マジシャンのすべらない話コミュの本当に哀しくてやりきれない話（心ない人たちに対して。。。）

この話はすべらない話でも無く、心暖まる話でも無いのですが、聞いた時にこのままお蔵入りする話にはしたくないと思った実話です！
僕の友人のＫ君が小さな百貨店に行った時にたまたまトイレに入って出てきた所数人の中学生が小学生の五年生位の子供をかこんで、いじめて遊んでいました。「お前そんな杖持っててジジイみたいだな、貸してみ？」「やめてよ！」「これがなかったら、怖くて歩けないんだろう？このめくら！」すぐ近くに、大人の人がいるのに知らんんぷりです！中にはうすらわらいを浮かべている大人の人達も、、、、

「おい！お前らいい加減にしろよ！」Ｋ君はたまらなくなって中学生達につっかかって行きました。「目の不自由な子をいじめて、何が面白いんだ」おもわず、リーダの中学生の子供の胸ぐらをつかんでしまって大騒ぎになってしまいました「あんたら大人達もいい加減にしろよ！見てみぬふりしてんじやねーよ！」と怒りのあまりにＫ君は近くにいた大人達にもつっかかって行きました。
ガードマンが二人来てＫ君の腕を引っ張っていこうとしました。Ｋ君は抵抗しました。「悪いのはこの中学生達とだまって見ていたこいつらなのに、なんで俺が引っ張っていかれなきゃいけないんだ？」
しまいには、警察まで来てしまいＫ君は警察署に引っ張られてしまいました。
警察署の二階の取り調べ室の所でＫ君はこってり絞られました。お店の営業妨害なんだそうです！
Ｋ君は事情を説明しましたが、警察側の言い分としては、大人達が中学生にいじめを辞めさせるように、言うのも言わないのも本人の自由で強制すべきではないとの事。逆にＫ君が言った事は脅迫になりかねないとの事でした。
「なんで？」
Ｋ君は納得出来ませんでしたがこのままいってもどうしようもないので、とうとう謝罪して解放されました。
二階から降りていくと、あの目の不自由な子供とお母さんらしい人が待合室みたいな所で心配そうに待ってくれていました。「大丈夫でしたか？」と子供のお母さん。「いえ僕は何でもないですよ！それより子供さんは、けがは
？」「大丈夫です！ありがとうごさいました」聞けばあの中学生達はすぐに逃げ出したそうです。
「今まで、待っていてくださったのですか？」「当然です！私がトイレに入っている隙に、こんな事になって、、、、
でも本当にありがとうごさいました。」「おじちゃんありがとう！僕負けないよ！」「そうだね！」Ｋ君は言いました。
「君は僕よりずっと強いから大丈夫だよ僕は結局悪くないのにあやまっちゃつたんだ、弱虫だよ！」Ｋ君は弱々しく言いました。その後Ｋ君は時々連絡をとって、会いに行っているそうです。