光の扉コミュの自由意志

今月のトピックは自由意志。

自由意志とは､何なのか？一般的に言われている自由意志とは､何物にも束縛されず、コントロールされない、それは神様さえコントロールする事の出来ない私達の意志だとする。しかし、私達がもっと神様に近くなりたいと思えば思うほどに、私達の自由意志と言う物が無いのに気が付かされます。

では、本来、自由意志とは何であるのかと言う事を、意味の上から解釈してみると、そのまま自由な意志と言う事で、では自由で有るというのはどう言う事なのかと言うと、何事にも囚われない、束縛されない、コントロールされない状態、もしくは自発的で有ると言う事。だとすれば、私達の自由というのは、自分がやりたい事、言いたい事を、心のままにしても良いと言う事になるけれど、言い換えれば誰の影響も受けず、自発的にそれをすると言う事で、全ての責任は自分が持たなければならない。自分の思い、考え、言葉、そして行動においても。と、言う事になります。

では、意志とは何なのでしょう？辞書には、理性を持って思慮、選択の上で決心して目標を持って何かを実行しようとする能力。で、ポイントになるのは理性を持ってと言う事で、理性とは絶対者（超自然的啓示）に対して人間の自然的認識能力だとされています。と、言う事ならば意志と言うのは、上からのメッセージを聞いて、それによって思慮、選択の上で目的を持って物事を決めて実行しようとする能力であり、気持ちだと言う事になります。

少し整理してみると、自由意志とは他の何物にも囚われず、コントロールされることなく、自分の責任の上で自発的に上からのメッセージを聞いて、それによって考え、選択して目的を持って決心をし、それを実行しようとする能力で有り気持ちで有ると言う事になります。

と、考えれば神様は私達に自由意志をお与えになったのに、私達は神様の声を聞かなければならないようになっているのは、なぜか矛盾にしているという考えから私達を自由にする事ができる。なぜならば、私達は神様の意志に従わなければならないのではなく、自発的にそれに耳を傾けているのであるからと言う事だとおもう。

それと、自由意志がある事で、私達は自分たちの人生を創り出している。では、神様は全てを知っていて、私達がしている事も、したことも、そしてこれからする事も知っているとし、運命が有るとするのならば、私達は自分たちの人生を創っているのではないと言いたい所だけれど、私達は私達の意志によって、この世に来たのだと言う事を思い出して欲しい。そして、神様は、愛だけであって、良いとか、悪いとか言った判断を持たない存在だとすれば、何故神様が私達にあーしろ、こーしろと言う必要があるのでしょう？神様は、そこにいて、全てを包み込む愛の存在であり、いつも見守っていて下さる。ただ側にいて愛して下さっている。そして、私たちはこの愛の存在の一部であり、共に有ると言う事を、この世を生きる事によって思い出し（悟と言う事）本来有るべき所に帰ろうとする為に、自発的にここへ来ていると言う事。で、思い出す（学ぶ）為にはどうしたらいいのか？と言う事は自由意志に基づいて自分で責任を持って決めなければならない。それは、誰からの影響も受けない。自分が自分の人生を創り出しているのだから。運命があるとするのであれば、それは自分が悟るのに必要な事を踏まえて自分が創り出した事に違いないと言う事。しかしながら、人間には感情が有りエゴが有るゆえに、自分が一体どんな散在なのか？思い出せないでいる為に自分が神様と別な存在で有ると思い、通る道はつらく厳しい道になるかもしれない。それもまた、そこに残るのか、道をかえるのかの選択をするのは自分であり上からのメッセージを聞くのか、きかないのか？もあなた次第と言う事。上にいる存在たちも私達の意志を無視して行動をする事は出来ない。なぜなら、彼らもまた私達が良い所にいるのか、苦しい所にいるのかの判断をする事は無いから、私達が助けを求めなければならない。
「叩け、さらば開かれん」と言うように。でも、やっぱり時として、自分が運命の流れに流されているような気がして、自分の自由意志が無いように思われるかもしれないけれど、それはきっと人間としてのエゴの部分であって、本来の自分が自発的に物事をしていると考えた方がいいかもしれない。

結論を言うと、私たちには自由意志があって、それは私達が自発的に神様の意志に従って生きたいと言う気持ちであり、運命が有るとするのならば、神様が私達を支配しようと言う物ではなく、私達が自分たちの存在を思い出そうとするのに必要だと思う事をする為の自分たちが作った人生のブループリント煮すぎないのかもしれない。そして、神様はそれを判断することなく、優しく見守り続けていてくれる愛の存在なのだと言う事なのだと思う。