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カンナビストコミュの禁酒法

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大麻が非犯罪化された場合のデメリットは何かを考えてみました。

肉体・精神に関わるデメリットは科学的に見て人体には無害なので、
現在のリーガルドラッグ(酒・たばこ等)と同様に自己責任という事で問題無し。
酒、たばこは人体に有害だと思うが。。

しかし、社会的デメリットはどうか。
多くの人が大麻に溺れ、無気力になり仕事をしなくなってしまわないか。
なんて事を考えていた時に「禁酒法」を思い出した。

禁酒法とは、正しく解釈すると「酒類製造、販売及び、運搬禁止法」となるそうです。
名前からも分かるように「飲む」事は禁止されていませんでした。
なんとなく現在の日本の大麻取締法と似てるかも?
現在の大麻取締法では、「所持・栽培・譲渡等の禁止」です。
「吸う」事は禁止されていません。所持できない訳ですから吸えないのですが。

しかし、禁酒法が成立してからはもぐりのバーができ、密造酒や酒の密売が横行しました。
禁酒法成立前と比べ、酒場の数は2倍、酔払い運転で取締りを受けた人は5倍、
アルコール中毒で死亡した人の数は6倍に上ったと言われています。
これは社会が酒に溺れている状態ですね。

と、言う事は?
規制している方が酒を使用する頻度・人数が増えると言う事では?
ダメ!と言われるとやりたくなってしまうのです。
実際、未成年者の飲酒・喫煙は悪い事への憧れ、好奇心からくる事が多いと思う。

この禁酒法の事例を大麻に置き換えて考えてみると、
大麻を規制するよりも緩和した方が社会的デメリットが少ないのではないか。
むしろ規制していた方がデメリットが大きいのでは?
という所にたどり着いたのですがどうでしょう?

ちなみに、この禁酒法に終止符を打ったのが、世界恐慌だそうです。
税収も期待できるアルコールの醸造・販売などを禁止していては、国の不利益になると言う世論もあり、
1933年12月5日に禁酒法は撤廃されることになりました。

私の考え方に対する意見、非犯罪化による他のデメリット等、皆さんの意見を聞かせてください。

そもそも禁酒法と大麻取締法を比較する事自体間違ってるのかな・・・

コメント(21)

(猛烈に長文です・・・ 興味ない人は適当に飛ばしちゃってください。)

禁酒法との直接比較というのは会話をする上での例えとしては有効だと思いますが、時代背景やその他事情まで加味すると揚げ足取りに発展するような複雑さがあるように思います。というのを前提としつつ、ちょっと書いてみます。

> 多くの人が大麻に溺れ、無気力になり仕事をしなくなってしまわないか。

これは一般的にそう思われているようではあるため、誤解を解く必要はあると思います。しかし、大麻が自由に入手てきるからと言って吸ってる人がみんな無気力になってしまうという根拠はありません。科学的に見ても一般的な使用量を晩酌程度に日々使用したとしても、それ自体が無気力の原因にはならないようです。

禁酒法との例えですからアルコールを例にすると、たしかに昼間っから酒を浴びて働きもしない人は存在しますが、この場合は無気力ゆえに昼間から酒を飲んでいるのがほとんどでしょう。

> しかし、禁酒法が成立してからはもぐりのバーができ、
> 密造酒や酒の密売が横行しました。

純粋にここだけの比較をする分には、大麻だけでなく違法薬物全てにおいて共通点があると思います。人が欲するものが禁止されると、需要を満たすために闇の供給が始まります。違法ですから、それまでよりも高額で売られるためリスクを負っても旨味がかなりあります。現在日本での覚醒剤市場が主に暴力団によって営まれていると言われていますが、アメリカの場合は禁酒法そのものが結果として、それまで小さなグループの悪者にすぎなかった組織犯罪グループに一躍大金を入手させてはびこらせたのです。

> アルコール中毒で死亡した人の数は6倍に上ったと言われています。
> これは社会が酒に溺れている状態ですね。

これは安易にその通りと受け止めない方がいいかも知れません。禁酒法以前と以後と、まったく同じ手法での統計調査だったのか、直接比較できるデータなのか、補正数値は使っているのか等、本当に禁酒法ができてから6倍にも増えたのか?というのは眉唾ものです。

> 規制している方が酒を使用する頻度・人数が増えると言う事では?
> ダメ!と言われるとやりたくなってしまうのです。

これはある程度は裏づけがあります。オランダでの非犯罪化前と後とでは、非犯罪化した方が使用者人口は減っているそうです。また、前後比較に統計的問題があったと仮定しても、現在のオランダにおける大麻使用者人口が、同程度の非犯罪化をしていない他国と比べても著しく多くはなく、場合によってはむしろ少ないという数字もあります。州レベルの微妙な非犯罪化は別としても連邦政府では重罪と捉えられているアメリカと比較しても、です。

> 大麻を規制するよりも緩和した方が社会的デメリットが少ないのではないか。
> むしろ規制していた方がデメリットが大きいのでは?
> という所にたどり着いたのですがどうでしょう?

非常に論理的な結論だと思いますし、私も同意します。結論に至るまでの過程という部分のみ少しだけ視点を変えてみた私の結論は以下のような感じです:

 ○大麻には著しい害がない事が科学的にもわかっている。

 ○大麻所持・使用は本人を含めて被害者が存在しない。

 ○現在の取締りを続けても使用者人口が減っていない事がわかっている。
  (取り締まりを続けても効果は期待できない。)

 ○違法物全般の売買が非合法組織の収入源である事がわかっている。
  (規制している、ゆえに闇組織が潤う。)

 ○非犯罪化しても常用者人口が突然増える可能性は低い。
  (生涯体験者増とは別問題。)

 ○逮捕者(大麻に限らず)のほとんどは、職を追われるために所得等に関する
  納税が落ち込む。(国の収入が減る。)また、取締りにあたる警察官の
  人件費、拘留中の経費、裁判に関わる諸費用については国の予算から
  捻出されるため、大麻所持者を一人逮捕する毎に減る国家収入は
  間接的なものまで含めるとかなりの金額になる。

 ○課税対象商品にしない事による税収機会損失も大きい。
  (ただし、ベランダで簡単に栽培できるものを課税できるのか、疑問は残る。)

 ○そもそも論だが、自由な民主主義においては規制ありきで緩和するのでなく
  自由ありきで必要最低限の規制のみをするのが筋。

 ○そして最後に、規制したからって誰も嬉しくない。

最後のところが、実はミソなんじゃないかと思います。誤解や偏見の偽真実しか知らない人はそう思わないでしょうが、事実のみを見る限りにおいて、大麻が規制薬物にされているからと言って助かる人、嬉しい人、何か恩恵がある人というのはいないのではないかと思う。これがすなわち「非犯罪化のデメリット」を裏返した「犯罪化のメリット」の検証にあたるかと思います。

・暴力団が嬉しいかというと、薬物のデパート化に伴って扱い始めてはいるものの、特に旨味は少ないのでやってもやらなくても、と思っているようです。

・ほとんどの製薬会社にとって規制されている事は恩恵にはなっていない。多発性硬化症や緑内障というのは、失礼な言い方ですがニッチな病気です。製薬会社にとっても利益率全体から見た時には医療大麻の認知は大きな機会損失にはなりません。

・石油精製品開発会社・・・ まぁ、ぶっちゃけて言うと時々話題にのぼるデュポン社をはじめとする会社ですが、大麻が「合法」になったとしても、いきなりそれが全製品にとってかわるのは不可能ですし、彼らとしても「エコ」な商品(大麻が犯罪化された当時は需要のなかった領域)の新規開拓のチャンスでもあるのでむしろ歓迎するでしょう。むろん、大麻の特許がとれなくても大麻の加工法は特許対象になるので、困ることはないでしょう。

・市民の観点から見ても、ハードドラッグならいざ知らず、大麻が直接的な原因によって被った不利益というのはほとんどないはずです。

・政治家にとって、危険薬物の取り締まりに関心を持っているという姿勢を市民に見せる事による恩恵はあっても、大麻が取り締まるに値しないものであるという意識が社会に広く浸透した場合には特に利益もないでしょう。

またまたすごく長い文章になりました。すみません。
> そして最後に、規制したからって誰も嬉しくない。

誰か嬉しい人(or企業or国)がいるから規制されているんじゃないでしょうか?

というかそれだけのような。
> 誰か嬉しい人(or企業or国)がいるから規制されているんじゃないでしょうか?

では、具体的に規制をもって大きな利得がある人or企業or国が具体的に思いつきますか?先に書いた通り、極めて少数であれば利得はあるかも知れませんが、企業全体とか、国全体とか、意図的に規制を続けさせるだけの力がある人たちの間では存在しないと思います。

日本政府もアメリカ政府も製薬業界も酒造業界も、規制が続いたからと言って利得はないでしょう。でも、規制は続いているし、一筋縄では自由化されてくれる様子もない。では、規制が続く理由は何なのか?

要因は一つだけではないと思いますので単純化はできませんが、乱暴に要約してしまうと、半世紀以上もの間にわたって「悪いもの」との印象を擦り込まれてしまったため、「ウソ」が「真実」になってしまったのです。正確には、ウソが常識になってしまったというべきか。ウソもつき続ければ真実になる、じゃないですが、常識にはなりました。その結果、大半の人が大麻には有害な作用があると思い込んでいる。事実、好奇心から大麻を吸ってみた人でさえ害悪が少なからずあると思っている人も多く、愛好家であっても真実を知らない割合は決して低いとは言えないのです。そして、一度「悪魔の薬」並みであると教え込まれて大麻にそのような印象しか抱いてない人たちに本当の真実を教え常識を覆すのは非常に難しいことです。

極端なたとえをすると、天動説が主流であった時代に地動説を唱えるのと同じようなものです。常識を覆すとんでもない衝撃なわけです。ましてや、料簡が狭い宗教家たちにとっては自分たちの信念さえも揺るがしかねないことだったのです。(人間は器が小さければ小さいほど、否定されるとムキになります。そして、人間というのはえてして器の小さい生き物だと思います。)そうなったら、真実を確かめ、かつそれが自分たちの神の概念に本当に影響があるのかを論理的に考えるよりも、けしからん冒涜者を独房に放り込んで地獄行きの片道切符を脅し材料に地動説を否定させた方が圧倒的に早いし、楽だし、自分の常識を変える必要もなくて心が落ち着くわけです。

そう考えると、誤解、勘違い、真っ赤な嘘を信じてしまっている大勢の人から、国家政府の最小構成員である政治家や政党が支持を得るにはその誤解、勘違い、真っ赤な嘘に応える必要があります。でも、政治家が「悪いものじゃない」とわかった上で馬鹿な民衆を煽るために規制を続けているのではなく(陰謀ではない、という意味)、この政治家もまた所詮はその他大勢の国民の一人にすぎないわけだから大抵の場合は「悪いもの」と思っていることでしょう。その中で一人、たった一人が真実に気づいたとします。彼の取る行動は?もし大麻取締法が違憲で根拠がなくて人権違反だと訴えて立法府全体を動かそうとしたら、まずは仲間に叩かれ、そして地元選挙区に叩かれ、再選は不可能でしょうね。

つまるところ、大麻の規制が続くことによる「利得」はまったくないけれど、大麻の非犯罪化を訴えないことによって避けられる「無用のトラブル」というのはあるんです。結果としてはまったく同じ事ですが、要因としてはまったくの別もの。積極的に現状維持をするのか、消極的に改革を忌避するのか、という違いです。

結果が同じなら結局のところは同じじゃないか!と思われるかも知れませんが、ムーブメントとして考えるとまったく違ってきます。利得ゆえに積極的に規制を継続したい人たちがいるならば、ぶっちゃけた話し、戦争です。向こうも守るものの大きさ次第では死に物狂いで自由化運動を叩きに来るでしょう。しかし、消極的に改革を避けて真実を知ろうとしていないなら、表現の自由を叩きのめしには来ない。叩きのめしに来ないなら、地動説同様にいずれは理解してもらう事も可能になると思います。その時、常識が変わるのです。
> では、具体的に規制をもって大きな利得がある人or企業or国が具体的に思いつきますか?

単純に考えて、酒・タバコ業界。
その税金は国の貴重な収入源。
> 単純に考えて、酒・タバコ業界。
> その税金は国の貴重な収入源。

それは大麻の解禁が酒・タバコの売り上げ減少につながる
という仮説に基づいた陰謀説にほかならないのでは。

酒税、タバコ税はたしかに国の貴重な収入源です。
でも、それと大麻はまったく無関係ではないでしょうか?
少なくとも私の知る限り、大麻の解禁が著しく
酒やタバコの売り上げ減少につながるという調査は
聞いたことがありません。

大麻はニコチンの代替薬にもなりませんし。
もしその程度の事でタバコ業界がやっきになるなら、
大麻よりも二コレットの発売の方が殺傷沙汰になったでしょう。(笑)
調査とかデータとかはよくわかりませんが、
単純に考えて酒とタバコと競合するのは
容易に想像がつくのではいでしょうか?

いやべつに規制に賛成なわけではないですよ。

タバコ業界から多大な献金を受けている政治家もいる
ようですし、天下り先にもなっているようですから、
税収だけではなくてそういう面でも利得がある人はいる
と思います。
ルールを守ればデメリットはないと思います。

タバコやお酒と比較するものわかるけど、タバコにしてもお酒にしてもある一定のルールを守れば誰にも迷惑はかけません。

大麻もそうだと思います。
使用する人たちがルールを守って使用したら何も問題は生まれないはずです。
そもそも競合するとは考えていませんし、先方(酒造、タバコ業界や国)もそうだと思いますが、問題は多少競合したからと言って、誰かがそれを理由に大麻が非犯罪化されないように動いているのか?というところです。私は、そんなことはないと思います。動く理由もないし、秘密裏にそんな動きをする事も容易ではないからです。

国と企業は、ただでさえ酒税の増税とか、タバコ広告の禁止といった面で衝突を繰り返しているのに、大麻問題に限ってがっちり後ろで協業できていると考えるのは不自然ですしね。

つまり、非犯罪化が達成されていないのは、陰謀でも何でもなく、単純に今更法律を変えるだけの理由を誰も感じてないからというだけだと思います。声をあげて問題の存在を訴えれば、それも少し変わるのではないかと。
CyberPunk さんの言うとおりだと思います。

ただ、ぼくが言いたかったのは「規制反対の理由」がたくさんあるように、
「なぜ規制されているか?」という理由も、いくらでも見つかるということです。

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