moving （movies and musicals）コミュのウィンストン・チャーチル　ヒトラーから世界を救った男

Darkest Hour

ジョー・ライト

ゲイリー・オールドマン/ウィンストン・チャーチル
クリスティン・スコット・トーマス/クレメンティーン・チャーチル
リリー・ジェームズ/エリザベス・レイトン
スティーブン・ディレイン/ハリファックス子爵
ロナルド・ピックアップ/ネビル・チェンバレン
ベン・メンデルソーン/国王ジョージ6世
ニコラス・ジョーンズ
サミュエル・ウェスト
デビッド・バンバー

名優ゲイリー・オールドマンがイギリスの政治家ウィンストン・チャーチルを演じ、第90回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した歴史ドラマ。チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる4週間を、「つぐない」のジョー・ライト監督のメガホンで描いた。(by eiga.com)

＜ウィンストン・チャーチル　ヒトラーから世界を救った男＞
ゲイリー・オールドマンが作り上げたチャーチルは、相手が王様でも媚びへつらうことなく、子供でも見下すことなく同じ人間として接するところが魅力的。あと、自分の言葉で話せるところも。

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ゲイリー・オールドマンの主演男優賞も納得。
辻さんのメイクアップ賞も納得。

チャーチルに対しては、冒頭の秘書を怒鳴り散らす場面ところでは、
『怖い人だ、嫌だなー』と思うのだけど、

そのすぐ後の奥様との会話で
すっかり尻に引かれてる状態だったりするのを見て、
『意外と可愛い？』と思い始め、

ラストの地下鉄での、乗り合わせた人との会話、
その後の、原稿なしでのスピーチで、
ちゃんと、自分の言葉を持っている人の格好良さに惚れました。

他人の書いた原稿を読む事しかできない国内の政治家とは違う。
はぁ、羨ましい。

また、この作品は、ダンケルクで何が起きたかを知っている上で観たので、
より感動が深まったかも。

ほんとに。彼がいなければ、未だにナチスの政権が
ヨーロッパを牛耳っていたのかもしれなんだな。凄いな。

何も知らなければ、あるいはダイナモ作戦が失敗していたら、
後世からは『稀代の悪政』と言われていただろうな。

ほんとに、歴史は勝者のものなんだなぁ。

リリー・ジェームズがチャーチルの秘書役で、
観客目線に一番近いところにいる登場人物でした。
可愛かったけど。いつもより地味めな感じでした。