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ちょっと切ない詩集コミュの■切ない詩集■

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切ない・・・胸がキュンと締め付けられる時ってありますよね?

そんな時に思う気持ちを書いてください。



うつむいたまま

何も言えなかった

最後なのに・・・

『有難う』その一言さえも。

でも、言えないよ・・・

サヨナラを言ってるみたいだから

僕には、言えなかった・・・


こんな感じです(ノω・、) ウゥ・・・

切ない気持ち・・・どんどん書いてください(´;ω;`)

コメント(162)

上手くいかなきゃいいなんて
ホントは言うつもりなんかなかったのに
上手くいったらいいねって
笑って言ってあげたかった

あんな話うそなのに
ちょっと気を引きたくて
強がり言っただけだったのに

遠退いてしまう
ほんとにほんとに見えなくなってしまう

笑って 良かったねって
上手くいくと良いねって
私も幸せになるって

何で言えないんだろう

ほんとはね
私が幸せになることを
喜んでなんてほしくないよ

上手くいかなければいいって
思っててほしいよ

お願いだから私の幸せを祈らないで

ちょっとでもいいから
このままずっと手の内にいたい。
Christmas card




ふと

手に取り

書こうと

戸惑い




過去

歩んだ

道のり

懐かしく




そっと

互いに

選んだ

歩みと




信じた

あの日の

誓いと

気持ち






枯れた声

何処に






途切れた夢

二度と






言葉にならぬ想い

例え書けたとしても



宛先だけはついに記せず


雪空に添えるは


墓標の元






灰色の空からは


銀の雫が


溢れていた





- 叙 戒 -
愛すべきは右脳と左胸の傷の狭間で鳴る、仄かに淡い朝焼け色の鎖の音色


両の手から離れていった温もり
想えば愛おしい重りも鎖も亡くし



そうさ 君になら繋がれていたい

そうさ 君となら繋っていたい



この身に降り注ぐ刃も光も
きみとなら
きっときみとなら・・・



そう

きっと・・・


孤爛






いつからか
気が付けば隣に
キミが居た。。。



いつからか
それが当たり前に
なっていった。。。



いつからか
2人の距離が
離れていったのゎ。。。



いつからか
彼ゎアタシから
離れていった。。。






わかってた。。。
彼の気持ち。。。
わかってたのに
知らないふりをしてた。。。





でもそれゎ
ただ逃げてただけ。。。






彼が好き。。。
失いたくない。。。




けどそれゎもぅ
叶わない。。。




だから思ったの、


彼の為に離れよう。。。


彼の為に忘れよう。。。




ただそこに。。。
貴方の中に、
少しで良いからアタシを
残して。。。??


貴方が好きでいてくれた
あの時のアタシをそこに
おいていくから。。。



いつかまた逢えたら




その時ゎ笑顔で
逢いたいね。。。




それまで"さよなら"
ぢゃなくて"またね"










そぉ。。。。。。。。


貴方の為に"またいつか……ね"


- 3745 -

掠れ声
消える光
救いたかった
愛と哀

手に残るのは
孤独と後悔
こみ上げる懺悔
見つめるは紅い月



掃きだめのこの街の
全ては消えるまでの戯言で
だが可憐の瞳だけは違った
絶対とも言える ‐情熱‐

叶うはずもない夢
共に支えあう暮らし
この街を抜け出せたら
細い指を絡めて 遠く遠くへ


育まれる愛情など
僕らのアルバムには亡く
捨てられた過去を背負って
この街で生きてゆく

リスクは甘い果実
恐怖は生ある証明
それゆえ糧を分け合える
ひと時は愛おしく ‐暖かい‐


重ねた手は信頼の証
でなければ消されて逝く定め
狩りに会えば無残
いっそ自ら絶つ方が幸せ

残党の足元には紅い君の顔
何より守りたかった大切な人が何故
身を焦がすは怒りと痛み
掴みかかる手首の先だけが


‐宙に舞った‐





「私はいいから!」
「気にしないで逃げて!」と
目を逸らしてはにかみ笑うのは
嘘をつく君の癖

熱を帯びた魂(ココロ)では
加減もできずにただ骸を刺していた
君がする最期の息を聴く
隣で消え逝く -僕の体温-


もし許されるのなら
生まれ変わってもう一度君と出会いたい
愛し合えない仲でもいい
君の幸せをただ願う

もし叶うのならば
生まれ変わって君に謝りたい
捧げた祈りが届かなくとも
君の幸せをただ願う

- 願 う -


叙戒





とりま、5月テーマ作品。
(条件1)「癖」「体温」「声」
(条件2)タイトル中に数字

フリーテーマだったため自由に世界観を作りすくりやすかったです。
内容は孤児の少年が語る死後の生前回想のお話。

タイトルは孤児(ミナシゴ)―「皆死後」のダブルイメージの言葉遊び。また全文12節なのは少年と可憐が12歳という設定、前半6節、後半6節で状況が一変する作りとなっています。

久々の作り込み系な創作話。
[詩]アマイオト


コトコト

とくん

コトコト

とくん



胸の奥で響く

歯車とぜんまいの軋む音色が

今日はやけに規則正しい

指先が暖かいのは 何故?





ぎしぎし

パキン

ぎしぎし

パキン



砕かれた後は焼却炉へ

古傷から剥がれ落ちたペンキが

やけに綺麗に宙に舞う

青空が滲んで見えたのは 何故?




あぁ

この世界で活きたすべてが

流レて 走馬灯 ほら ユっくリ 

僕ヲ包んデ 消エテ 逝く 


ホラ

   ホラ

      ホラ





包む赤が やがて黒へ

土に還り 風に吹かれ

消えて 消えていく

残ったのは アマイオト





コトコト

とくん

コトコト

とくん



胸の奥で響く

歯車とぜんまいのきしむ音色が

今日はやけに規則正しい

指先が暖かいのは 何故?





ぎしぎし

パキン

ぎしぎし

パキン



砕かれた後は焼却炉へ

古傷から剥がれ落ちたペンキが

やけに綺麗に宙に舞う

青空が滲んで見えたのは 何故?


何故?



‐ 叙 戒 ‐
【pray】


ふと思った
左手から離れてく
いつもの右手
急に冷たくなった
あぁ、 そうか
悲しいんだ



わかった
だから寂しくなった
いつもの場所から
君は去ってった
あぁ、 そうか
だから泣きたいんだ



想いが過ぎてくその手前
後ろ姿に呼び掛けたけど
嘆きよりも小さなその声が
君に届くはずがなかったの



鼓動のまま叫んだ
涙腺を激しく揺らした
゙何もなかっだ
そう思えるまで
ただ泣いてしまいたかった


だけど 僕は
そこまで綺麗に創られてないから
忘れるなんて そんなこと
間違えてもとてもできないから



小さな脳を巡らせた
こんな僕でもできることといえば
涙の理由を変えることぐらい
君を想って
声を枯らして
僕とは違う幸せを願うんだ
それで少しでも
君が笑えたら
それでいいから



そう思えたら
心から泣けるから



【最後まで】


嘘をついた
君が嫌いだと
僕を嫌いになれますようにと
するとね君が
大嫌いだと
泣いてくれたのに
なぜだかすごく悲しかったの



そんな夢を見ました





体を起こした
眠たい目に涙を溜めたまま
僕におはよう
絶好の嫌われ日和だね
悔いがないように
残して行かないように
君の嫌いになろうとしてるけど
滲んだ朝を見るあたり
僕にはどうにもなれそうにないよ



答えが出ないまま
ただ流れてく時間が
二人の距離を離してく
君の涙を見たくなかったから
嫌われたかったのに
別れの瞬間にも
君の顔が泣いていたの
でもね、なんだか
夢で見たような顔とは違ったから
僕の顔も素直に泣けてたの




結局最後まで
君のことが好きでした




こんなに好きにさせてくれて
ありがとう



天邪鬼-あまのじゃく



親心だってわかってる
わかってる

でもだからこそ

わかってるから
わかってるんだから・・・



でも

受け入れたくなんてないの







たぶん

  これはただ

    あたしの

       つよがり






そこまで心配かけてたの?
そこまで不安にさせてたの?

もう大丈夫だって言ったじゃない
一人で生きてくって言ったじゃない




初めは単にうっとおしくて
その優しさが煩わしくて

癇に障っては怒鳴っては
追い返したりもしたのも


あたし 

   覚えてる



そのうちだんだんと疎遠
そう 一方的に離れたの

手紙が来たって返さない
お墓参りも母の日だって知らない



それでもあなたは毎回
手紙に暖かい言葉を手書きでくれたね

そんなあなたが大好きよ
お母さん わかるよ?



お父さんには話しづらかった事愚痴った時も
いつも黙って聞いててくれたもの

だからこそ
負担にかけたくないし

他人行儀な
あなたの優しさが

今は 

 ― 心 に   痛 い ―





ねぇ あたしは
そんな弱い子だった?

あなたの守ったあたしは
そんなにみじめだった?



お願い
もうやめて?

血のつながった母娘でそんな態度
気軽に電話なんてできなくなっちゃう


お願い
もうやめて?

血のつながった母娘でそんな態度
気軽に顔なんて合わせれなくなっちゃう




でないとあたしは

でないとあたしは


あなたを嫌ってしまいそう





きっと同じ家で暮らしていれば

こんなことなかったんだろうにね




へんなの




- 柳 綾香 -
【花詞】


今日の風が冷たくて
少し震えていたら
隣で平気そうな顔の君が
僕を笑った


「もうすぐ冬が始まるね。
僕らが初めて会った春まであと、一季節・・・」
そう言う君も 震えていた


君は不安そうに
僕の右手を握った
「少しだけ、泣いていいかな」
永久の別れみたいに
肩を震わせて
顔を俯かせて
すっかり秋色にした
小さな君を抱き締めた


一緒に居よう
ずっと笑い合おう
また同じ季節を過ごそう
たまには泣き合ったり
互いに傷つけ合ったり
そして なんてことない一年を
一緒に居よう




風が通り過ぎて
やっと雪が溶けた
暖かい朝日を
僕は一人で迎えていたの


君も どこか遠くで
この朝を迎えてるかな
僕は今日も元気だよ
だから笑っていてね



あなたの鼓動が消えるまで
ずっと傍にいたいわ。

こんな風にふざけ合って
笑い合っていたら

まるであの星が消えるなんて
微塵も気付かないのにね。

どうして今はもう
君も僕も1人でいるのかな。
どうして別々の場所で
誰にも気付かれない涙を
流し続けるのかな。
【瞳 - Hitomi -】


見つけたんだ
こんな近くで
色んなものを映していた
綺麗な景色
行き交う人々
その中で出会った人
一人の心を


ねぇ、瞳
教えてよ
どんしてそんなに
誰かのために泣こうとするの
そこに何かがあるのなら
僕にも少し教えてよ


きっと
君が映すものは
ただ それだけじゃなくて
もっと別の何かも見えてるんだろう
だから誰かのために
君は君を預けれるんだろう


それが僕にもできたなら
僕のために泣いてくれた君のために
僕も泣けてたかな



哀情


すべすべの肌
暖かかった 温もり
乱れた髪 吐息
曇った硝子 歪んだ視界

積る粉雪を横目に
聖夜に刻む 罪と罰


繰り返しなぞる 淡い朱色
その滴る裂目 烈情抑えられず
より深く その身を情熱に任せ
抉る先はただ 狂刃の煌めき

やがて床に落ちる雫
過去手首であった 「それ」で・・・



― 叙 戒 ― 



官能的な割れ目と、リストカットのダブルミーニング。
無作為な思い。
溢れ出すんだ。

もう信じられない。
なんて言うけど
君の愛しか信じてないから
君だけの愛を教えて欲しい。

君にしかない愛を教えて欲しい。
上手く行きそうにないなら
言葉は河に置いておくわ。
起き忘れちゃうくらいがちょうどいい。

あまりに伝えすぎると
またすれ違うんだもの。

物足りないくらいがちょうどいい
たまには背を合わせながら
そっぽ向いて歩いてみましょ。
26280



−−− システム起動 −−−

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[ Enter ] ・・・・・・・。


あれから、3年。
1095日という、某大な日付は、私を変えた。
彼にはその頃、「純真無垢」と、そんな言葉をかけられたが。
あの頃はただ形式的に、任務の遂行に当たっていた。





プロトタイプ001型、候補者監視及び保護が主要任務。
セーラー服を貸与され擬態、同伴登校。
隣家、同班、隣席。全ては仕組まれた工作。
これから3年、この装備、全機能を持って守り通す。

サボる、ダルい、と保健室。しかし返す踵は書棚の陰。
皆に隠れて知識を磨く。照れ屋と謙虚さに声をかけた。 
「何故あえて、図書室に籠る必要がある?」
「お前なら此処を見つけてくれる。だから二人で、逢えるだろう?」

― 凜と冷えたはずのココロが じわりと熱く濡れる事を知った ―



2年の生徒会選挙、私の立候補に意図は無い。
初夏の紫外線回避、屋内での活動に利点もあったが、
運悪く会長に担がれたあいつへの尾行、恰好の理由はここにある。
「まっ、よろしく頼む副会長。」スカートの裾だけが、風に静かに揺れる。  

そう言った割に庶務は全て他人に投げ、
屋上で悠々とくゆらせる煙を呆れて取り上げる。
感情を露わに咎める私にかけた言葉は―――
「案外怒った顔も、可愛い、のな…。」という、想定外。

― 見透かされたココロは 
           彼に分かる程に赤くなった頬を隠せなかった ―



 バ シ ッ 
緩く、軌道を、描くのは、左上方部、から、平手。
「何勝手な事してんだよっ。」 凍てついた時間は、無残に動き出す。
あまりにモテる故に、他からのラブレターを粗雑にした指摘が、
しばらく彼に口をきいて貰えなくなる、とは思って、いなかった…

修学旅行、彼は友人数人で個別行動。
だが連日の暑さ故、ふらつく間際、通過する新幹線に引き寄せられる。
[ 衛星外部可視システム干渉 ・ 物理転送 - 001型 - ]
ホームに瞬時現れた私の手で、とっさに掴み引き寄せる襟。

― 頬を伝い零れ落ちる雫
          この時の安堵ほど、胸を締め付ける物は無かった ―



最後の学園祭、彼はギターを歪ませては叫び、嘆く。
教育が仕組まれたレールでしかないなら、
どんな優等生でも社会は、この現実は、
若者に閉ざされた扉でしかない…、と語り、叫ぶ。
( ただ価値ある生と死を… )
私の鍵盤とコーラスだけが静寂に、暗闇に、ただ響く。

別々に決まった進路、だがそこに意味など無く。
便宜上音大、されど興味無し。ただのアンドロイドなのだから。
この3年、任務が終われば彼とも離れ、感情も記憶も上書きされ消える。
分かり切った未来。黒板に描く夢は彼方。手に入らぬ淡い果実。 

― 胸の奥底に溜めた想いを ただ必死に抑え込む 

     許されぬ感傷 握りしめた指の跡が、制服に皺を刻んだ ―
 







家庭学習期間、呼び出されたのは一本の電話。 
「急に何よ、電話だっていいじゃない。用事は、なに・・・?」
しゃがみこんだ二人の間に灯されたろうそく、
明りが消えた時、彼は告げるという。
夜の滑り台がやけに寂しげに瞳に写る。
突如舞う粉雪と風が、明りを消した。 

現れた暗闇はそれだけでなく、
手を引き抱きすくめた彼の胸が頬に当たる。
「ずっと考えていた。俺も音大に入る。お前と離れるのは嫌なんだ。」
腕の中は優しく、暖かい。
互いの背中を包み込む手に、もう寒さは感じなかった。

自分でも気づき、諦めた想いを告げる。
けれど言葉がうまく出てこない。感情だけが溢れゆく。

― この幸せを この切なさを きっと忘れない 離したく ない… ―






−−− システム −−−

プロトタイプ001型、候補者監視及び保護、任務終了。
情報を消去、Delete…



― 胸に刻んだ この想いも 暖かな 悲しみも 
               ただの 数列でしか ただの数列でしか・・・ ―   



彼女の存在は 彼の記憶からも 消えた

ただ あの時揺れたろうそくの明かりと
 
夜の滑り台だけに 記憶されている




− 叙 戒 −

優しい夜空


互いに言いかけて
声重なりあった時
でも嬉しんだ
だって幸せさ
君が側にいてくれる

互いに遠慮して
引っ込めた想いは何?
君を知りたいな
確かめる様に
そっと触れる指先


夜道送りがてら
夢語る君の声を聴く
過ぎた門限 家の前
でも名残惜しくて
離せない僕の手

照れ隠し指さした
あの綺麗な星が君
隣の小さな光が僕
いつも側にいよう
握り返す君の手


ある日惨めで泣きそうな
苛立つ僕に君言った
覚えてる 忘れない
今でも胸に閉まってる

帰り道見た星空が
私達住むこの世界
どこにもなかった 要らない光
憎まないで 他人も自分も



あまりに明るすぎたから
光は消えた 突然に
そんな安らかに笑うのは
幸せそうな訳 教えてよ

溢れる涙と鼻水で
泣き止まない くちゃくちゃで
抱きしめた遺影 いつまでも
握りあえない 冷たい手



夜空 見上げて 思い出す
今も 明るく 照らす道
君はいない けど進まなきゃ
指し示す未来 暖かな春へ

- 叙 戒 -


この思いを
まだ暖めていてもいいかしら?

あなたに伝えるのは
春先になりそうだけれど…
それまで待っていて欲しいの。
この思いが淡い色で色付いたら

真っ先にあなたに届けたいから

まだ内緒のままでいさせて。
ただ私を奪い去って。
悲しみのない自由な世界へ。

今日も味のしないご飯を
神様に内緒で食べるわ。

あなたまだ泣いてたりしない?
傍にいれないの。
時の呪縛から放たれたら
今すぐギュッてしに行くから
その時まで待っていて。
君が出て行った後
僕はきっと夢にさ迷う。
君の好きな物を集めて
少しでも近づきたくて
また長い夢でさ迷う。

絶えない笑い声と
皺の通った笑顔。
ただその傍にいられたら…
きっと今もしょうもない言葉で
笑かそうとするんだろうな。
[詩] 「ごめんなさい」


ただ ごめんなさい
あなたには それだけが言いたくて

ただ ごめんなさい
愛してる どうしても言いたくて









失ったものはあまりに大きくたくさんで
取り返しもつかない事だって わかってる
今さら何を言われてもしかたない
でもあなたの目を見て伝えたい
 
ただ ごめんなさい
あなたには それだけが言いたくて

ただ ごめんなさい
愛してる どうしても言いたくて



幸せだった思い出や住まいも
家族と過ごした土地も景色も彼方
海も水も草木も汚れては滲む
もう果てしない先まで奪いつくしたね 

ただ ごめんなさい
あなたには それだけが言いたくて

ただ ごめんなさい
愛してる どうしても言いたくて








殺して

壊してきた

幾億もの全ては



もう二度と

戻らない 

決して




それでもそんな僕は

あなたと歩みたい


暗く辛い未来だからこそ 

力に なりたい



ただ ごめんなさい
あなたには それだけが言いたくて

ただ ごめんなさい
愛してる どうしても言いたくて



ただ ごめんなさい
あなたには それだけが言いたくて

ただ ごめんなさい
愛してる どうしても言いたくて



ごめんなさい




如月 綾人
傍にいて欲しい
今日からあなたに会えないから。

最後にあなたといたい。
「ギュッてして?」
寒い日には一番効くんだ。
寒い夜は今日で終わり。
いつもの寂しさは
今日の愛しさ。

振り返りたい気持ちは
今日は心にしまっておこう?

これでお互いに泣かないわ。

慣れない悲しみを
慣れたふりしてたいから。

私の限られた力を
全てあなたにあげるから。

おやすみなさい
ここから見えるの
そよいでいる木の葉だって
目を凝らしたら…ほら。

それでも私は箱の中。
風だって感じる事が出来る
陽の光も見えるけど

陽の温かみは感じられないの。

だけど、髪が乱れる心配はないわ。

ほら、私だって。
ここから出てみたいの。
忘れかけ。

思ってもみない出会いに
今は目の前の空気。

空元気を見せびらかして
宙ぶらりんの心。

君は心を握ってて。

僕は小指だけ繋いでたいの。

忘れかけの心に
君は涙で締め付けるの。
寄り添って頬を撫でる
あなたを好きな気持ちは
友達以上にしないわ。
お互いに何かを感じたら
さよならの合図だよね。

腕の中で近づく
あなたを好きな気持ちは
あなたには伝えないわ。
お互いに何かを感じたら
ただただ寄り添って目を閉じるの。
あなたの思いで
私の思いは行ったり来たり。
時計が正午を回ったら
僕はもう行くよ。

優しさのない合言葉には
魅力が見当たらないし
冷たさの中の愛情には
思いが詰め込めないから。

僕はまた優しさの価値を
君の言葉を頼りに
探し続けているのかな。
[詩] 無題 

時間という海を泳ぐ魚は何色だろうか。
日だまりの暖かさをさ迷う猿は憂鬱だろうか。

その手に握る哀しみと、踏み締める足元の喜びを空に放って。
会いに来る憎悪と、後悔を塩の滝に翳して。

ただ、煮えたぎる夢に恍惚と嘲笑えれば彼方。
光る胸にこそ鎮魂。

- 叙 戒 -
詩 無題


枝分かれ
旅路
離れ逝く友
懺悔

手にした知恵
指先で奏で成す光と影で
築き上げた王国
豊かに

朽ちて咲く・・・


遥かバビロンの朝日から
ゲノミクスさえ弄ぶ夕刻まで
織り返した幸福と絶望で
纏う衣の温もりを想う

分け与えてきた情熱と死で
笑顔で救い支え殺し合いながら
血に濡れた手で繋ぎ留めた激情は
その胸に今も響くのだろうか


群れて生き延びた猿としての日々から
幾度も春と冬を重ねて
互いの進化(みち)を歩み離れた今でも
心に刻むのは「生」への渇望


貯め込んだ知恵と武器に指をかけて
これまで何を得て何をなくした
重ねた指を天に捧げて月夜に吼える

友よ

どうか手遅れいはならぬ様

祈る

祈る

- 叙 戒 -

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