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海外同人・オタク系文化コミュコミュのOTAKU文化の入り込めない場所はあるか?

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お初です。にっし〜と申します。数年前までは随分、コミケとかにも顔を出していましたが、いまは海外生活なので…。

それで思ったんですが、例えばインド文化圏ではオタク文化は展開が難しいような気がします。「漫画・アニメ」じたいが相当、低く見られているのと、むしろこれが重要なのでしょうが「インド映画」という強力すぎる独自の存在がある(ストーリーの質や粗製乱造ぶりを考えると正直、レベルの低い作品も多いんですが)からです。また「キャラクター」でみても街中にヒンズー教の神様があふれていて既に席巻されています。

イスラム文化圏も難しい気がします。穏健なムスリムが多いとはいえ、もともとイスラム教の教義は偶像崇拝を徹底的に排除しているため「具象画」が描けません(ある会社が漫画版世界の歴史で預言者ムハンマド(マホメット)を描いて抗議を受けた事件もありました)。アル・カイダと同盟してたアフガンの旧タリバン政権は「絵」「写真」すべてを一切禁止していました。
そんなムスリムの精神土壌の上で代わりに発達したのが「抽象芸術」だったわけですけど(お酒がダメだからコーヒーが発達したように)、具象性抜きのオタク文化は考えられない気がします。

ヒンズー・ムスリム(これだけで世界人口の約4割を占める)にまで届くようなものに、オタク文化は変容を遂げられるんでしょうか? ちなみにイスラム国は石油でリッチだし、インドも金持ちはものすごい金持ちなので、貧しいことは理由にならないと思います。オタク的趣味嗜好は「漫画・アニメ」でなく「ガンマニア」だとか「鉄道オタク」のほうに向かうんでしょうかね?

コメント(18)

自己レスすみません。
あとOTAKU文化には「情報量」も重要なので、識字率もモノを言うように思います。インドとかまだ識字率6割ですし、大きな州でも5割を切るところがあります。もちろん彼らは貧困ですが。
あと識字率に男女差が大きく、男7割女4割なんて当たり前なので、いわゆる「やおい」が育つ土壌も無さそうですね…。
やっぱりOTAKU文化は先進国とアジア諸国に限定されちゃうのかなぁ…それはそれで大きなマーケットですけどね。
インド文化圏が難しいというのは意外に感じました(貴重な情報ありがとうございます)。
もう1つ大きいところで中南米はどうなんでしょう。ヨーロッパのコミック作品を南米出身の同僚が読んでいたこともありましたし、マンガ的なものに全く可能性がないわけではないと思うのですが。スペイン語に訳されさえすれば一気にいけるのでは、と思うのは甘いでしょうか。

イスラム文化圏は、トルコやモロッコくらいまでなら可能?
うまく行きすぎると逆に排斥運動が起きたりするのかも知れませんが。
インド駄目ですかね。ヒンドゥーの神々を萌えキャラにするのは、造作もない気がするのですが。
インドの神様はキャラとしてキンキラキンで濃いんで、色白薄味が持ち味の萌えキャラ(特に萌えギャルゲー系)には向かないというのが僕の受けた感じです。あと男性神も萌えキャラにしないといけない。これは難しい。
10年くらい前までの線の太い絵だったらいけるかもしれません。

いちおう「カードキャプチャーさくら」のヒンディー語版を見ましたが、完全に子供向けという扱いでしたね。
このほか「人口が多過ぎて必ず直に誰かと会ってしまうので、引きこもり型のオタクには向かない社会だ」という人もいました。そういえば雑貨屋は山ほどあるのにコンビニはないしなぁ。

中南米は可能性あると思いますよ。ただ日本から遠すぎるので、欧米を通じた間接的な紹介になっちゃうのが弱みかなと思います。
「ああ女神さま」のウルドなんかは、もろにインドの神様やアーリア人的味付けを持ってきたデザインのように思えるので、意外とマッチングするかも。でもインド人に見せるとダメなのかな。(笑)もしくは、デフォルメして、いづなよしつねみたいにするとか。
>ウルドなんかは、もろにインドの神様やアーリア人的味付けを
>持ってきたデザインのように思える

どうなんでしょうね!?
実際のヒンズーの女神様はこんな画に描かれることが多いですが、
OTAKU的なものと合うでしょうかね?

サラスワティ(創造神ブラフマー神妃、知恵と文芸の女神)
http://www.goddess.ws/sarasvati.html

ラクシュミー(維持神ヴィシュヌ神妃、富と繁栄の女神)
http://www.goddess.ws/lakshmi.html

ドゥルガー(破壊神シヴァ神妃パールヴァーティの化身)
http://www.goddess.ws/durga.html

カーリー(同上、もっと怖い)
http://www.goddess.ws/kali.html

参照先ばかり多くてすみません。
でも個人的には少なくとも「萌え」とは相性が悪いような…。
少し前の線太めの絵ならいけるかも知れません。

オタクはオタクでも、知識量比べ的な方向に走ってしまいがちな
気がします。よくわからん神話とか化身とか創りまくってるし(^^;

イスラムは僕もよく知らないんですが、神秘主義イスラムの人たちなら受け入れてくれるかな。たとえば本来「絵」禁止のはずなのに、神秘主義的傾向の強いシーア派の人たちはホメイニ師や今ならシスタニ師の肖像を出しまくってます。でもスンニ派の(自称)原理主義者は危険です(^^;;;;
下のコミュでの報告によると、中南米の少なくとも日系の人たちのあいだではOTAKU文化は人気を集めているようです。日系以外への浸透度は不明ですが…。

BRICsコミュ内
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=734680
インドから、こういう話題もありました(友人のブログより)。

「HENTAI、インド上陸」
http://indo.sub.jp/arukakat/index.php?itemid=258

「HENTAI」=「OTAKU」文化ではないですけれども、いちおう
ひとつの例として。さて流行るか否か?
ムスリムがメインのインドネシアですが、中国からの移民が多いことや、カトリックの島もあり、またバリ島(ここだけヒンドゥー)があるっていうこともあってか、イスラムの戒律はゆるやかです。
日本のマンガは翻訳物がいっぱい出ています。テレビのアニメもかなりやっていますね。(子供用が多いのですが、マクロスなども放映されていました)
イスラムの教えも解釈次第、というところが大きいので、今のところは規制とかそういう気配は感じられませんでした。
ラグナとか、ネットゲームもあるしねぇ・・・。

生活にゆとりが出てくると、マンガやアニメ・ゲームなどで遊べるようになるのかもしれませんね。

あ、でもエロティックな物はすべからくダメです。キスもダメよ!
東南アジアのイスラム圏は、たしかにゆるいですよね。
自分もマレーシアによく行きますが、同じように感じます。両国ともイスラム圏ではありますが、同時に多宗教国家であることも関係があるかもしれません。

問題は、インドから西の「純イスラム圏」なんですよねぇ…。
トルコは政教分離をうたっている国家なので、
もしかしたらいるんじゃないかな・・・と思って探してみたら、
案の定、活きのいいアニメファンが見付かりました。
こうしてみると、バーレーン辺りにもいそうですね。
http://www.anime.gen.tr
ほほ〜、さすがはEU入りをめざすトルコ。なかなかですな。
バーレーンはどうかな。人口の少ない、小国ですからね(^^;

いっぽうロシアからは、こんな情報も入りました(『世界日報』メルマガより)。
==========
○アニメ、ファンタジー嫌い(ロシア)

 ロシアの成人は、アニメとファンタジーが嫌いである。

 「アニメ大国」で生まれ育った日本人には理解できないが、ロシアのアニメ差別はすごい。新聞のテレビ欄を見ると、日本では「サザエさん」とか「クレヨンしんちゃん」とか名前が書いてある。

 しかし、ロシアの新聞には、「アニメ」とだけあり、番組名が書いてないのだ。つまり、「アニメは子供が見るもので、みんなくだらない」ということなのである。筆者がロシアの友人に、宮崎駿監督などの良質なアニメを見せようとすると、「フッ」とバカにされてしまう。それでも無理やり見せると、途中で寝てしまう。

 ファンタジー系の映画も、子供が見るものとして評判が悪い。全世界で大ヒットした「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」シリーズなどを、ロシア人はバカにしている。

 筆者の友人でロシア人と結婚している日本人が、妻(あるいは夫)に「スター・ウォーズを見に行こう」と誘う。すると、妻(夫)は、「子供じゃん」と笑い、頭をなでなでされてしまう。

 では、ロシア人はどんな映画が好きなのか。キーワードは、「考えさせる」「深い」映画。ハリウッド映画に慣れている日本人に表現させると、人間の葛藤(かっとう)を描いた「ドロドロした」映画。

 どうして、このような趣味の違いができたのだろうか。筆者は教育の違いだと考えている。ロシア人は、中学生のころから、ドストエフスキーとかトルストイといった、人間の内面の葛藤を描く「古典的名作」を読ませられる。おかげで、「思慮深く」「考える」人になってしまうのである。

 そんな早熟なロシア人にとっては、大抵のアメリカ映画が、「低俗」なのである。(Y)
========
■編集後記
▼日本が冠たる輸出文化を誇るアニメですが、あまり流行らない国もあるようで。思えば、マンガ以前の芝居でも勧善懲悪のチャンバラものといった判りやすくてスカッとするストーリーが受ける日本。西部劇のアメリカも共通するかもしれません。スーパーマンはじめ多くのマンガのヒーローを生みました。ロシアのテレビでよく見かけるアニメにノルシュティンの「話の話」というのがありますが、子供というより日本では大人に受けているようです。「考えさせる」「深い」とのキーワードに通じるような…。(K)
==========

アニメといえばノルシュテイン、というのがロシアなんでしょうか(^^; ノルシュテイン…OTAKU文化とは違う文脈のアニメだなぁ…。
人形アニメ「チェブラーシカ」(コミュもあります)のこともロシア人に聞いたことがあるんですが、そういえば「子供の物」とゆー扱いでしたねぇ(日本では若い女性に人気)。女性(なかでもおばあさん)は、むしろ子供の教育にいいという点から好意的でしたけれども!?
ロシアといえば、一部で有名なロシアのオタク少女・
秋葉いつき(本名:Jenya)ちゃんなんて人もいましたね。

彼女が所属するアニメサークルもなかなか気合の入った集団のようで、
名前を「タタカエ」というのですが、その語源はなんと、
OVA「おたくのビデオ」の主題歌「たたかえ!オタキング」から。
他の全てを退けて好きなものを追い求める歌詞の内容が、
彼らの抱く精神にぴったりマッチしているからなのだとか(笑)
考えの深さも、こうした方向に向くと面白いですね。

上記のトルコの人も、マイノリティの極みであることは確かですが、
それでも"少数ながら存在する"というのがとても嬉しいです。

ところで、ロシアにもやっぱり"シベリア鉄道マニア"っているんでしょーか。
かなり古いトピですが、普通に読み物として面白かったです。
ココに書かれてる事情で、その後なにか変化はありましたか?
東欧諸国は、どうなんでしょうね。
以前ポーランドのグダンスク(ダンツィヒ)で、映画や、ゲームソフトを扱う店で、アニメDVDは見かけましたが、チェコ・プラハの本屋では、マンガは英国版のみで、チェコ語版はみかけませんでした。

南米は、中米のメキシコとセットで、聖闘士☆聖矢とか、かなり強いみたいですね。面白いのは、現地語版の声優も評価されているというところでしょうか。
同人誌の翻訳サークルで英語圏の参加メンバーを募集したときにはインド人にの子もいましたよ。
察するにお金持ちだと思うのですが、インドでは放映されてないアニメの同人に興味ある人もいるということで!

宗教が強い国でも、やっぱりそれほどシリアスじゃない人たちはいるものなので、やっぱりどこの国でも一定の範囲で広がるんじゃないかと思います。

まぁ、やっぱりイスラム教圏は他に比べて厳しいとは思いますが…
イスラム教圏となると、確かに厳しいと思いますが、
比較的緩い国なら、ある程度はいけるのかなーと。

漫画・アニメの話からちょっと路線が離れてしまうかもしれませんが、
根本の「OTAKU文化は入り込めるか?」という問題と同じことだと思うので、
ここでちょっと考えさせられたことを紹介できれば。。


いま、私は、パリに住んでるんですが、この前の金・土・日に
Chibi Japon Expoというエクスポジションに行ってきました。
(現在、写真まとめてる所です。完成したら紹介できればと思ってます。)

まぁ、有名なJaponExpoのミニ版みたいなもので、
漫画以外にも、ビジュアル系やらアイドル系(V6みたいの)の紹介なんかも
エクスポジション内でやってたりしてるんですが。。

そういったアイドル系のブースの前で見かけた光景。
液晶テレビで、ライブ映像を垂れ流してたんですけどね。

数十人のフランス人(女性)が盛り上がって歌ってる。
一部、うちわ(→よく知らないけど、ジャニの応援なんかするときに使う奴)
なんかも持ってるような感じw

で、その中に…明らかに、イスラームと分かる娘がいる。
というのも、黒いヒジャブ(髪の毛を覆うスカーフ)をかぶっていて、
彼女も一緒に盛り上がってる。

日本人の視点からすると、イスラームとアイドルってどうやっても結びついて
いなかったので、、、いろいろな意味で考えさせられる光景でした。
追記すんません。

フランスでヲタが多いって言うのは、先進国ってこともありますが、
フランスは無宗教な人が多いというのも関係してるような気がします。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Etc_SK.html
(上から二番目のグラフ)

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