moving （movies and musicals）コミュのシング・ストリート　未来へのうた【8】

SING STREET（8）

ジョン・カーニー

ねたばれ

８回目。

これだけ続けて観ると、次に何の曲がかかるか、音楽が始まる0.5秒前に
空耳が聞こえる状態になる。
聴き込んだアルバムだと、次に何の曲が入っているか分かってるのと同じ。

今回はうろ覚えの登場人物の名前をチェック。

コナーとブレンダンとアンが３兄弟。
母親と父親の名前もエンドロールにはあったな。
父親がロバートで、母親がペニー。

エイモンとンギグとダレンがバンド仲間。
残り２人は名前を呼ばれる場面がないんだけど、
「ハリー＆バリー」みたいなセットな名前だったぽい。
（調べてみたら、Larry＆Garryでした。）

美術の女の先生はコナーの協力者なんだな。
名前は、Miss Dunne。

あ、いじめっ子はバリー。

そんなことを確認していたら、
ラフィーナのコナーの呼び方がバラエティに富んでいることに気付いた。
『バンドやってるコ』だったり、
勝手につけた芸名の『コズモ』だったり、
『15歳のコーコーセー』だったり。

あれ、彼女は『コナー』って呼んでいない気がする。
ラストは何て呼んでいるかな？って気になったけど、
多分呼んでいない気がする･･･？

＊＊＊

”UP”は、コナーがラフィーナを「車（＝自転車）」で見送る場面で
既に基本の旋律がコナーの脳内で流れていたようでBGMに使われている。

それからちょっと色がついた音がコナーがエイモンの家に向かう途中に流れていて、
２人のセッションの後、ギターと歌から始まって、ピアノがついて、ベースがついて
ドラムがついてとバンドの音になっていく。

この場面の高揚感！
そして、始まりが、「車（＝自転車）」の場面というのが、いいねぇ。

＊＊＊

校内ギグの２曲目にやった、ラストの音だけしか聞けない曲は、
港に行ってラフィーナが海に飛び込んだ時の曲。

＊＊＊

”to find you” は、港でのロケの帰り、
コナーが離れた席でみんなと笑っているラフィーナを見つめながらの場面で
基本メロデイが流れているから、
この解きにこの曲は生まれたんだなって思う。

その前にラフィーナとコナーが歩きながら家族の話をする場面があるから、
この曲のタイトルは『君を探して』というより、『君のこと、分かってきたけど、
もっと君のことを知りたいな』というニュアンスの曲だと思う。

＊＊＊

港でギターを抱えて”ＵＰ”を歌って、海の向こうを眺める場面、
うっすらと海の向こうにイングランドが見えるような気がして仕方ない。