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☆季家里Family☆in多治見☆コミュの季家里恋愛物語

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季家里でおこった小さな恋の物語です☆

※この物語はフィクションです。
登場する人物は実際には存在しません。



『ルール』
皆で1つの小さな恋の物語を作りましょう♪♪
※誰かを傷付ける様な抽象的なことは書かないで下さい。
↑見つけ次第削除します。
書き方やストーリーの進行具合はお任せします。
自分の思うままに……

………妄想を

コメント(22)

「いらっしゃいませ!」

元気の良い声で迎えいれてくれた。



少し東南アジア系の顔立ちをした色黒でボーズの男性。



入ってすぐ右手にはギターが置かれていて、少し雰囲気の変わってる和風アジアン系の店内の明かりは今のみゆきの濡れた心と体を暖めてくれそうだ。



カウンターに一人座って

ここ多治見の地元のお酒と聞いた三千盛り熱燗をぐっと飲んだ。
「よっ、久しぶり」

と、声をかけられ驚いた。

何故ならその声の主は相変わらずの人懐っこい笑みをした幼なじみだったのだ。

「大介!………でも、どうして?」

「『どうして、ここにいるの?』ってか。まあ、とりあえず座れよ。」

大介とは元々親どうしが学生時代の友人ということもあって、幼い頃から互いの家を行き来していたのだ。
歳は大介の方が二つほど上で、私にとっては友人であり、家族であり、兄のような存在であった。


私は大介に促されるまま、隣に座った。
久しぶりの大介との再会は会話を弾ませた。


「ねぇ大介、覚える?」
すっかり酔っ払い、気持ちの良さそうな目をしたみゆきが言った。


「え!」


突然思いでがフラッシュバックした。


それは大介とみゆきが小学生の頃
すぐに泣くみゆきを大介は本当の兄の様にいつも面倒を見ていた。


そして2人はその時にある約束をしていたのだ。


「みゆきお前…」「まだ覚えてたんだね……」
「まだあの秘密基地残ってるかな?」
ぼそっという大介。

みゆきも同じことを思っていた。
あの秘密基地には大介は知らない、みゆきだけの大切なものが残っていた。

ふと目が合う大介とみゆき
「行ってみるか」

偶然一緒に同じ言葉がでて、二人は笑いあった。
そして二人は酔っ払った意味の分からないノリのまま千種に着いた。


千種のある橋の下に作った基地へと向う。

そしてその場所に着いて二人は喜んだ。

何故なら基地がまだ残っていたのだ。



みゆき「ねぇ、あの基地って私達の基地だよね」

大介「まだあったんだ」

みゆき「入ってみようよ」


二人は思い出の秘密基地(一見ホームレスの小屋)に入ってみた。





「くさっ!」



二人は声をそろえて言った。


基地の中にはエロ本が散らばっていて廃墟の様になっていた。

大介「おい、みゆきこれ見てみろよ」

みゆき「いやんハート


みゆきは大介にいきなり見せられたエロ本にびっくりした。


みゆき「もぉ大介ったらエッチなんだからぁ」

大介「お前も好きなんだろ(笑)」


なにやらさっきと大介の様子が違う。

みゆき「大介もすっかり大人ね」


大介「……み、み、みゆきーーーー」


大介は暴走し始めた。
『スーパーネバネバ』

生活も顔も関係も全てねばねばした二人にはもってこいのメニューだった。



二人はただひたすら無言でスーパーネバネバを食べる。


季家里はライスのおかわりは自由だった。

それを良いことにみゆきは5回もおかわりした。



みゆきは知らないがそんなみゆきを見ていた店員はみゆきの事をブウと呼んでいた。


ブウは…



じゃなくてみゆきは最近1つ悩みがあった。











来ないのだ。









そう。 あれが来ないのだ。






その事を大介に話さなければならなかった。



5はい目の飯を口に詰め込み、みゆきは大介にそのことを伝える覚悟をした。




みゆき「だ、だだ、 ダ 、
大介!」



大介「なんだよぉ そんなに興奮して(笑)」
↑KY



みゆき「ちゃんと聞いてよ!!!!」



大介「あっ うん」

「ど、どうしたの?」



急にマジになったみゆきを見て大介に緊張が走った。



『ごっくん』
二人は同時に唾を飲み込む。



みゆきが勇気を出して大介に言おうとした時、





カラン♪カラン♪


季家里のドアが開いた。
みゆき『祐介、どうしてここに?』

祐介『なんだかみゆきのことが、心配になって来てみたんだけどまさかお前達』

祐介は、みゆきのことを好きになっていたことに気付くのであった。
この時、3人にとんでもないことが起きるとは誰も知る余地もなかった。
いきなり罵声をあびせられたが、

大介は目の前で起こっている事態を把握しきってない程テンパっていた。

大介「み、みゆき?」



みゆき「祐介…」

みゆきの目には祐介しか写ってなかった。



その事に気付いたのが一番早かったのは大介だった。


瞬間
大介は目の前の祐介の胸ぐらを掴んで、言った。

「みゆきは渡さない」



大介にとってみれば

3年間探し続けた事も
みゆきの事をどれだけ好きであろうとも
全く関係なかった

ただみゆきの目に写っていたのが自分ではなく、祐介だったのかがゆるせなかった。



だが

祐介もそれしきでは引き下がる訳もなかった。


祐介「お前にはみゆきを満足させてやれねぇよ。」


大介「なにぃコラ」
「外出ろよ」

祐介「おぉ上等だぁ」



みゆき「や、やめて!!」   「うっ」


みゆきはすぐ様しゃがみこむ。


祐介「え?
お前
も、もしかして!??」


大介「みゆき!」

大介はすぐにみゆきをかかえこみにいった。



祐介はただそれを見て言う言葉もなく立ちすくんでいる。



みゆき「だ、大丈夫。」
「ありがとう大介。」


「大介、聞いて。」

「私、できちゃったかも……」


大介「みゆきは誰にも渡さないよ」
「ちゃんと調べて、またちゃんと考えよう」




祐介「い、ぃ、い、、い嫌だ〜〜〜〜」

祐介は泣きながら走って出て行った。



大介「帰ろうみゆき」


みゆき「うんハート











一部 完
円周率。
永遠に割り切れない数字。
その割り切れなさゆえに多くの人を惹きつけてやまない。

カンチもある数字に魅了され、追い求める一人だ。
が、残念なことに円周率ではない。

似たところはある。
数字の羅列であること。
永遠に割り切れないこと。
その割り切れないただの数字の羅列をかけなければ、
永遠につながることのない一方通行の線でしかないこと。

11桁の数字。
携帯番号。


今、カンチは行きつけの居酒屋、季家里で必死に口説いている。
明らかに不快感を表しているリカ。
そしてこの決めセリフ。

「赤外線通信しよ。」

踏切の近いこの店に電車が通っていることを表す音が聞こえる。
そのくらい店内は静かになった。

そしてリカは携帯をバッグに入れながらこう言った、、、。
「え??」
突然のポケベル派という解答でカンチは混乱した。
メダパニがかかった様な状態だ。


振り絞った頭でカンチは言った。

「けつ番なに?」


リカは明らかに気付いてほしかった。
全くカンチに興味がないことを、、、

リカは最近店に取り付けられた液晶TVを見てカンチ無視。





カンチはまた携帯の番号をGET出来なかった。

カンチ26歳の5月
携帯番号聞くことの断られた数は生涯 77回目
でも、それくらいじゃメゲないカンチ。

TVを見ているリカにしつこく食い下がる。
リカとはもう発展はないと確信したカンチは
気付いたらお店に一人だった。


「マスターチェックで!」

胸のあたりで人差し指を交差させてカンチが言った。

「5750円です。」

カンチは烏龍茶だけで23杯も飲んでいた。


シブシブお金を払い、店をでてカンチは
また携帯番号を聞けなかったことを思いだし、
ポロリと涙を流した。


「くそっ」
「負けてたまるか」


カンチは愛車のRX8に乗り込み泣きながら帰っていった。
カンチの人生はこんな形で終わろうとしているのか!?
カンチのRX8にはETCは未だ付いていないのだ。

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