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プロレス文化研究会コミュの【現風研・プロ文研】第44回プロレス文化研究会のお知らせ

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日時:2013年2月16日(土)午後2時〜5時
場所:ル・クラブジャズ
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ktsin/
入場無料:(カンパ歓迎。)

★会場内への飲食物の持ち込みは禁止です。お守りください。

★ル・クラブジャズに研究会の内容についてのお問い合わせはご遠慮ください。


テーマ「プロレスの現在、過去、未来」

1.報告 塩見俊一氏(立命館大学非常勤講師)
「日本におけるプロレス成立の過程および現代的状況について」


2.ビデオ上映 作品未定

 今回のプロ文研は、塩見俊一さんが久々の登場です。塩見さんといえば、プロ柔道の研究が有名ですが、今回はプロレス創設期のアマレス、柔拳、女子プロレスにも着目して、成立に至る多様な文化的土壌にスポットを当てます。それは現在のプロレス、変容していく「プロレス」概念を検討する上で重要な示唆を与えるでしょう。立命館大学大学院で博士号を獲得した塩見さんの発表に注目しましょう。以下は、ご本人からのメッセージです。


 「プロレス」はどこからきて、どこにいくのでしょうか。

 昨今のプロレスを取り巻く状況を鑑みても、この問いに対する答えを見つけることは容易ではないようにおもわれますが、わたしはこの点について、日本におけるプロレスの成立をめぐる状況、そして現在のプロレスにみられるさまざまな萌芽から検討してみたいと考えています。

 プロレスは、端的に述べれば、観客に「みせる」こと、観客が「みる」ことを前提にした、格闘技のひとつだといえるでしょう。そこには、強さを競うこと、技の精度や威力を争うといった部分にはおさまらないことがあるようにおもわれます。

 日本におけるプロレスの歴史に関しては、これまで「力道山」「街頭テレビ」「反米ナショナリズム」といったキーワードとともに語られていた側面以外にも、プロレス文化研究会の諸先輩方の功績もあり、ひかりがあてられつつあります。わたしはすでに現代風俗研究会、プロ文研でこのことについて発表、執筆の機会をいただき、おもに「プロ柔道」について述べてきました。それにくわえ、自身の博士学位請求論文で扱ったアマチュアレスリング、柔拳興行、女子プロレスといった事例も踏まえ、日本におけるプロレス成立の実像に迫ります。そこには、プロレスの「未来」を考えるうえでも重要な視点がかくされているのではないでしょうか。

 また現在のプロレスについては、テレビとの関係の弱まり(「ゴールデンタイム」からの撤退など)や、「プロレス」そのものの知名度の低下などから「長期低落傾向」の、さらにその底にあると評されることもあります。たしかに1954年に端を発する「プロレスブーム」はいわゆる社会現象であり、それにくらべると現在のプロレスは社会の周縁に押しやられているとも言い得るでしょう。しかしながら、それはプロレスが、テレビというメディアとの関係、単独での興行実施、大都市を含む地方巡業といった、旧来の形態から変容していく様子でもあり。その、プロレスの「変化」について、いくつかの事例を扱いながら、みなさんと考えてみたいとおもいます。


 当日、会場でいろいろなご意見をいただけることを楽しみにしています。

(世話人 井上章一、岡村正史)

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