土火～ツチカ～(therewith)コミュのある夏の終わる日に

自分でも見たくない過去なら
振り返らない方がいい

誰かに話したって
今さら変えられるものでもない

大事なのは今と
これから先の未来だろ

間違った解答を見直して
修正できる学生のテストのように

簡単ならいいのにって
思っていたって

誰も君の人生に採点なんか
しないのだから

100点を目指さなくても
いいんじゃないかな

間違ったところは
同じ間違いを繰り返さないように
直しておこうよ

勝ったり負けたりもあるけれど
その嬉しさや悔しさは
きっと成長に繋がるから

100人に同じ顔はできない
強くもなるし弱くもなるよ

それが人じゃないの？
簡単には変われないし
難しく考えることもあるよ

何を言っても言い訳にしか
聞こえないというのなら
言葉を発することをやめようか

どう動かしても
合わないパズルは
何をしたところで
余計に形を悪くするだけだから

自分の形を好んでくれる人が
いるのなら
無理に形を変えなくても
少しだけ触れてあげればいい

優しく触れるだけで
ほら合わさった形が
手を繋いでるように見えるよ

ある夏の終わる日に
音を立てて雨が降った

周りの音を遮るように
水のカーテンが遠くまで続いてる

また考えすぎたりしてるのかな
悪い癖が出てきているみたい

聞こえてくる音を信じよう
今は心も時間も音に委ねて
揺られていよう

騒がずに静かに流れる
川のように…