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ミャンマーコミュのシャン語を学ぶ方法

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日本で入手可能な書籍や、ウェブサイトなどはあるでしょうか。
一番いいのはシャン人から直接学ぶのがよいのでしょうけれど。

ミャンマーブックセンターのサイトで探してみたところ、
1871年に書かれた文法書、1995年のシャ英辞典、そのほか、1989年に書かれた、
A valuable book on languages of Myanmar, Kachin, Kokant, Shan, Wa and Ahkar tribes.:Printed in Myanmar

などが見つかりました。コーカン語というのは、確か中国語の一方言であったと思います。ネ・ウィン、キン・ニュンなどは、エスニック的には客家人だと聞いたことがあります。

あとは、中国で出版されたタイ・ロ語の概説を持っているのですが、シャン語とは近い関係にあるはずなので、役に立つのではないかと思います。
皆様ご教示下さい。

コメント(4)

テキストを紹介します。
これがシャン語にどの程度近い言葉なのか、いまいちわからないのですが…。
徳宏(雲南西部)の方言はシャン語に近く、シーサンパンナの言葉はチャンマイに近い、という認識です。
僕の知っているバンコクのタイ語とは、かなり異なる言葉であることは分かります。



タイ・ロ語(徳宏方言)

子音
p ph m f v
t th n l
k kh ng x h '
ts tsh s y

母音
a i e ae[ε] u o ao[ρ] w[ш] oe[γ]

末子音
aw/ai/au/am/an/ang/ap/at/ak

声調
1(35)/2(55)/3(31)/4(53)/5(11)/6(33)

例文

Soe1 tang2 ngo2
虎 と 牛

Mi2 va2 loeng6, soe1 long2 laoi6 ma2, han1 ngo2 toe6 loeng6 laem2 ya3 kin6.
ある 日 一、 虎 降りる 山 来る、 見る 牛 頭 一 探す 草 食べる。

Soe1 toe4 ngo2 tan3va6:
虎 に 牛 言う

Maw2 tsaom2 kau6 xau3 law2 toen5 ka5 lae2, ti6than3 mi2 maw6 aon5 ya3 xeu1 lam1 te4.
君 ついて 私 入る 中 林 行 こう、 あそこ ある 葉 柔らかい 草 緑 多い とても。

Kau6 hu4 ka5 to6thoen5 taang5meu2 tsau5 paai6tet5 hau4.
私 もし 行く 野獣 他の すなわち 逃げて しまう。

Ya3 xeu1 tsoe2lan4 pong6tsaw6 maw2 kin6.
草 緑 あれら 思うままに 君 食べる。

Ngo2 oe4 hau4.
牛 了解 した。

Het5 tsoei4, ngo2 tang2 soe1 tsau5 tsaom2kan6 pai6 xau3 law2 thoen5 ka5 yaw2yaw2.
する このように、 牛 と 虎 すなわち 一緒に 歩く 入る 中 林 行く どんどん。

Saong1xa1 pai6 ka5 thwng1 taon6taang2, kaop4lai3 soe1 po2 wp1 laai1 van2 hau4,
彼ら二人 歩く 行く 到る 途中、 ために 虎 既に 飢える 数 日 だった、

man2 xai3 kin6 ngo2 te4te4, tsau5 tso2 ngo2 yu5 law2 long6mai4 loe3tsaw6.
彼 思う 食べる 牛 とても、 すなわち 誘う 牛 で 中 林 休む。
シャ英辞典だけ昔買ったの忘れてました…

さっそくタイ・ロ語と語彙の比較を進めてみます
シャン語辞典の序文によれば、中国でもシャン語が話されているけれど、中国語雲南方言の影響を強く受けているとか。また、中国のシャン語ではn/lが区別されないと書かれています。おそらくタイ・ロ語と同一と考えてよいでしょう。
なお、ロ(loe)は「上流」を意味し、怒(ヌー)江の地名の由来となっていると聞いたことがあります。
なお、この辞書は1960年代ごろから普及しはじめた、声調を分別できる「新正書法」で書かれていますが、実際に東京のシャン料理屋さんなどで見ることができる綴りは、声調を分別できない「旧正書法」によるものであるようです。
といっても、ミャンマー語とシャン語のどっちで書かれているか、独特な形のnの文字などのおかげで、なんとか区別できる程度なのですが。

母音はほとんど違いがないようですが、この辞書ではミャンマー語のような「曖昧母音」の存在が明記されています。複合母音のあらわし方など、結構複雑です。
声調もほぼ一緒。次の記号をつけてあらわすのですが、記号を使わずに声調をあらわす場合もあり、それほど単純ではありません。
記号なし(35)/:(55)/=(31)/.(53)/,(11)/;(33)

子音は、タイ・ロ語にはない(と思われる)子音がいくつかありますが、恐らくミャンマー語由来単語の表記に使われるものでしょう。逆に、シャン語にはない子音がタイ・ロ語にある場合もありますが、中国語由来の単語に使われるのかもしれません。

p/ph/m/f/v(w)
ts/s/ny/y
t/th/n/h
k/kh/ng
r/l/θ/'

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