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moving (movies and musicals)コミュのきっと、うまくいく

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映画3 IDIOTS
いす本ラージクマール・ヒラニ

アーミル・カーン/ ランチョー
カリーナ・カプール/ ピア
R・マドハヴァン/ ファラン
シャルマン・ジョシ /ラージュー
オミ・ヴァイディア
ボーマン・イラニ

メモ映画大国インドで歴代興行成績ナンバーワンに輝く感動の社会派ハートウォーミング・
ストーリー。エリート大学に合格した超天才の自由人ランチョーと2人の親友ファランとラージューが、
強権的な学長と対立しながら繰り広げるハチャメチャ学園生活の行方と、ファランとラージューが
音信不通となったランチョーの消息を辿る10年後の物語を、学歴偏重社会への風刺を織り込みながら
ユーモラスかつ感動的に綴る。(by allcinema)

きっとうまくいく展開であることはある程度読めるんだけど、
それでもどうなるんだろと思ったし、どきどきわくわく。

3人のイタズラが度を過ぎていて、どーもなぁと思う部分もあったけど、
インド的には許されるということなのかな。

冒頭で飛行機を止めてしまったのに苦笑。
『強姦』だらけのスピーチにも苦笑。

主役ランチョー役の人が誰かに似てるんだけど、思い出せなくて。
最初は不思議な耳の形からスポック博士?と思い、
次にちょこまかして、目がクリクリしているところからピピン?と思い、
最後は3人の並びから、スタンドバイミーのリバーを思い出し。
でも、どれも部分的に、なんだよね。

それはともかく。

面白かったわ。
長いはずが(170分)あっという間だったわ。
凄いな、インド映画。

シリアスな部分で気になったのは、『自殺者が多い』という情報と、
「これは自殺じゃなくて殺人だ」という台詞。

最初の方で、留年を言い渡された学生が自殺したのを始めとして、
留年を苦にして自殺しようとした者が、他にもいたし、
ヒロインが学長の父親に、兄の交通事故は自殺だったと責めた
というのもあった。

それだけ息詰まる学歴社会だということなんだな。

ストーリー展開はファンタジーだけど、
インドの学歴社会の描写には、リアルな部分もあったのかも。

だからこそウケたのかな?
そして、それは多少の違いはあれど、どの国にも共通することで、
各国でヒットしているのかもしれない。

日本だって、息苦しいもんねぇ、色々と。

主人公が、純粋に勉強がしたくて大学に行ったというのが素敵だねぇ。
実は、お屋敷の息子の替え玉で、卒業しても学位がもらえる訳でもない
というのも、あの世界では意外なんだろうし。

そして彼と対照的な点取り虫。
彼の『勝利』が形式的なものに終始しているのが、本人の価値観を
反映していてなんともかわいい。家とか車とか会社とか。

彼の執念深さが、物事を良い方向へ展開させていったのも楽しかった。
彼は、自分の勝利が、大したことではないことを知ることになるだけでなく、
敵に、貴重な貢物を献上することになるとは思ってもいなかっただろうな。

掃除機で出産とか、
貧乏な家の映像は白黒とか、
瀕死のおじいさんが、ひょうひょうと元気にバイクに乗ってるとか、
(主人公が自殺未遂のバカを目ざまさせるウソね)
色々不思議なもん、見せてもらったなー。

親友達はそれぞれ別の才能があったようで、
それを主人公にサポートしてもらえて成功者になったようで。

親友の行方を言わせる為に、脅迫でトイレに遺灰を捨てる!にはウケたなぁ。
実は、この場面が一番のお気に入りかも。

本当に才能のある人間は主人公のように生きていけるけど、
そこそこの才能しかなかったら点取り虫のようにがんばるしかないんだよね。

息苦しい社会でも自由に呼吸できる呪文、それが『うまくいく』なんだな。

サントラも欲しいよなぁ。
シネマート新宿で再入荷って情報をだいぶ前に聞いたけど、
次、行く時までには残ってないだろうなぁ…。

コメント(4)

ランチョー役の俳優さん、どことなくトム・ハンクスに似てると思いました。若く見えますが、もうすぐ還暦というのにもビックリふらふらexclamation ×2
『強姦』だらけのスピーチに私も苦笑したけど、
現実世界のインドから伝わるニュースは、
「公共の乗り物中で集団で襲われて被害者が自殺」とか
「外国人観光客を宿屋の主人が複数で襲おうとして2階から飛び降りて観光客が逃げる」
とか、印象に残る事件だったから、、
強姦、強姦、といいながら、ゲラゲラ笑っているシーンをみると
薄ら寒い感じさえしてしまいました。
映画と現実世界、なかなか切り離して楽しめないものだなと思いました。

あと、確かに、長い映画なのに、あまり長く感じませんでした。
というのは、やはり、ストーリーが面白いからでしょう。

でも、オリジナル版(?)には、トイレ休憩があるみたいですが、
映画の途中で、INTERVALだったかなの表示がでます。
日本語字幕は、「そのまま、席を立つな!」見たいな字幕でトイレ休憩は無いです。

その、日本には無いトイレ休憩が、実にいいタイミングなのです。(笑)
ランチョーの消息をたどっていって、「え!!!あれ????」というところで、
ハイ休憩。

きっと、インドの観客は、休憩中に、あれは、こういうことかねぇ〜などと、
お連れさんと話ができて、そんなのも、ひっくるめて、大ヒットだったのかな?

ハリウッドリメイクがあれば、ちょっと楽しみです。
>>[1]
トム・ハンクス電球 似てるかも!

私もアーミル・カーンの実年齢を知って驚きました。
学生時代の若作りっぷりも無理がなかったですものねぇ。

ちょっと前に作品が立て続けに国内公開となったシャー・ルク・カーンも
実年齢を聞いて驚いたバターンです。
インド人の年齢って分かりにくいのかも!?
>>[2]
インドには行ったことがないのですが、最近は物騒そうですね。
あと、勉強が出来ないと生きてること自体が否定されるような社会は
大変だろうな・・・と。
(実際に自殺は多いそうですし。・・・日本も自殺が多いけど)

最近、これを含め4本ほどインド映画を観ましたが、
どれも長くて、どれも休憩サインがあって、どれも日本では無視でした^^;
そして、休憩を挟んで2本目が始まるってくらい内容がリセットされる
パターンが多かったです。
(過去が現在になったり、主人公が記憶喪失になったりetc.)

休憩サインがでると「ここで半分かーっ!」と、気合が入るというか
力が抜けるというか、まぁ、それだけで気分はリセットできました。
でも、しっかり休憩をとった方が楽しめそうですよねぇ。

ハリウッドリメイクは、確か決定していたはずです。
でも、この長さにはしないだろうから、・・・どうなるのかな^^;

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