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映画THE LIGHT BETWEEN OCEANS
いすデレク・シアンフランス

マイケル・ファスベンダー/トム・シェアボーン
アリシア・ビカンダー/イザベル
レイチェル・ワイズ/ハナ
ブライアン・ブラウン/セプティマス・ポッツ
ジャック・トンプソン/ラルフ・アディコット

メモ「ブルーバレンタイン」のデレク・シアンフランス監督が、孤島に流れ着いた赤ん坊を我が子として育てる灯台守夫婦の愛と葛藤を描いたM・L・ステッドマンの小説「海を照らす光」を映画化したヒューマンドラマ。
(by eiga.com)

危険・警告ねたばれexclamation ×2

作品を観終わってから、じわじわと涙が止まらなくなる作品。
悪人はいないけども、悲劇は起きる。
ラストにかけては、ちょっと端折ってる感じがあったけど、
映画としてはこれ以上長くなってもダレるから仕方ないかな。

エピローグに登場する20年後?くらいのマイケル・ファスペンダー(トム)が
若々しいのに微笑。
彼の表情の演技がとにかく素晴らしかったな。
極上の優しい笑顔に癒される一方、
不幸のどん底の表情に『やっぱり彼には不幸が似合う〜』とほくそ笑む。
我ながら、酷いw

アリシア・ヴィキャンデル(イザベル)は、ほぼノーメイクなのかな?
そう見せているだけかな?
とても少女っぽい雰囲気。
冒頭場面のトムとの年齢差は10歳近いような雰囲気。

途中までは予告編で語られている粗筋通り。
ルーシーの本当の母親がハナ(レイチェル・ワイズ)だと判明してからの展開は、
ハナのドイツ人の夫(ボートに乗って発見された時には死んでた男)の
赦しの持論が、それぞれに伝わっていく展開。

彼は、予告編には登場しなかったけれども、作品のキーパーソンだと思う。
彼の温かさがハナを動かしてイザベルを動かし、トムを救ったんだと。

試写会で鑑賞したので、アフタートークにて
自然の風景や音楽の素晴らしさが語られていたけど、
鑑賞中は、そんな余裕はありませんでした・・・。

思い返すと、自然の風景の中、ポツンと灯台が存在しているとか、
海とか太陽とか、たくさん登場してたっけ。
美しく穏やかな自然だけでなく、嵐による自然の脅威も迫力がありました。

強風豪雨の嵐も、嵐のような出来事も、自分で出来ることには限りがある。
結局、なるようにしかならないっていうのが人生だなー、と思ったり。

余裕があれば。もう一度観たいな。
きっと、2回目の方が、より感動できる作品のような気がする。

******

ということで、2回目。

原題”THE LIGHT BETWEEN OCEANS”は、2つの潮流がぶつかる岬に建っている
『灯台』のことを直接的には指しているのだろうな。
そして、ストーリーが分かると、『灯台』が象徴するものは、海に流されたボートに乗って
トムとイザベルの元にたどり着いたルーシーのことだと思えてくる。

今回は、ルーシーがやってきた後の幸福な時間はずっと続かないことが分かっているので、
何気ない日常の、穏やかで幸福な風景に、胸が詰まる想いに・・・。
(ここ、初回だと「いいのかなぁ、それで」という漠然とした不安の方が大きかった)

エピローグで、いきなり20年ほど時間が飛ぶので、
その間、トムとイザベルがどんな暮らしをしていたのかは映画では語られない。

最終的に、イザベルの想いはルーシーに伝わるけれども、そのことをイザベル自身が
知ることはなかったのだから、彼女の一生は後悔ばかりだったのかなと辛くなる。
トムはきちんとイザベルを支えていっただろうから、不幸ではなかったと思うけど。

ほんとにまー、
悪人出てこないのに、不幸がたっくさん。

めっちゃ、不条理やで。
(うん、こういう口調で語りたい、不条理さ)

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