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高齢者情報資料室コミュの高齢者の免許返納

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 推進策を展開中 東北
5月3日6時11分配信 河北新報


 高齢者(65歳以上)の運転免許証の返納を促そうと、東北の各県警と自治体などが、さまざまな推進策を展開している。返納後も移動手段を確保できるようにバス、タクシーの運賃を割引いたり、商店街で買い物をする際に特典を設けたり。加齢による運転技能の衰えを自覚させるだけでなく、高齢者の利便性にも配慮した対策で事故減少を目指している。

 秋田県では2007年11月、県ハイヤー協会と秋田市個人タクシー組合などが協力し、免許返納高齢者の運賃を1割引きにするサービスを実施。12月までの約1カ月間で、211人の免許返納につなげた。

 秋田県警によると、07年末の高齢者の免許人口は11万4646人。県警は「全体に占める返納者の割合は、まだわずか。返納者を増やし、高齢者の事故減少につなげたい」(交通企画課)と話す。

 相馬市では、商店街の120店が2月から、免許を返納した高齢者に、商品の配達や送迎のサービスをするほか、買い物や食事を1―5割引きにした。利用者の評判は上々だという。

 岩手県野田村は1日から、免許を返納した高齢者の村営バス利用を無料にした。登米市も先月1日から、対象者が1年間無料で市民バスを利用できるようにした。

 各県警がまとめた07年の高齢者の運転免許返納数は、青森283人、岩手56人、宮城281人、秋田335人、山形50人、福島110人。

 免許の自主返納の制度は1998年に始まったが、返納後に身分を証明するものがなくなったり、移動が不便になったりするため、返納者数が伸び悩んでいる。

 宮城県警交通企画課は「全国的に交通事故死亡者が減少する中で、高齢者の死亡事故は横ばいが続いている。自治体に協力を仰ぎ、高齢者が免許を返納しても、不利にならないような工夫が必要になってきている」と話している。


最終更新:5月3日6時11分

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