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角松敏生/T's-Kansaiコミュのファンクラブ考 2008/07/12 02:07

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【オフィシャルサイトに角松氏のコメントが出ておりました】


みなさんお元気ですか?
マスターは日々曲つくりに勤しんでおりまする。
久々にがっつりしたメッセージをお届けします(笑)

さて、俺んちのツリーでディスカッションされていた、
ファンクラブへの疑問、質問等々マスターも
しっかり読まさせていただいておりましたが、
内容が内容なだけに、わが社としてもしかるべき返答をしたほうがよいのではないか
ということで話し合ってまいりました結果、会社からの回答ということで
メインBBSの俺んち6月のツリーにアップしました。

基本的に、ファンクラブと、このメンバーズサイトは性格を異にしています。
ファンクラブは 社長であるマスターが運営しているわけですね。
このサイトは サイト運営会社に内容を委託されて、マスターと管理人が
流れを作っています。なので、基本的には ファンクラブへの疑問、質問、
コンプレイン等々はファンクラブ以外の方でも ファンクラブへ直接いただくのが
ありがたいと言えばありがたい。しかしながら、角松敏生を 応援してくださる皆様の
側に立って考えますと、応援していくための受け皿としては、
どちらも同じ性格のものなので、ファンクラブというインナーの情報なども、
どうしてもこのサイトで取り上げられていくことは仕方の無いことだと思います。

というわけで、とても良い機会なので、チケッティングに関して、
どのような考えでシステムを組んでいるのかと言うことを、
システムを作り実際に運営しているスタッフの方からご説明させていただき、
知っている方も、知らない方も、そのマニュアルを今一度、確認していただいて、
理解を深めていただきたいと思います。

と言うわけで、
ファンクラブにおける特典のチケッティング・システム、
また特販物に関しての意味合いは、
俺んち 6月のツリーにアップされている内容をご一読いただければ、
ご理解いただけるかと思います。

しかしながら、ファンクラブって何だ?なんで必要なんだ?
ファンクラブに入っていない人との 格差的なことは、どう考えているのだ?
というような 想いが残る方も多くいらっしゃると思います。
そこで、マスター直々に、今一度、ファンクラブ考・・なる想いを
このメッセージコーナーにて綴って見たいと思います。
長文になりますので 悪しからずですが、
どうか興味のある方、お時間のある方は、ご一読いただければ幸いです。

さて、ご存知の方々も多いと思いますが、マスターは以前、
別の方が社長をされていた事務所に所属する、雇われアーティストだったわけですが、
その社長との見解の相違によって 90年代に独立、個人事務所を設立しました。
アーティストの権利を守るという意味では、アーティスト自身が会社運営をしたり
役員になるといった、何らかの形で母体となる会社の経営に関わっていることは
重要な意味を持ちます。僕のように直接、代表取締役になるアーティストもいますし、
役員という形で関わっているアーティストもいます。
ビッグ・アーティストやベテランはほとんどそんな形をとっています。
しかしながら僕のように直接、代表になるのは楽なことではありません。
クリエーションと経営というある意味二律背反した事柄を同時に
考えなければならないので、やはりプレイング・マネージャーというのは大変です。
でも、それが一番筋を通しやすいですし、いろいろと勉強できることも多いので、
少々辛くても、角松敏生というのはこの形が一番なのかなと思っています。

ファンクラブというのは会員組織であり、一つの財産でもあります。
前事務所が設立したわけですから、元々は前事務所の財産でした。
しかし、僕が離れた後でアーティストが不在な会社が運営するとういうのは、
真にありえない話ですね。
そこでマスーは前事務所から買い取らなければならなかったわけですね。
正直リスキーでもありました。
ここでリスクをしょいたくなければ、ファンクラブを解散することもできたわけですよね。
買い取らなければ所有権は向こう側にあるのだから、
向こうの会社に処理して頂ければよいわけで・・。
けれど、僕を応援してくださる方々にはそんなやりとりは無縁の話。
ここまで応援していただいた方々に申し訳ない。
そう思ってファンクラブを引き継いだことに悔いはなく、そのおかげで
ここまで来られたと思っています。

とはいえ、多くの会員の方々を相手にする組織運営というのは大変な作業で、
たとえば電話応対一つとっても様々な方々のご意見等々を受けるのは
精神的にも体力的にも力が必要ですし、つまり人手もかかります。
そのような理由でファンクラブの運営を別会社に委託するケースもあるようです。
そうすればリスクが分散されるので経営的に楽になるところもありますが、
その場合責任のある個人情報を全て委託してしまうというようにも考えられるので、
会員の皆様のためには意義の大本であるアーティストが存在する会社がリスクを
持つべきだと思います。
そのような理由で管理運営は大変な作業ではありますが当BICは僕の会社が
全て受け持っております。
つまりファンクラブBICは
角松敏生が社長をやっている会社が運営している・・・
ということです。ここ基本です。

BBSのツリーにもアップされているような、ファンクラブのシステムは、
直接オペレーションをしているスタッフたちが基本を考え出します。
実際に現場でハンドリングしているスタッフたちの考えを優先したいと思っていますので。

ともあれ最終的にはスタッフ全員と僕とで入念に話し合って、
皆の総意のもと、最終的な決済は僕自身が出しているわけです。
ですからファンクラブへの疑問、苦情等々は直接僕自身に向けられたものとして
受け止めています。精神的にタフじゃないと結構しんどいこともあります。
それでもファンクラブを充実させたいと思うのは何故か。
角松敏生においてのファンクラブの意義とは何なのか。
長くなりますが、できるだけ解かり易く説明したいと思います。

さて、ファンクラブという名前の響き・・・
これ、やっぱりなんかある意味ミーハーなアイドル的なイメージ
ありますよね。
無論アーティストや俳優さん、タレントさんといった商売は、
夢を売る商売なんて言われる側面もありますので、
多少なりともそういうアイドルとしての見られ方があるのは仕方のないことだと思います。
僕だって若いころは男として人気者になりたいと言う時期がなかったと
言えば嘘になりまさぁね(笑)
デビュー以来テレビ出演を拒んできた時期、前事務所の意向というのは、
音楽性の高さを売りにする、アイドル性の徹底的排除をイメージにする、
という表向きの仕掛けがありました。でも、これは実はあざとい仕掛けで、
そうすることによって逆に秘匿された価値観を上げて、逆にアイドル性を
高めるという裏の方法論があったようです。
まぁ、20代のころのマスターは好き勝手に音楽やってただけって感じだったし、
受けりゃそれなりに陶酔もしてた時期もありましたね。
つまり、あまりそんな難しいこたぁ考えてなかったすね。
(お恥ずかしい・笑)

つまり前事務所時代に設立されたファンクラブは、アイドル視するファンの
エネルギーを利用していた時期があったのは事実だと思います。しかし、
そんな中にあっても角松敏生のファンクラブは、
音楽性の高さを価値と位置づけて支援してくださるファンが多かったのも
事実ですし、ファンクラブに入る一番の理由はやはりコンサートのチケットを
優先的に取れるから、そして情報が少ないからという意見が多数でした。
もちろんその中にはアイドル的観点で前の席で見たいという方々も
それは多数いらっしゃいましたが、そのような方々だけじゃなかったのも事実です。

さて、そのライブにおけるチケットの入手方法の優先性、席の位置、
そしてライブの楽しみ方といった価値観についてなんですが、
少し話がずれるかもしれませんが・・
ここでちょっと僕が19のころの話をしたいと思います。

中学時代から好きで聞いていたアーティストのライブチケットを
友人が入手したということでそのアーティストのホールライブに行けることになりました。
僕が中学時代このアーティストは知る人ぞ知るアンダーグラウンドな人でして、
高校時代何度かライブハウスで見たことがありました。その数年後、
その方はブレイクしていてチケットが中々とれないという話をよく聞いていたので、
友人がコネで取ったというそのチケットは貴重な物でした。おまけに、
そのチケットを見ると、なんとA席!と書いてあってこりゃラッキーとばかり、
勇んで中野サンプラザに向かったのでありました。
ホールのライブなんて行った事が無い高校でたての僕はA席って
どんな良い席なんだろうと思って探しますと、なんと二階席・・
Aで二階なの?一階で見られている人たちはどうやってチケットゲットしたんだ?
とか、初めての経験に頭ぐるぐる。おまけにコンサート終盤では、
ある曲のキメの部分で、ほとんどのお客さんが一斉にクラッカーを鳴らしたときには
たまげてしまいました。なんなんだこの一体感は?
みたいな(笑・はは、これでそのアーティストが誰だかわかった人もいるでしょう)
さしずめ何も知らないで僕のライブに来た人が紙飛行機に
おったまげるのと同じ感じ?そんな驚きの中でしたが、
ライブは最高でバックミュージシャンに凝るその方らしく演奏も完璧、
音も迫力満点、何よりもレコードと同じ音がライブで展開されるその瞬間に
19歳の僕は圧倒され、最終的には二階席であることなどどうでもよく
楽しんでいました。高校時代ライブハウスで見たのとはまったく違う
クオリティーでした。どちらがいいというのでは無いのですが・・
まぁ僕が最終的に感じたのはどちらも良いというところでしたが。

実はこのアーティストの方も音楽性にアイドル性は必要ないと
お考えだったようです。
実際僕も今でもずっとそう思っています。
ま、そんな意味合いもあったのでしょうか、
この方はずっとファンクラブ否定派の方だったんですね。
だから、僕もこの方がファンクラブを設立されたという話を聞いたときは
びっくりしましたが、今は凄く意味がわかりますね。
この方がいつごろから会員組織を意識されたのかは 僕はよくわからなかった
のですが、その19のころに見たライブでもファンクラブではないにしても、
なんらかの組織があってチケッティングにおける優先性のようなものが
あったのだろうなぁと、今になっては思います。そしてあのクラッカー・・
それはそのアーティストを支援する、個人ではなく、
あきらかに一団としての力を感じました。まぁ、僕の場合そこで引いたり
疎外感を感じたりはしませんでした。
次機会があったら俺も鳴らしたいとか思っていましたし(笑)
ま、その点、うちの紙飛行機は一発だけじゃなく繰り返し楽しめるし、
リサイクルなので、知らない人でもすぐ参加できるという点では、
親切な企画ですな(笑)
何しろファンの方々が勝手に考えたネタがここまで踏襲されていることは
偉大なパワーです。凄いぞ!角松ファン!(笑)
話がずれずれになってしまいましたが、なんとなく伝えたいこと伝わりますか?

さて、まとめましょう。一言でファンクラブと言っても様々な形があります。
アイドル的な、またアイドル視するファンのパワーを使ったビジネスという
側面を最重要視するファンクラブもあるでしょう。しかし、
一方では稀少となりつつあるアーティストの活動をサポートする唯一の力としての
ファンクラブという形もあります。
僕ももうじき30周年。今でもこのおっさんをアイドル視してくださる方がいるなら、
それはまぁそれでありがたいのですが、ま、なんか、こっ恥ずかしい感じもします(笑)
女性の黄色い?(笑)声援も、もちろん男冥利につき嬉しいですが、
やはり男子の怒涛の声援を聞きますと、ほっとするというか、
座りがいいというか、こっ恥ずかしくなく盛り上がれますね
(注・変な意味ではない・笑)


まぁそれはさておき、今は本当にCDが売れないのです。
(僕に限ったことではなく、業界全体がそうなっています)
音楽ビジネスはやはり母体となる
パッケージが売れてなんぼなのですが、配信などが一般化していきますと、
ますますパッケージが売れなくなってしまいます。
それでも音楽活動を持続させるには制作費を削っていくしかないでしょう。
昨今は機械でなんでも作れてしまう音楽の世界。特に歌物のポップスなどでは、
優れたミュージシャンを起用してクオリティーの高いオケをつくるなんて
所作は無駄以外の何者でもない・・という価値が定着しつつあります。
そのアーティストがつくって歌っていればいいのだ・・
ま、究極的にはそこに行き着くのでしょうけれど、
角松敏生の音楽は、参加ミュージシャンの力量、アレンジのおもしろさ、
音質の良さ、またそういったことに対しての新しい開拓、
チャレンジ、変化(僕自身が思う良い意味での)を追求しつづけること、
そして、ライブにおいてもまったく同様のことを追求していくこと、
この音楽における総合的価値観が角松敏生の本分であって、
どんな形にせよその哲学が失われては意味がない。
そう思ってここまでやってきました。
しかし、そのようなクオリティーの音楽を追求し続けるためには、
現状のCD売り上げ等々はあまりに過酷です。
しかしながら、それでも今年もそして来年もやっていける予定が立つのは
ひとえに熱心にそんな僕を応援してくれる人々がいるからです。これはもちろん、
僕の会社のスタッフ、レコード会社のスタッフ、
業界のシンパの方々の存在は重要です。そしてもっとも重要なのが、
ファンの(僕はリスナーと呼びたいのですが・・)皆様の存在です。
実際、現状では、今のクオリティーを保つためには、
儲けはあまり期待できません。でも会社は回っています。儲けはでないけれど、
プラスマイナスゼロで続けていられるのです。
この原動力の源がファンクラブという会員組織の存在です。
結局どんなアーティストもその活動の基盤となる支援勢力の有無、数が、
このとっ散らかった音楽業界を生き抜いていくための
重要なファクターとなっているのだと思います。
もちろん、マスターもそりゃ儲けたいですよ。
でも儲けるイコール、良い音楽が支持されたから・・・
ということにはならない散らかった世の中でもあると思います。
そりゃ結果が全てですが、結果とクオリティーが必ずしもイコールであった時代と
今は違う・・ということ。お解かりだと思いますが。
だから儲けたいなら儲かることやればいいだけです。
売れてるアイドルかなんかに曲提供の営業かけまくるとかね。
ただ自分のことで精一杯な今はちょっと難しいすが・・(笑)

ちなみに、儲かるってどういうことですかね?ある程度の暮らしの基盤の
維持ができたら、それ以上望むべくもなく、今をどう維持できるか、それでいい。
それが僕の経済の観念です。でも、暮らしでも仕事でもここだけは
譲れないそういう意志は持ち続けていたいですね。
だから僕は自分の音楽のクオリティーを落としたくはありません。
しかしやはりかかる経費は膨大です。
前回前々回のツアーでもTDKさんのバックアップがあったおかげで
大赤字をださなくて済みました。
もっともそれがあったからこそ、あれだけのことにチャレンジしたのですがね。
この結果は良い勉強になりました。いずれにしても、
これからはもっと厳しくなるかもしれないので、
もうあんな贅沢なツアーはできないかもしれませんが・・・
けれどファンクラブの存在が今の感じで存在すれば、基盤は残せていけるのです。
ですから、ファンクラブの会員数を伸ばしていくのは、角松がそのクオリティーを
残していくための必須課題なのです。もちろん、様々な理由でファンクラブに
入会されない方々も応援していただく気持ちは同じと感じています。
僕にとってはCDを買ってライブに来ていただける、これほどありがたいことは
ないのですから。さらにファンクラブに入っていただけるということは、
角松というブランドの会員になっていただいているということなのです。
より特化された支持者、支持母体、ということなのかもしれません。
ですから、ある意味株主優待のようなことをしなければならないのは
当然のことですね。まぁもっとも株主配当はないですが(笑)
皆さんの僕の作品への特別な投資に対して、
何かお返しをしていくこと・・
これは良い音楽を創り続けることがまず第一ではありますが、
やはり特典というのは大切になってきます。我がファンクラブで特典として
希望するものと言うアンケート行った結果、限定CDという希望が
上位にランクされていました。・・なんとまぁ・・・
音楽好きな人たち・・・それでこそ僕のリスナー・・嬉しかったですね。
なので、いつかはファンクラブ限定のCDを制作したいとずっと思ってきました。
しかし、契約したメーカー以外からの音源の発売は基本的に無理なのですが、
支持母体の活性化というのは非常に大切なこと・・という理由でこの度、
メーカーにもOKをいただき、ずっと念願だった限定CDを制作できることになりました
(もっとも、まだできてないので汗汗ですが・笑)
限定といっても昨今、音楽なんて情報のやりとりで自由に扱われて、
正確に限定なんてできないことは百も承知です。
けれど支持母体の皆さんとの絆の証として大切な企画にしていきたいと考えています。
もちろんファンクラブ以外の方々にも喜んでいただける新作創りをしていることも忘れないでくださいね。

それから、マスター思うんですがね、クオリティーに拘りたくても、
昨今の音楽の消費傾向のせいでたち行かなくなっているアーティスト、
ミュージシャンたちは他にも沢山いらっしゃると思うのですよ。
なんかね、音楽も多チャンネル化してジャンル別に特化したほうがよいのでは
と考えています。このクオリティーのアーティストの作品は、
この店じゃないと買えない、もしくはこの番組じゃないと聴けない・・とかね。
一見、突き放しているように感じるかもしれませんが、
逆にそういうニーズのマーケットに確実な情報と商品を供給できるという意味では
意味があると思います。
そしてもう少しインターネットが普及して、安全性も向上して安定すれば、
地方都市、隅々の方々もネット利用して、特化されたところにアクセスして
確実に品物あるいは情報をゲットできれば良いわけです。
そんなことも含め小売店さんのあり方も少しづつ問われる世の中になってきました。
専門的な音楽は、量販店ではなく専門店で買いたいものですよね。
おっとまた話がずれました。

僕のようなアーティストが生き残っていくにはどうしたらよいのでしょうか。
ともあれ、支持母体、角松敏生の活動支持団体としてのファンクラブは重要です。
昨今、会員数が伸び悩んでいることもあって、ここは重要なポイントに
なることは仕方なく、故あってファンクラブに入会されていないファンの方々には、
格差を感じさせてしまうこともありましょうが、どうかご理解いただきたいと思います。

そしてまた、入会されている方々におかれましても、
今回のように需要が集中してしまいますと満足な供給がなされない場合も
あります。
今後の改善を事あるごとに検討してまいりたいと思いますので、
こちらもまた合わせてご理解いただきたいと思います。

ツリーでのスタッフの書き込みを見ますと、要は最近動員数が落ちていると、
さらにファンクラブも伸び悩んでいると・・だから、固く固く周到にやったら、
予想外にお客さんが集中してしまった・・まぁ、つまりはそういう訳なんですね。
年末のコンサートをやるかやらないかは、スタッフの中でも意見が分かれましたね。
もちろん結婚が影響するのではないかという懸念をいだくスタッフもいるわけで(笑)
そんなぁ、それこそアイドルじゃねぇんだからよ!
という声もあるでしょうが、仕事はあらゆる想定をすべきなので、
その固さも必要なことなのです。
でも、嬉しい誤算って言い方は社長にちょっと失礼でないかい?(笑)
まぁ堅実なスタッフの気持ちはわかりますが、
僕は逆に今回は動員は良いはずだと、予測しましたね。

何故ならいろんな要因があり、また、今年唯一のホールライブだということ、
つまりこのタイミングだからこそ動員の動きが強いのではないかと。
正直賭けるほどの自信はなかったですが、
僕の思った通りで安心しています。
しかし!大事なのは、この動員数はこの時期だからのことであり、
特殊なものであって、厳しい現実はこの先もまだまだあると思います。
大切なのはこの中野のライブでやっぱり角松はよかった!と、
来ていただいた方々皆に思っていただけるようなライブにすること!間違っても、
変わったな、とか、つまらなかったと思わせないこと、これが必須だと思っております。
そしてその成功によってそのあとに続くであろう、
いえ是非とも続かせなければならない、地方ツアーへの足がかりにして
いかなければならない重要なライブだと考えています。
ほんっとに長くなりました(笑)
つまり、角松敏生のファンクラブは、いわゆるミーハーなファンの集合体
というものではなく、特に僕のような活動を続けるアーティストにとっては、
なくてはならない
活動維持促進団体というとても重要な位置づけがあるため、
一般のリスナーとの温度差が
生じてしまうことも時としてでてしまうことをご理解いただきたいと思います。
この力が失われてしまいますと、それこそ最悪は活動停止を余儀なくされてしまいます。
もちろん、リスナーを増やしていくことは、ファンクラブの会員を
増やすことだけではありません。特化した、
音楽環境をより多くの人々に知っていただくためには、
皆様の口コミが一番です。ファンクラブに入る方がファンで
そうじゃない方がそうじゃないなどということは絶対になく、
だからこそ、僕はファンではなく、リスナーと呼びたいのです。
長々お付き合いいただきありがとうございました。
今後の角松敏生にこれからもご期待いただけますよう、
よろしくお願いいたします。

コメント(2)

確かにどのミュージシャンも
昔みたいに大手企業のバックアップがあって
大々的にツアーをするっていう事が
少なくなりましたよね。
メディアにガンガン出ていない角氏のような活動をしている
ミュージシャンには殊更厳しい時代です。
そういう意味でも母体となる支援団体?があるのは大事ですよね。
こんなにまじめに考えている角松さんだからこそ、
ファンとしてついてきて良かった、と思いますね。
(音のクオリティが高いから聞き続けていることは当然ですが。)

しかし、このコメントの長さ……
コンサートで、角松さんの声で聞いている気分になりました(笑)。

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