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moving (movies and musicals)コミュのスポットライト 世紀のスクープ

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映画SPOTLIGHT
いす トム・マッカーシー

マーク・ラファロ/ マイク・レゼンデス
マイケル・キートン/ ウォルター・“ロビー”・ロビンソン
レイチェル・マクアダムス/ サーシャ・ファイファー
リーヴ・シュレイバー/ マーティ・バロン
ジョン・スラッテリー/ ベン・ブラッドリー・Jr.
ブライアン・ダーシー・ジェームズ /マット・キャロル
ビリー・クラダップ/エリック・マクリーシュ
スタンリー・トゥッチ/ ミッチェル・ギャラベディアン
ジェイミー・シェリダン /ジム・サリヴァン
モーリーン・キーラー /アイリーン・マクナマラ
ポール・ギルフォイル/ ピーター・コンリー
レン・キャリオー/ ロウ枢機卿
ニール・ハフ/ フィル・サヴィアーノ
マイケル・シリル・クレイトン
ローリー・ハイネマン
ティム・プロゴシュ
リチャード・ジェンキンス/ リチャード・サイプ
(声の出演・クレジットなし)

メモ カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、ピュリツァー賞に輝いた
調査報道チームを巡る感動の実話を基に、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちの
ジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。(by allcinema)

『地味な映画』という評判を元に期待度低めで観たせいか、
すっごく感動した!

いいじゃん!
登場人物の仕事に対する姿勢に何より感動。

デリケートな問題の取材をする上で、被害者にインタビューする姿勢の
真摯さが、今の日本の多くのマスコミにはないもの。
相手が隠しておきたいこと、でも、話す勇気を持ってもらったとことで、
真剣に耳を傾ける様子が、仕事の姿勢としても、人間としても素晴らしかった。

話すことと聴くことは、コミュニケーションの基本だなとしみじみ。
そして、機械ではなく手書きのメモってところが、時代を反映していて、
なんか、しみじみ温かい。
鉄筋ではなく木造の柔らかさ、みたいな。
(って、例えになってない。)

そして、追っていた題材がどんどん深く広く手に負えない規模の話になって、
会社の立場を悪くする可能性が出てきても、事実を公表するという断固とした姿勢。

今までも、新聞記者ではなく弁護士とか、事実を公にしようとした人物はいたけど、
社会的に抹殺されたり、変人扱いされたりして
事実を新聞社に送っても、小さい扱いしかしてもらえなかったと言う事実。

ココもポイントだったなぁ。

『自分達って凄い!』だけじゃなくて、『もっと前にやるべきだったのでは』、
『結局自分達も見逃していたのでは』、という無力感が、あちこちに・・・。

教会の腐敗なんて中世からの常識という気がしないでもないけど、
それでも世間の精神的な支えになっているのが建前であり事実であり、
そーいう枠組みに組み入れられている人々は、
その枠組みが温存されることを望んでいる。

だから、悪事は葬り去れる、ということ。

そもそも、教会関係者が聖職者の子供虐待を悪事とは思わず
必要悪くらいに捉えている恐ろしさ。

聖職者へのインタビューが1場面あるけど、
変な理屈をこねて、自分は悪くないと思い込んでいた。
その思考回路が教会全体の常識であるかもしれない恐ろしさ。

そして、記事はナマモノ。
いつ世間に公表するかが、ある意味記事の内容以上に重要になる。

早く公表しないと他者にスクープされる。
隙のある内容だと、圧力団体からつぶされる。

社会を変えるために、どのタイミングで、どの内容で攻めるのか、
胃が痛くなるようなせめぎあいが続く・・・。

『長いものには巻かれろ』
『赤信号、みんなで渡れば怖くない』

日本はそういう社会だから、似たようなことが国内の教会で起きていても
なんの不思議もない。
教会に限らず、例えば政治家?芸能界?

・・・。

キャストがそれぞれ良かったなぁ。

地味なおじさん記者のマーク・ラファロが熱かったり、

マイケル・キートンが善い人っぽかったり、

スタンリー・トゥッチが偏屈だったり、

ビリー・クラダップが怪しかったりする中で、

レイチェル・マクダムスはボロボロになっても可愛かった。
彼女がいたから画面が華やかってのは確かにあった。

あと、エラそうなリーヴ・シュレイバー。
彼が一番のボスって役なのがちょっと不思議で。

ま、ロシアの天才だったしね。
(って、それは別の映画だ。)

良かったなーv
うんv

コメント(2)

オスカー受賞だからとりあえず観ましたが、オチもわかっちゃうから、ちょっと間延びしたところは寝てしまいました(笑)。

マーク・ラファロはよく出るなとか、集中できない場面がありましたが、スクープの内容としてはショッキングだし、松岡修造並の暑さを感じさせた作品でした。
>>[1]

私は期待度が低かったおかげで、予想以上にのめり込んで観てました。

マーク・ラファロはあちこちで大活躍ですよねー♪
今度は「ハルク」として登場する「ソー」シリーズの撮影が始まったとか!?
あれ、またヒーロー物だ(苦笑)。

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