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もうひとつの美術館 -+MOB+-コミュの「スタジオクーカパーティ」開催中です

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朝日デジタル
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001209190003


那珂川町の旧小学校校舎を再利用して作られた施設「もうひとつの美術館」(梶原紀子館長)で、神奈川県の障害者らによる作品展が開かれ、多くの来館者でにぎわっている。多彩な色づかいや構図の面白さなど、約90点の作品の多くが新鮮な魅力にあふれている。12月9日まで。


 作品を出品しているのは同県平塚市の障害者支援施設「スタジオクーカ」に通う障害者たち。知的障害や精神障害、身体障害といったさまざまな障害がある人たちが施設のアトリエに通いながら創作活動を続けている。


 「スタジオクーカパーティー」と銘打った今回の作品展には、はがき大の作品から、大きなものは1・5メートル×1メートルのものまで、15人による計87点が紹介されている。初日の15日にはオープニングイベントとして、施設の障害者たちがオリジナルの脚本による人形劇を披露した。


 目を引くのは色の鮮やかさと構図の面白さだ。作品のひとつ「ほっぺ」(松本倫子さん)は、寝転がるネコを多彩な色づかいで表現している。


 「クーカ」は、障害者アートで知られる授産施設「工房絵(かい)」から3年前に独立した。「クーカ」の運営会社を営む関根幹司さん(57)は、その「工房絵」の元施設長を務めていた。「障害者の就職は今も難しい」と指摘。「障害者の働く選択肢を少しでも広げたい。創作・表現を支える活動。楽しいことを仕事につなげたい」


 障害者らと創作活動を始めた当初は、保護者の理解も少なく、「こんなもの芸術じゃない」「単純な仕事を教えてくれ」と反発も多かった。作品を集めて開いた展覧会では「作品をゴミと間違われて捨てられたこともあった」と関根さん。


 しかし、施設を訪れたデザイナーの紹介で東京・原宿で作品展を開くと、表現力の斬新さが話題となり、作品への評価はがらりと変わった。


 「クーカ」には「作品やアトリエがみたい」と多くのファンが来所するという。販売された作品の収入は、半額を作家、残りの半額は施設と他の作家で分けて支えあう。「もうひとつの美術館」などで販売される人形やポーチなども人気で、施設を支える収入の一つとなっている。


 「作品への理解が広がり、アトリエを利用する障害者も増えてきた」と関根さん。「アトリエで影響しあった作家たちの、アートの概念を崩すような作品が魅力です」


 梶原館長は「有名作家だけではなく、若い実力のある作家を紹介したかった。作品は創作の楽しさが伝わるような色づかいや構図。アトリエの雰囲気が伝わるような展覧会を楽しんでほしい」と話している。


 美術館の開館は午前10時〜午後5時(入館は同4時半まで)。
月、火曜日は休館。(浜田知宏)


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