディ部門☆★

◆作品賞
Across the Universe(ジュリー・テイモア監督)
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"Charlie Wilson's War"(マイク・ニコルズ監督)
ヘアスプレー(アダム・シャンクマン監督)
Juno(ジェイソン・ライトマン監督)
スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(ティム・バートン監督)

◆主演男優賞
ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
ライアン・ゴズリング(Lars and the Real Girl)
トム・ハンクス(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"Charlie Wilson's War")
フィリップ・シーモア・ホフマン(The Savages)
ジョン・C・ライリー(Walk Hard: The Dewey Cox Story)

◆主演女優賞
エイミー・アダムス(魔法にかけられて)
ニッキー・ブロンスキー(ヘアスプレー)
ヘレナ・ボナム=カーター(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)
エレン・ペイジ(Juno)

☆★共通部門★☆

◆監督賞
ティム・バートン(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)
ジュリアン・シュナーベル(潜水服は蝶の夢を見る)
リドリー・スコット(アメリカン・ギャングスター)
ジョー・ライト(つぐない"Atonement")

◆助演男優賞
ケイシー・アフレック(ジェシー・ジェームズの暗殺)
ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)
フィリップ・シーモア・ホフマン(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"Charlie Wilson's War")
ジョン・トラヴォルタ(ヘアスプレー)
トム・ウィルキンソン(Michael Clayton)

◆助演女優賞
ケイト・ブランシェット(I'm Not There)
ジュリア・ロバーツ(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"Charlie Wilson's War")
セルシャ・ローナン(つぐない"Atonement")
エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)
ティルダ・スウィントン(Michael Clayton)

◆脚本賞
つぐない"Atonement"
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"Charlie Wilson's War"
潜水服は蝶の夢を見る
Juno
ノーカントリー
■■作品賞情報■■

?ショーン・ペン監督の“Into the Wild”が作品賞に上がってきそうな気配。
前哨戦でもかなりいいポジションを得ている。
が、作品の規模、話題性という点では弱い。
現代の生活を棄て、自然に帰ろうとし、アラスカへ向かう青年を描いたドラマ。


?身体機能を失うフランス人記者を描いた『潜水服は蝶の夢を見る』が大絶賛に包まれ
外国語映画でありながら、作品賞にノミネートされてもおかしくないとの声が多数上がっている模様。
でも、やっぱり外国語作品だしね…『海を飛ぶ夢』の二の舞になったりは…

?ダニエル・デイ=ルイス主演の“There Will Be Blood”が高評価を得て、作品賞にノミネートされそうな位置に。
でも、デイ=ルイスに注目が集まってしまって、作品賞では無視されるなんてことには…

■■監督賞情報■■

?“There Will Be Blood”のポール・トーマス・アンダーソンが、監督賞でもノミネートされる可能性が高くなってきている模様。

?『潜水服は蝶の夢を見る』のジュリアン・シュナーベルも外国人監督、外国語映画でありながら、その高い評価から監督賞にノミネートされてもおかしくないとのこと。
しかし、実は、今年のカンヌ映画祭で監督賞を受賞しており、アカデミー賞がカンヌでの受賞作を敬遠することを考えると、不利になるかもしれない。

?『君のためなら千回でも』のマーク・フォースターが監督賞にノミネートされても良い位置に。
アフガニスタンを舞台にし、アメリカ帰りの男性の姿を描く。

■■主演女優賞情報■■

?“Away from Her”で素晴らしい演技を見せながら、公開時期が早すぎたため、ノミネート発表の頃には忘れられているのではないかと危惧されていたジュリー・クリスティのノミネートが、確実視されてきている。
『エディット・ピアフ』のマリオン・コティヤールに並んできそうな気配。
でも、受賞者だから、不利?

?“The Savages”での素晴らしい演技で、批評家から絶賛されていたローラ・リニーだが、なんと、ゴールデン・グローブ賞で候補落ちしてしまった!!
しかし、年々ゴールデン・グローブ賞のアカデミー賞への影響力は減ってきているとの声もあり、
さらに、今年はミュージカル/コメディ部門に力のある主演女優が固まってしまった感がある。
まだまだ、ノミネートされる可能性は高い。

■■助演女優賞情報■■

?ベン・アフレック監督作“Gone Baby Gone”のエイミー・ライアンが急激に追い上げている。
無名の俳優でも活躍できる部門だし、ケイト・ブランシェットの二度目の受賞を妨げる可能性があるとのこと。

■■作品賞情報■■

?アメリカのアフガニスタン政策の様子を描く風刺劇『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』が、思いがけず「まずまずの評価」という、絶賛でも、大不評でもない中途半端な評価を受けている模様。
トム・ハンクスが「アル中で女好きの州議員」を演じる。ま、まさか!フォレスト・ガンプが!!

?ティム・バートン監督作『スウィーニー・トッド』が大絶賛に包まれている。
残虐な作品だが、バートンならではの映像美により画面から魅力が爆発している、と高評価。
登場人物の描き方も一級とのこと。
オスカー初ノミネーションも期待できるのでは?
ただし、興業的には非常に残念なスタートのようで、そこで足を引っぱられる可能性は大。

?ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール共演のリメイク西部劇『3:10 to Yuma』のキャンペーンのため、映画会社が乗り出した。
DVD、100,000枚バラマキ作戦を決行する模様。…その作戦、どうなんだろう?
監督は、『17歳のカルテ』、『ウォーク・ザ・ライン』のジェームズ・マンゴールド。

? “Michael Clayton”の邦題が『フィクサー』に決定。

?“I'm Not There”の邦題が『アイム・ノット・ゼア』に決定。

■■監督賞情報■■

?『スウィーニー・トッド』のティム・バートンは、作品賞の欄に書いたとおり、大絶賛を勝ち取り、ノミネーションの可能性に現実味が出てきている模様。
…興行成績を気にしなければ。

?6人の俳優がボブ・ディランを演じた作品、『アイム・ノット・ゼア』のトッド・へインズが監督賞にノミネートされるかもしれないとの声多数。

?“The Great Debaters”で監督に挑戦したデンゼル・ワシントンが高評価を受けている模様。
以前、監督に挑戦した『アントワン・フィッシャー』も素晴らしかったので、期待できるかもしれない。

■■主演男優賞情報■■

?これまで、ずっと名脇役として活動してきたジョン・C・ライリーが“Walk Hard: The Dewey Cox Story”で堂々の主演を飾り、賛辞を受けている。
『シカゴ』、『今宵、フィッツジェラルド劇場で』で披露済みの歌唱力と旨味のあるコミカルな演技で魅せていると評判。
ただ、ミュージカル・コメディ部門が存在しないアカデミー賞でノミネートされるのは厳しいかも…

?『スウィーニー・トッド』のジョニー・デップの演技が大好評。
演じるキャラクターは殺人狂であるが、そのキャラクターの悲しみ、怒りを体現することに成功し、さらにユーモアを注ぎ込むことにも成功していて、素晴らしいとのこと。
ただ、歌唱力には多少問題があるとの指摘も。最初はミュージシャン志望だったのにね…。

■■主演女優賞情報■■

?『スウィーニー・トッド』のヘレナ・ボナム=カーターがデップと共に高評価を得ている。
キャラクターから滲み出る邪悪さを体現した素晴らしい演技に、こちらもやはりユーモアを加えた素晴らしい仕上がりとのこと。
ただ、なぜ、主演で推すのかは理解しがたい。助演で推した方が強いはずだが…。

■■助演女優賞情報■■

?『つぐない』(原題はAtonement)からは、シーアシャ・ローナン、ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーブの三人の強力な助演女優が存在するが、一体誰が来るのだろうか?
だが、これだけ人数がいると、票割れして誰もノミネートされないかもしれない…。
■■作品賞情報■■

?“Juno”の邦題が『JUNO ジュノ』に決定。

?フランス語映画『潜水服は蝶の夢を見る』の作品賞候補の可能性が高くなってきている。
フランス語映画ではあるが、フランスからの外国語映画賞出品作ではないので、(出品作はアニメ映画の『ペルセポリス』)アカデミー賞が本作を評価する場は主要部門しかなくなってしまうからだ。
ただし、以前同じような状況になったスペイン映画の『トーク・トゥ・ハー』は作品賞ではなく監督賞、脚本賞で評価された。
なにも作品賞で評価しなくてもいい?

?エレン・ペイジの主演女優賞で最も注目されている『JUNO ジュノ』は2007年度の『リトル・ミス・サンシャイン』と言われている。
『リトル・ミス〜』と同じように、かわいらしいコメディで、限定公開作ながら大人気を勝ち取り、現在興行成績5位にまで浮上している。
これからさらに公開館数を増やすことに成功すれば、『リトル・ミス〜』以上の成功を期待できる。
これで、作品賞候補の期待もさらに高まった。

?“There Will Be Blood”の邦題が『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に決定。

■■主演男優賞情報■■

?“Lars and the Real Girl”という、ネットで見つけた人形と奇妙な関係を持つ孤独な青年を描いたコメディで、ライアン・ゴズリングが高い評価を得ている。
もともと、批評家から絶賛されていた上、ゴールデン・グローブ賞や俳優組合賞など、アカデミー賞に影響力のある賞にノミネートされた。
しかし、対象作はアカデミー賞好みの映画とは言えず、注目度が高い訳でもない。
しかも、彼は去年も26歳という若さでこの部門でノミネートされている。
20代の若い俳優が2年連続でノミネートされるだろうか?

?↑ゴズリングがノミネートされた場合、候補落ちすることが予想されるのは『つぐない』のジェームズ・マカボイ。
主演男優賞には「若手枠」と言われるものがある。
5人のうち一人は若手がノミネートされる可能性がある、というものだ。
おそらく今年はゴズリングとマカボイがこの席を争うことになりそう。
演技の評価自体はゴズリングのほうが良さそうだが、
マカボイは去年『ラスト・キング・オブ・スコットランド』で熾烈な助演候補争いに敗れて候補落ちしており、一方ゴズリングはちゃっかり主演で候補入りしている。
さらに、マカボイの出演作『つぐない』は今年、最も注目を集めている映画の一つ。
つまり、演技ではゴズリングが上、でも状況的にはマカボイが有利。
どっちに転ぶだろうか?でも、二人ともノミネートされない可能性も…。
ちなみに年齢はゴズリング27歳、マカボイ28歳。
↓↓残念なお知らせ↓↓
アメリカ脚本家のストの影響で、ゴールデングローブ賞の授賞式が行われないことになったそうです。
受賞者はプレスリリースで発表だとか…。
アカデミー賞に向けて一番盛り上がる時期だというのにしらけますね…。


■■ブロードキャスト映画批評家協会賞受賞結果■■

アカデミー賞の前哨戦の中で、最も重要だと言われているらしい「ブロードキャスト映画批評家協会賞」の受賞者が発表されました。以下は主要部門関係の受賞結果です。

☆作品賞…『ノーカントリー』

☆監督賞…ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)

☆主演男優賞…ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)

☆主演女優賞…ジュリー・クリスティ(Away from Her)

☆助演男優賞…ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)

☆助演女優賞…エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)

ゴールデン・グローブ賞の受賞結果が発表されました。
主要部門の受賞結果は以下の通りです。


■■ゴールデン・グローブ賞■■

候補作/候補者の名前を書いています。★マークが受賞作品/受賞者です

<ドラマ部門>

◆作品賞
 アメリカン・ギャングスター(リドリー・スコット監督)
 ★つぐない(ジョー・ライト監督)
 Eastern Promises(デヴィッド・クローネンバーグ監督)
 The Great Debaters(デンゼル・ワシントン監督)
 フィクサー(トニー・ギルロイ監督)
 ノーカントリー(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督)
 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(ポール・トーマス・アンダーソン監督)

◆主演男優賞
 ジョージ・クルーニー(フィクサー)
 ★ダニエル・デイ=ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
 ジェームズ・マカヴォイ(つぐない)
 ヴィゴ・モーテンセン(Eastern Promises)
 デンゼル・ワシントン(アメリカン・ギャングスター)

◆主演女優賞
 ケイト・ブランシェット(エリザベス:ゴールデン・エイジ)
 ★ジュリー・クリスティ(Away from Her)
 ジョディ・フォスター(ブレイブ ワン)
 アンジェリーナ・ジョリー(マイティ・ハート 愛と絆)
 キーラ・ナイトレイ(つぐない)


<ミュージカル/コメディ部門>

◆作品賞
 Across the Universe(ジュリー・テイモア監督)
 チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(マイク・ニコルズ監督)
 ヘアスプレー(アダム・シャンクマン監督)
 JUNO ジュノ(ジェイソン・ライトマン監督)
 ★スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(ティム・バートン監督)

◆主演男優賞
 ★ジョニー・デップ(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
 ライアン・ゴズリング(Lars and the Real Girl)
 トム・ハンクス(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー)
 フィリップ・シーモア・ホフマン(The Savages)
 ジョン・C・ライリー(Walk Hard: The Dewey Cox Story)

◆主演女優賞
 エイミー・アダムス(魔法にかけられて)
 ニッキー・ブロンスキー(ヘアスプレー)
 ヘレナ・ボナム=カーター(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
 ★マリオン・コティヤール(エディット・ピアフ 愛の賛歌)
 エレン・ペイジ(JUNO ジュノ)

<共通部門>

◆監督賞
 ティム・バートン(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(ノーカントリー)
 ★ジュリアン・シュナーベル(潜水服は蝶の夢を見る)
 リドリー・スコット(アメリカン・ギャングスター)
 ジョー・ライト(つぐない)

◆助演男優賞
 ケイシー・アフレック(ジェシー・ジェームズの暗殺)
 ★ハヴィエル・バルデム(ノーカントリー)
 フィリップ・シーモア・ホフマン(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー)
 ジョン・トラヴォルタ(ヘアスプレー)
 トム・ウィルキンソン(フィクサー)

◆助演女優賞
 ★ケイト・ブランシェット(アイム・ノット・ゼア)
 ジュリア・ロバーツ(チャーリー・ウィルソンズ・ウォー)
 セルシャ・ローナン(つぐない)
 エイミー・ライアン(Gone Baby Gone)
 ティルダ・スウィントン(フィクサー)

…という結果になったようです。
しかし、アカデミー賞のノミネートの投票は、すでに終わってしまっているため
この結果がノミネートに影響することはないようです。
評価の傾向を参考にして見てください。
(ただし、外国語記者協会の好みに偏った結果になっていると思うので、アカデミー賞とは少しずれが生じるかもしれません)
アカデミー賞のノミネーション発表が間近に迫ってきましたね!
そこで、今までたくさん書いた情報を分かりやすいようにまとめたいと思います。
有力俳優(作品)、あるいは映画賞候補俳優(作品)として名前の上がった俳優、作品を、タイトル別に書いていきます。

☆ノーカントリー☆
作品賞
監督賞(ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン)
主演男優賞(ジョシュ・ブローリン)
助演男優賞(ハヴィエル・バルデム)

☆つぐない☆
作品賞
監督賞(ジョー・ライト)
主演男優賞(ジェームズ・マカボイ)
主演女優賞(キーラ・ナイトレイ)
助演女優賞(セルシャ・ローナン、ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレーブ)

☆フィクサー☆
作品賞
監督賞(トニー・ギルロイ)
主演男優賞(ジョージ・クルーニー)
助演男優賞(トム・ウィルキンソン)
助演女優賞(テルダ・スウィントン)

☆スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師☆
作品賞
監督賞(ティム・バートン)
主演男優賞(ジョニー・デップ)
主演女優賞(ヘレナ・ボナム=カーター)

☆ヘアスプレー☆
作品賞
主演女優賞(ニッキー・ブロンスキー)
助演男優賞(ジョン・トラボルタ)

☆ゼア・ウィル・ビー・ブラッド☆
作品賞
監督賞(ポール・トーマス・アンダーソン)
主演男優賞(ダニエル・デイ=ルイス)
助演男優賞(ポール・ダノ)

☆アメリカン・ギャングスター☆
作品賞
監督賞(リドリー・スコット)
主演男優賞(デンゼル・ワシントン)

☆アイム・ノット・ゼア☆
作品賞
監督賞(トッド・へインズ)
助演女優賞(ケイト・ブランシェット)

☆Into the Wild☆
作品賞
監督賞(ショーンペン)
主演男優賞(エミール・ハーシュ)
助演女優賞(キャサリン・キーナー)

☆JUNO ジュノ☆
作品賞
監督賞(ジェイソン・ライトマン)
主演女優賞(エレン・ペイジ)

☆チャーリー・ウィルソンズ・ウォー☆
作品賞
主演男優賞(トム・ハンクス)
助演男優賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)
助演女優賞(ジュリア・ロバーツ)

☆Eastern Promises☆
作品賞
主演男優賞(ヴィゴ・モーテンセン)

☆The Great Debaters☆
作品賞
監督賞(デンゼル・ワシントン)

☆Across the Universe☆
作品賞

☆潜水服は蝶の夢を見る☆
作品賞
監督賞(ジュリアン・シュナーベル)
主演男優賞(マチュー・アマルリック)
助演男優賞(マックス・フォン・シドー)

☆Gone Baby Gone☆
監督賞(ベン・アフレック)
助演女優賞(エイミー・ライアン)

☆君のためなら千回でも☆
監督賞(マーク・フォースター)

☆Lars and the Real Girl☆
主演男優賞(ライアン・ゴズリング)

☆The Savages☆
主演男優賞(フィリップ・シーモア・ホフマン)
主演女優賞(ローラ・リニー)

☆Walk Hard: The Dewey Cox Story☆
主演男優賞(ジョン・C・ライリー)

☆エディット・ピアフ☆
主演女優賞(マリオン・コティヤール)

☆魔法にかけられて☆
主演女優賞(エイミー・アダムズ)

☆ウェイトレス おいしい人生の作り方☆
主演女優賞(ケリー・ラッセル)

☆Away from Her☆
主演女優賞(ジュリー・クリスティ)

☆マイティ・ハート 愛と絆☆
主演女優賞(アンジェリーナ・ジョリー)

☆エリザベス:ゴールデン・エイジ☆
主演女優賞(ケイト・ブランシェット)

☆ブレイブ ワン☆
主演女優賞(ジョディ・フォスター)

☆ジェシー・ジェームズの暗殺☆
助演男優賞(ケイシー・アフレック)
今更ですが、情報書き足します。それにあわせて、↑の一覧を一部変更しました。
すみません。

■監督賞情報■

?『フィクサー』のトニー・ギルロイが作品の評価とクルーニーのバックアップのおかげでノミネートされそうな気配。
ジェイソン・ボーンシリーズで脚本を務めていた人。初監督作品。

■主演男優賞情報■

?この部門での若手枠の争いは、ライアン・ゴズリング(Lars and the Real Girl)vs.ジェームズ・マカボイ(つぐない)かと思われていたが、
マカボイはおくれをとり、“Into the Wild”のエミール・ハーシュに席を奪われてしまったようだ。
つまり、若手枠は現在、ゴズリングvs.ハーシュ。
でも、マカボイもまだ死んではいない。
ゴズリングとハーシュの間で票が割れた時、マカボイ浮上してきそうな気配ありあり。

■助演女優賞■

俳優、ショーン・ペンがメガホンを取った“Into the Wild”に出演しているキャサリン・キーナーがノミネート圏内に。
もともと助演女優として活躍してきており、『カポーティ』等の作品からも、この部門からノミネートされている演技派。

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