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札幌経済新聞コミュの■札幌の普通科私立高校が有機農法に挑戦−生徒9人が農業実習■

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こんにちは!札幌経済新聞・記者の大野です。
本日も札幌経済新聞掲載記事や「取材での裏話」をお届けします。


■札幌の普通科私立高校が有機農法に挑戦−生徒9人が農業実習■
http://sapporo.keizai.biz/headline/606/


 札幌新陽高校(札幌市南区澄川)の生徒9人が5月22日〜24日の3日間、上川郡当麻町にある開明研修センターSHINYO(旧開明小学校)で本格的な有機農法による農業実習を行いました。同実習は、同校と酪農学園大学との高大連携事業の一環。

 近年の少子化の影響から、年々生徒数を確保することが難しくなってきている札幌の私立高校。ほかの普通科私立高校には無い新しい特色を打ち出すために、同校では農業に力を入れ始めたといいます。

 昨年度から2学年の選択授業「アグリレッスン」を開講し、同校敷地内の畑で枝豆などの野菜を栽培。今年度からは、3年前に廃校になった旧開明小学校を多目的利用できるように改装した研修センターと、併設する1,500坪の畑を使った本格的な農業実習の取り組みを始めました。

 今回の同実習は、地元・当麻町の農家をはじめ、高大連携を進めている酪農学園大学や帯広畜産大学などが協力し、米ぬかは道内の米屋が、堆肥は酪農学園大学がそれぞれ無料で提供しました。また、北海道今金町の有機農家「シゼントトモニイキルコト」代表で、元プロスノーボーダーの曽我井さんもオーガナイザーとして有機農法を直接指導し、化学肥料を一切使用しない土づくりを行いました。

 畑にはジャガイモ・玉ネギ・枝豆・カボチャなどの野菜のほか、ジャムやパイなどに使うルバーブを植え付け、畑の一角にはトウモロコシ・セロリ・スイートピー・ヒマワリなど、生徒たちがそれぞれ好きな植物を栽培できる「マイファーム」も設けました。

 「農作業中、生徒たちはとても元気に取り組んでいた。一切弱音も吐かず、疲れ知らずで、教員のほうが先にバテてしまった。最終日の早朝は教員が作業するはずだったが、早起きして手伝ってくれる生徒もいた。帰りには『次はいつ来るの?』という声が上がっただけでなく、学校に戻ってからも校内の畑を気にかける生徒の姿もあり、想像以上の反応に驚いている」と同校教諭の高橋さん。「北海道の第一次産業にかかわる『食』と『農』に直に触れられる農業実習・環境教育を通じて、生徒たちの環境問題への意識付けにつながれば」と期待を寄せていました。

 次回の実習は7月を予定していて、それまでは教員や地元の農家、ボランティアが中心になって畑の世話をします。冬場には収穫した作物を食品に加工し、都市住民参加型の市場「マルシェ・ジャポン」に出品する予定だそうです。

 最近は農業ブームということもあり、一種の流行みたいに捉えられる方もいるかもしれませんが、僕個人としては「やらないよりはやったほうがいい」と思います。
 今回の実習には1年生も参加していて、3年間継続して行っていくそうです。生徒さんたちの農業活動が高校3年間だけで終わったとしても、将来実際に農業を仕事にすることになったとしても、この経験は絶対に忘れられない思い出になるんじゃないでしょうか。


■リンク■

札幌新陽高等学校
http://www.sapporoshinyo-h.ed.jp/htdocs/index_main.html

マルシェ・ジャポン
http://www.marche-japon.org/


札幌経済新聞では、皆様からのプレスリリースを随時募集しております。
広域札幌圏の新店舗・新商品情報、各種イベント、音楽、ファッション、サブカルチャー情報など、ニュース性のある「街ネタ」がございましたら、ぜひご連絡ください。

とにかく「アグリな情報」お待ちしてます!


■連絡先■

札幌経済新聞 編集部
info@sapporo.keizai.biz

担当記者/大野耕輔

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