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プチアミコミュの研究発表〜研究の発端から現在の課題まで〜

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引越後の片づけをしていると、ある本が出てきました。プチアミの発端となった重要文献です。それは、

趙治勲『発想をかえる 囲碁とっておき上達法』(1994年、日本棋院)

です。小路盤研究の効用が正面から論じられています。

現在プチアミで挑戦しているのは、チクン先生が39頁で述べている次の定理、

「6路盤。…これで打てば黒2、3目しか勝てません。」

これです。

hidekinさんと研究を始めた頃、私は図左のような展開を想定して、チクン先生の言葉は正しいと信じていました。黒11目、白8目、黒3目勝ち。全部自然な手に見えます。

ところが研究を続けると、白12が疑問手であることがわかりました。黒11に対して素直に受ける白12は自然に見えるけど明らかなキカサレ。これでは負けるのは当然です。そこで、マネ碁風に白13にハネる手があるのでした。この後の変化はそれはそれで難しいのですが、例えば図中のような展開になって持碁になります。

黒がどんな手を打っても白がうまく反発すれば持碁になりそうだ…そう確信めいたものを抱いたのが第1回スクーリングの頃でした。

ところが今、難問が持ち上がっています。それは、ケイエムさんが好んで打つ図右の黒5ノビです。今までの黒5ハネは持碁になる。だとすると、ハネよりじっくりした手に見えるノビも持碁が関の山だろう。そう思うのですが、どうしても持碁に持ち込めません…白は絶対の利きを喰らわないようにしながらマネ碁風に打っていけば持碁にできそうな気がするのですが…未だに明確な対策を打ち出せないでいます。

この課題を乗り越えることができたら(あるいは、乗り越えられないことが判明したら)6路コースの解明は最終盤に差し掛かったと言えるのではないでしょうか。

もちろん、最善手を知っているということと、どんな手にも正しく応じることができるということとの間には、深くて険しい崖がありますから、6路コースを修了するのは結構大変かと思われます^^



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