moving （movies and musicals）コミュのヤング・アダルト・ニューヨーク

WHILE WE'RE YOUNG

ノア・バームバック

ベン・スティラー /ジョシュ
ナオミ・ワッツ/ コーネリア
アダム・ドライヴァー/ ジェイミー
アマンダ・サイフリッド /ダービー
チャールズ・グローディン /ブライトバート
アダム・ホロヴィッツ /フレッチャー

「イカとクジラ」「フランシス・ハ」のノア・バームバック監督が、世代の違う２組のカップルを主人公に贈るコメディ・ドラマ。心と体の衰えを自覚させられつつある40代のカップルが、ユニークな20代のカップルと出会い、交流を重ねる中で自分たちの人生を見つめ直していくさまを、ジェネレーション・ギャップを巡る笑いを織り交ぜつつシニカルに描き出す。
（by allcinema）

ねたばれ

監督のノア・バームバックって何歳だっけ？
（･･･と、調べてみたら1969年生まれ）
登場人物のように監督自身も次世代の担い手だったのは過去の話で、
やがて自分も前世代扱いされるんだよなって思ったりしたのかな。

まだ字も読めないし、言葉も大して話せない赤ちゃんが、
適当にスマホをいじって電話している姿を見て驚愕している40代夫婦の姿がラストシーン。
明らかな次世代の・・・突風（笑）。

ジョシュ（ベン・スティラー）が制作中のドキュメンタリーは、
10年近く撮り溜めていたとしても、仕上がりが6時間というのはさすがに長い。

ジョシュとコーネリア（ナオミ・ワッツ）の夫婦と知り合いとなる青年ジェイミー役はアダム・ドライバー。
今回は、爽やかな青年として登場したはずなのに。
アダム・ドライバーが演じているだけで、どうしても怪しい人に見えてしまう。

背が高いからか、
鼻がでかいからか
口がでかいからか？

関係ないよなぁ・・・。

そして、その予感が当たって、色々彼には裏があることが判明する。
結果的に、ジョシュ達は彼に利用されてしまったということに。

そして。

ジェイミーが雑誌で取り上げられているのを発見して、
（確か）ジョシュが『悪魔が世に放たれた』って言って
それから、『悪魔ではない』って否定する会話が続いていたけど・・・、
ジェイミーが世に出た時も誰かが同じような会話が交わしていたかもしれないなと。

そうやって、世代交代は続いていくんだ、きっと。

ジェイミーとパートナーのダービー（アマンダ・サイブリット）と、コーネリアは、
それぞれ可愛かったなぁ。
ま、コーネリアの方は、かなりがんばっていて、とても大変そうでしたが^^;