スパイめがね★大作戦コミュのスパイでティータイム

僕らスパイの社会は、車社会。

ブレーキ、ブレーキ、またブレーキ。
キキキキキーッ。
おっと、またブレーキ。
そんなことが、しょっちゅうなのさ。
アクセルしかない車ばっかじゃ、そりゃおっそろしい（＞＿＜）

一方、ちびスパイの社会の三輪車には、もともとブレーキがないのに平和。
足でガガガーッと止まれちゃう♪
付き添いの親スパイが走って追いかければ、ちびスパイの三輪車には追いつけちゃう♪
ちびスパイ行動範囲の公園の中では、
走り回って転んでもそうたいしたことではないかもね。
ちびスパイの世界は、狭いけれどとっても平和。
ちびスパイの世界では、泣いても駄々をこねてもOKOK!

君や僕のような大人スパイの「愚痴」は、ほんとうはちびスパイの駄々とおんなじ。
■やさしくされたい、■注目されたい、■甘やかされたい、■なぐさめてもらいたい。
だけど、僕らのスパイな車社会では、ついついブレーキをかけてしまう。
だってスパイ教習所でもそう教わったんだもん。

「アクセルふかしたい（愚痴をいいたい）」と、
「ブレーキかけなくっちゃ（いやいや言っちゃダメダメ）」、
こんな気持ちが同時に起きたら、混乱しちゃう。
相手に嫌われたくなーい！
自分が惨めになっちゃうからヤダっ！
大人スパイは、ほんと疲れるよね。

僕らも時には、ちびスパイになろう！
たまには、僕らは三輪車に乗りましょう☆
仲間のスパイに付き添いの親スパイになってもらおうじゃない！
遠慮はいらない、愚痴愚痴愚痴っちゃおう！
愚痴れるスパイ相手がいる、それだけで愚痴は30％OFF。
あたしの愚痴って、こんなもの？へっへへん♪
となったら、さぁ、スパイバトンタッチでチェンジ。
今度は相手に三輪車を！
次は君が付き添って、遊ばせよう♪

スパイの世間では、そんな大人スパイの公園を「カフェ」とか「居酒屋」というらしい。
趣味にあった公園へ付き添いスパイをつれて行って、
三輪車でブイブイいわせようじゃ～ん！！

ブイブイ♪

-心がだんだん晴れてくる本中山庸子より一部改-