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TONY LIDDLE BAND 日本応援団コミュのalbum?Tony Liddle & Frontier「No Form No Void」

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Tony Liddle & Frontier"No From No Void"(1982)
FRONTIER時代のLiveとしてはAlley Catが存在するが、スタジオ録音としては、"PEA SANDWICH"に2曲、そして、この作品のみでしか聴けないだけに、大変貴重であり、また、この時期にしか聴けないProg色の含んだBritish-HR(曲によってはUS-Prog色も感じる)は、何故メジャー・デビュー出来なかったのかが不思議な程に高品質で、NWOBHMブームに、もっと幅広い音楽性まで評価する機運があれば、このFRONTIERは・・・・と思わずにはおられない。

Recording member:Tony Liddle/Phillip Morrell/Pete Owens/Colin Forbes/Jeremy Bannister/Robert Smith/Gary Cowie/Des Mulvaney(dr)/Trevor Fenwick


(1)COURT YOUR DAUGHTER

SERGEANTのアルバム"MISSING LINGS"、また、ソロ作の"FISHING FOR FISH FOR CATS"、そして、この曲の極めて初期の段階と思われるテイクを収めた"PEA SANDWICH"と、計4テイク存在するが、このアルバムのテイクが最もクセのない"哀愁含みのHR"を上手く表現しており、このメンバーの相性の良さを感じる仕上がりだ。

(2)ARRANGING

この曲も"MISSING DRINKS"に収録されているが、SERGEANTのテイクよりはマッタリとした仕上がりで、Popさが際立っている。また、SERGEANTではROBB WEIR(TYGERS OF PAN TANG)の粘り気の強いギターとは異なり、Gary MooreがG-FORCE時代に作っていたシャープなギター音を手本にしたサウンドによって、切れ味が増しているのが面白い。

(3)DOWN INSIDE

この曲も"MISSING DRINKS"に収録されていたが、テンポを抑え、グッと情感を滲ませたテイクになっており、Tonyの哀愁度の高い歌が絶品な状態で聴けるのが嬉しい。アレンジも若干違い、ギター・ハーモニーがキメとして登場するにも嬉しい。

(4)CHANGE OF HEART

シットリとキィーボードをバックに歌い上げるバラッド調の前半から、フュージョン調に変化するスペーシーなRock・Tuneだ。途中、Tonyではないメンバーが歌っている場面が出て来たり、ギター・ソロも荒削りな仕上がりだが、Gary Mooreを意識したプレイで、見事に弾き切っている。決して、速いフレーズで押し切る事は無いが、G-FORCEを聴いた事がある方はニヤリ!とする筈だ。ただし、一瞬だけ音が一方に片寄るのが残念。

(5)NO FORM NO VOID

ヘビーなブルーズ調のリフから始まるが、サビではスペーシーな広がりのある展開がユニークで、長いキィーボードのソロ、ギター・ソロと演奏陣の聴かせ所も組み込まれているのも大きな特徴だ。もっと燃え上がるようなソロ合戦にしても良かったが、そこはTonyの歌が主役なBandだけに仕方が無いだろう。

(6)STATIC LIGHT

最新Best−Album"FIDDLESTICKS"に収録されているのと同テイクなので違いなどは全く無いが、小気味良いProg調ーHRは、まさにこの時期ならではで、聴く度に、NWOBHMブームの偏狭さを恨んでしまう。

(7)IF YOU WANT MY LOVING
Live-Album"ALLEY CAT..."の中でも1,2を競う大好きな曲のスタジオ・バージョンが聴けるだけでも夢の様で、このProg-HRの名曲が、これまで殆ど聴かれる機会を得なかった事を大変残念に感じられるほど、素晴らしい曲だ!

(8)STRANGEWAYS

この曲もLive-Album"ALLEY CAT..."に収録されていたが、ややテンポを抑え、一音、一音確認するかの様な演奏が凄みを感じさせている。タイプ的には、これもProg-HRだが、コーラスの使い方がユニークで、惹き込まれてしまう。素晴らしい以上の言葉が見当たらない・・・凄い!

(9)WHAT DO YOU WANT

Keyとギターの心地良いハモリから始まるPop-HR。爽快感を感じる所はUS-Prog-HR的だ。リラックスしたTonyの歌も素晴らしく、大陸的な開放感が堪らない。また、SaxphoneのソロもGOOD!!で、そこからSax&ギターのハモリを挟んで、ギター・ソロに展開するのも斬新だ。

(10)If You Want My Loving

tr-7のテイク違いで、演奏しているメンバーも違う。その為か、幾分探り探りな状況を感じてしまう。ややテンポも遅く、その分ヘビーな仕上がりだ。TonyのVocalに深くエコーを掛けているのも、このテイクの特徴だろう。また、Drummerの腕はtr-7の方が上だ。

(11)What do You Want

こちらもtr-9のテイク、メンバー違いで、tr-10と同じ日に録音されている。

サビのメロディーもやや異なり、また少しだがマッタリとした演奏に仕上がっている。Saxphoneのソロは左右に振っているのも面白い仕上がりで、ギターソロもサワリで終わっているので、やや短くなっている。

(12)No Good Way(live)

音が右サイドに片寄っているのは"lost-track"故か・・・。しかし、曲は哀愁度の高いミディアム・テンポのバラッド系だが、なかなか良い曲だ。泣きのギター・ソロも情感を漂わせ、これは是非スタジオ・テイクで聴いてみたいと思わせるアダルトなムードも漂う曲だ。Tonyのこの曲のスタジオ・テイクが無いか問い合わせをしてみよう。

トータルの印象は、大変素晴らしい曲が揃った名盤だが、さすがに30年近くも前の音源だけに、音の良さ、迫力などはややマイナスな評価になるが、それでもこれはしっかり音質調整を行い、リマスタリングすれば傑作と評価されても可笑しくないだろう。

Total Point(5☆)☆☆☆☆

*Tony Liddle Japan Fan Page*
http://kori-kori.blog.so-net.ne.jp/

*Tony Liddle Band日本応援団*
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*My FacebookにてTony Liddleの作品を紹介中*
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*Tony Liddle Band FaceBook*
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*Tony Liddle Band Official Fan Page*
http://www.facebook.com/group.php?gid=51075361443#!/pages/Tony-Liddle-Band-Official-Fanpage/184758574880709

*Tony Liddle CD Order
People can still buy Tony Liddle cd's, through Tony's Myspace, The Offical Tony Liddle Band fan page tonyliddle.cds4u@yahoo.co.uk


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