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moving (movies and musicals)コミュのポバティー・インク 〜あなたの寄付の不都合な真実〜

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映画POVERTY, INC.
いす マイケル・マシスン・ミラー

メモ途上国を舞台に成長し続ける貧困産業の実態に迫ったドキュメンタリー。営利目的の途上国開発業者や貧困産業が成長する一方で、先進国から一方的に押し付けられる援助により、受け手の途上国側の自活力が潰されているという実態があった。一足購入ごとに発展途上国に一足の靴が贈られるというあるシューズメーカーの取り組みは、地域産業の成長を妨げていた。その一方で、海外援助に頼ることなく、自ら起業することで課題の解決をおこなう事業者も存在する。貧困産業を取り巻くさまざまな問題に光を当て、援助のあり方を問いかけていく。
(by eiga.com)

この作品で説明されている寄付金の行方とからくり、
よく考えると、実は心のどこかで分かっていたことかもしれない。

だけど、それを常識というカーテンが覆い隠してしまっていた。
そんなマジカルワールド。
『無料より怖いものはない』という言葉の意味を噛み締める。

寄付がもたらす副作用。
日本政府が行っている拠出金って、まさにこのタイプなのではないか。
拠出金による援助を、新しい形の植民地化とまで言われてました。

無料で物資をばらまき、自国の産業をぶっ潰した功罪。
しかも、それが善意からの行動だから始末に負えない。

セレブ達は純粋な善意から行動を起こしているのだろうけど、
受け取る側は、自己満足や欺瞞を押し付けられている気分で、はっきり言って迷惑。

特に、チャリティーソングによるイメージの押し付けは被害が甚大!

・・・そ、そうなのか。

今でも届く不要な支援物資とか、
NGOも利益を生み出す仕組みがないと存続しないとか。

うーん。

そうだよな。

彼らが自立できるようなサポートが必要。
だけど、それだと権力者に金が入ってくるわけではない。
つまり、最初にお金をまず受け取る側(例えば政府)にとっては不必要。

そして、社会の仕組みとして、中小企業が育たない仕組みになっていること
も大きい。例えば、土地の所有権を持たせてもらえない仕組みになっているなど。
ここから改革していかなければ、自国の産業は育たない。

ミニマムな仕組みに例えるなら、
後輩に仕事を教えなければ、いつまでたっても後輩は1人前になれない、と同じ。
物資を与えるだけではなく、産業を育てなければ、いつまでたっても独立できない。

そして、寄付と貿易自由化は違うものだけれど、TTPで安い食料が輸入されれば、
確実に国内の農業はつぶされる。

わかりきったこと。

そして、『軍需産業の儲けを出すために戦争は必要』と同じ考えで、
寄付も金儲けの仕組みに組み込まれているってこと。
反対に、そうでないと寄付金産業が成立しないってこと。

お金を、物資を、出すだけでは、何も解決にはならない。
お金を、物資を、生み出す手段を伝えることが、大切なんだ・・・。

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