moving （movies and musicals）コミュのアンネ・フランクと旅する日記

WHERE IS ANNE FRANK

アリ・フォルマン

キティー/ルビー・ストークス
アンネ/エミリー・キャリー
マイケル・マロニー
サマンサ・スパイロ
セバスチャン・クロフト
ラルフ・プロッサー

「戦場でワルツを」「コングレス未来学会議」のアリ・フォルマン監督が、世界的ベストセラー『アンネの日記』を基に、アンネ・フランクの身に起きた出来事を、彼女が生み出した“空想の友だち”キティーの視点から描いた長編アニメーション。現代のオランダ、アムステルダム。ある夜、博物館に保管されているオリジナル版『アンネの日記』から一人の少女が飛び出してきた。彼女はアンネの空想の友だち、キティー。未来にいることに気づいていない彼女は、親友のアンネを探して現代の街を旅していくのだったが…。
(by Allcinema)

[m:181］アンネ・フランクと旅する日記　

聞き取りやすい英語作品。
アンネ・フランクの名前がついている公共施設が並ぶアムステルダムが舞台。
過去の戦時下の風景に迫るものがある。
『突然、平和が終わる』は現実なんだ。そして、現在の移民問題もー。

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使用言語を確認せずにいたのですが、英語だったのは意外でした。
それも、かなり、聞き取りやすいタイプの話し方。

現在のアムステルダムと、
過去のアンネ・フランクの家とを、
行ったり来たり、というストーリー展開。

もし、アンネが生き残っていたら、
彼女の日記は、この世に出ることは
なかったかもしれないなぁ。

アムステルダムには、『アンネ・フランク』の名前がついている公共施設が
山のようにあるのでしょうか。
橋とか、学校とか、病院とか、劇場とか…。

そして、現代の場面では、移民問題も絡ませていました。
キティーが日記を人質にして、移民達の生活空間をゲット。

ナチス軍隊は、白いお面に黒いロングコードの集団という描写。
今は、ロシア軍のように思えてしまう。

『突然、平和が終わる』は現実なんだ。
何の関係のない人々が、無差別に巻き込まれていくのが戦争なんだ。
そして、一旦始まった戦争は、いつまでたっても終わらない。

だから、戦争を始めないことが何より大切なのに、
現実の対応は的を外れている…気がする。