ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

音楽療法コミュのセラピスト募集のお知らせ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 私は、音楽療法に興味があり、勤務先の病院で実戦している民間病院の内科勤務医です。
 重度認知症等の疾患への治療も含めた老人医療に関わる中で、精神科的知識や経験の必要性を痛感し、昨年の1月から、福岡県久留米市にある久留米大学精神科で医局研究員として勉強させていただいています。

 この度、久留米大学病院の新館の完成を機に、同病院精神科デイケアでの通所者を対象とした臨床音楽療法セッションを施行する機会を提供していただける事になりました。

 医局のデイケア責任者には、本格的な音楽療法セッション施行は勿論、『音楽を使ったレク』程度から音楽療法を学ぶ方のための教育の場としての利用の可能性も視野に入れてお願いをして、良い返事をいただきました。
 また、「音楽療法の効果を判定するための検査の施行などといった協力は惜しまない」との言葉も、医局長からもらいました。

 詳細は、1月13日に相談する予定ですが、報酬等の面では少々厳しいようです(皆無か交通費程度?)。

 希望される方は、後日、久留米大学精神科医局にてデイケア責任者と個別に交渉していただく必要があります。

 今のところ予想される内容は、

・セッションの対象者は、久留米大学病院精神科デイケア通所者の中の希望者(当然、精神科疾患罹患者を対象としたセッションになります)。
・実施者の音楽療法の経験や技術のレベルは問わないが、長期間継続して施行できる事が望ましい。
・セッションの時間や枠の数に関しては、応募の数や条件を勘案して柔軟に対応する。
・報酬に関しては、デイケアの予算が少ないため、ボランティア扱いか、交通費程度の支給となる可能性が高い。
・音楽療法を学んでいる学生の実習や研鑽の場としての使用も可能。
・デイケアの備品として用意できる楽器類は、ほとんど皆無に等しい。
・音楽療法の効果を判定するための検査の施行などといった医局側の協力は惜しまない。

 このセラピスト募集に関して興味がある方は、医局の担当者との仲介をさせていただきます(仲介手数料等の営利目的ではありません)ので、taddyまでメッセージでご連絡ください。
 自薦・他薦は問いません。
 よろしくお願いします。

コメント(10)

とても興味があります。
無報酬とはいえ、臨床実験をさせていただけるなら、とても有り難いです。
でも、さすがに名古屋からの交通費は…出ないですよねあせあせ(飛び散る汗)交通費自腹はきついです冷や汗
楽器類はほとんど皆無 無報酬またはボランティア・・・

に大変驚きました。

音楽療法に興味があり、実践の場を設定していただけたのでしたら

楽器などの設備、報酬や交通費の確保も必修事項だと思います。

そういう意味での「良い返事」をもらって下さい。
色々とお返事をいただき、ありがとうございます。

simyさん

>無報酬とはいえ、臨床実験をさせていただけるなら、とても有り難いです。

 そうなんです。
 諸検査の施行によるバックアップ付きでの臨床音楽セッション(しかも、大学病院で)という点は、現在の日本において音楽療法が置かれている現状を考えると、今回のこの企画は、画期的とも言える位の大きな意味があるんじゃないかと思います(←自画自賛?)

>でも、さすがに名古屋からの交通費は…出ないですよね

 さすがに、名古屋⇆久留米間の交通費は……。
 ヒジョーに、キビシーッ!ですね。



♪yuki♪さん

>楽器類はほとんど皆無 無報酬またはボランティア・・・に大変驚きました。

 残念ながら、現在の日本の医療・福祉界から見た音楽療法が置かれているスタンスは、無報酬・ボランティアが当たり前、というのが現状です。

 音楽療法セッションのためにかける費用を捻出する余裕は、現在の日本の医療・福祉業界にはありません。
 ギャラを払って外部から音楽療法のために人を呼ぶくらいなら、カラオケでもするか、あるいは内部でピアノを習った経験のある職員による音楽レクを行う位が関の山です。
 また、そうした『音楽に関してはシロウトの手による音楽レク』と『音楽療法』との区別も、全くありません。

 ですから、音楽療法に前向きな興味を持ってもらい、実際にセッションの場を提供してもらう事だけでも、多くの困難・障害を乗り越えなければなりません。
 さらに内科や外科をはじめとした精神科以外の医療現場では、もっと厳しく冷ややかな扱いを受ける事も少なくありません。
 「そんなバカな」と思われるかも知れませんが、これこそが、医師として実際に医療の現場に身を置く僕自身の実感です。



おっと音さん

>そして、今月から1施設に「報酬有りで」の依頼を頂き
>音楽療法が"仕事"としてスタートしました。

 おめでとうございます。
 おっと音さんが、普段から周囲の医療現場のスタッフに認められるお仕事をされていた賜物なんでしょうね。
 音楽療法が『仕事』『生業』として成立できる事が、当たり前で日常的な事になる様に、これからも頑張ってくださいね。

>市民権を得るのは長い道を耕していくしかありません。

 哀しいけれど、その通りです。

>継続可能な地の方と良い縁がありますように
>祈っております

 ありがとうございます。
 おかげさまで、現時点でも何人かの方がこのお話に興味を持ってくださいました。
 明後日13日の医局での話し合いでは、少しでも良い条件で話がまとまる様に努力したいと思います。
 今日、大学の医局で、デイケアでの臨床音楽セッション施行に関する一回目の話し合いをしてきました。
 『一回目』と書いたのは、話し合いは始まって5分位経ったところで警察から措置入院鑑定依頼の電話があり、そこで会談が中止となったからです。
 続きは、来週の火曜日(20日)に行う予定です。

 という事情で、今日の時点で決定・確認できたのは、

・まずは1名の担当セラピストの内定(今後、依頼するセラピストの追加の可能性もある、との由)
・担当セラピストの院内での身分(非常勤職員かボランティアか)や報酬、セッションの頻度や回数に関しては、今後早急に医局内で素案を練り、セラピストとの直接の話し合いで最終決定する。
・セッションに使用できるデイケア備品の楽器は、最近調音したばかりのアップライトピアノ一台と、到底演奏不能な程ネックが曲がったギターが一本である。
・セッションの施行にあたっては、デイケアスタッフ側の協力は惜しまない(セッション時に患者さん達の中に入ることは勿論、歌詞カードの制作等、全般的に協力する、との由)。

 以上の4点でした。

 詳細の決定は来週に持ち越しとなりましたが、来週の話し合いに向けて、以下の項目に関する記入式の質問表をデイケア責任者と医局長に提出してきました。



                質問表

臨床音楽セッションの導入目的:(                    )
院内での担当者の身分: 非常勤職員・ボランティア・その他
報酬:セッション料(   )円・交通費(   )円・無報酬
会場:場所(       )、広さ(         )
時間:(  )回/週・月  (   )曜日  1回(   )時間
対象者:(                               )
備品: 楽器  有(                          )
        無
    機器類 有(                          )
        無
スタッフの協力:有(   )人程度・職種(                )
        無
事前打合せ:           要 ・ 不要
事後反省会:           要 ・ 不要
セッション記録の報告:      要 ・ 不要
カルテの閲覧:          可 ・ 条件あり(       ) ・否
セッション記録のカルテへの記載: 可 ・ 条件あり(       ) ・否
記録の可否:   録音      可 ・ 条件あり(       ) ・否
         録画      可 ・ 条件あり(       ) ・否
検査実施への協力:        可 ・ 条件あり(       ) ・否
学会等への発表:         可 ・ 条件あり(       ) ・否
学生実習等への利用:       可 ・ 条件あり(       ) ・否
はじめまして。

わたしも、楽器類はほとんど皆無 無報酬またはボランティアということに驚いた一人です。

>残念ながら、現在の日本の医療・福祉界から見た音楽療法が置かれているスタンスは、無報酬・ボランティアが当たり前…

実際、医療でも福祉でも十分とはいえないまでも、報酬を出しているところは少なからずあります。

ご存知かとは思いますが、現実問題、報酬があまりよろしくないと、すぐにセラピストがやめてしまったり、たびたび交替して継続性に問題が出てきますし、セラピストの質がキープできない、という問題が出てきます。
実際に、音楽療法士を雇っている病院等のリサーチなどされてみてはいかがでしょうか?

音楽療法専攻の学生に通常はボランティアでしてもらい、スーパーバイザー的な立場の音楽療法士を月に一回でも来てもらう、というふうなことも考えられると思いますよ。

報酬の件も含めて、良い道が見つかるといいですね。

地域も異なるので、現実には無理ですが、
とても関心があり、書き込みさせて頂きました。

私はクリスタルボウルを扱っています。
近くにて、今後児童等の現場にも行きたいと考えています。

今後院内などでも、きちんと報酬もある形で
様々な療法が取り入れられたら、また話し合いや連携ができたら
いいなと思います。るんるん

いい形となることを祈ってますクローバー
様々なご意見をいただき、ありがとうございます。

かよっぺさん

>実際、医療でも福祉でも十分とはいえないまでも、報酬を出しているところは少なからずあります。

 かよっぺさんのおっしゃる通りかも知れません。
 ですが、私の個人的な見解としては、『十分とはいえないまでも』という部分を何とかしたい、臨床現場での音楽活動、音楽『療法』が、生業=仕事として成立する(国家資格化の話はヌキにして)というのが本来目指すべき道であり、あるべき姿だ、と思うのです。

 そのためには、地道に臨床現場での実績を積み重ねる事によって、医療・福祉の臨床現場の他職種のスタッフ達にプロが行う臨床音楽・音楽療法の有用性・必要性を認識させる、というやり方が、一見遠回りに見えても、実際は最も近道なんじゃないか、と思うんです。

 そのために、今回の件では、『医局のバックアップのもとでの臨床音楽セッション』特に『カルテの閲覧や記録等、医療スタッフの一員として認識してもらう事』『反省検討会の開催や検査の施行等、効果判定における医療スタッフ側のバックアップを得られる事』『他の医療職のスタッフにもセッションに参加してもらう事』等の点で最大限の協力を得られるようにするべく、努力をしました。

 交通費やギャラの支払いという点では、精神科医局のレベルでは懸命に根回しすれば少額ならなんとか可能かも知れませんが、臨床音楽・音楽療法セッションの導入目的での予算の獲得に関して大学当局を説得する事は、非常に困難というよりはほとんど不可能に近い、というのが現在の状況です。
 見方を変えれば、今の日本の医療界全般における音楽療法への認知・認識自体が、まだその程度である、という厳しい事実の裏返しだと思います。

 まぁ、今回のセラピスト募集の件に関しては、事前の私の予想よりはるかに反応が少なかった、というのは動かし難い事実です。
 実際、今回の件は、時間の都合さえつくのならば私自身がセラピストをしてみたいと強く思う程の自信作(?)だったんですが、mixi以外の音楽療法関係の掲示板への書き込みに対しては、ほとんど反応がありませんでした。
 この事は、私が抱いている今の日本の臨床音楽・音楽療法に対する認識が、現状とは全くズレている事を示しているのかも知れません。

 今回の大学病院デイケアの件は、言い出しっぺとして最後まで責任を持って関わらせていただきますが、当面は他のアクションを起こすのは控えるつもりです。



mother earthさん

>いい形となることを祈ってます

 ありがとうございます。
 今回の件は、乗りかかった船、というよりは私が言い出しっぺですから、最後まで責任を持って見守っていきたいと思います。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

音楽療法 更新情報

音楽療法のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング