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moving (movies and musicals)コミュのロブスター【2】

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映画THE LOBSTER(2)

危険・警告ネタバレ

2回目。

この作品世界の常識が分かってくると、
彼らの行動にも1回目とは違う解釈が可能になって面白かった。

例えば。

冒頭で、女性が突然車から降りて、ポニーを銃殺する場面があるけど、
あれは、かつて誰か(人間で)あったポニーだということだったんだな。

つまり、動物に変えられてしまうということは、殺されても文句言えない立場になるってこと。
人間だった動物を殺しても殺人罪には問われない。

冒頭の映像はそのことを提示しているんだと思う。

また、カップルとなる相手や社会からお似合いの相手だと見なされる為には、
目に見える共通点を持っていることが一番分かりやすい。

愛している=君とボクは似ている ということなんだよな。

このような社会の常識に照らし合わせると、
デヴィッドとカップルになった冷酷女がデヴィットの兄貴(現在は犬)を
撲殺したのは、この世界での熱烈な愛情表現だったのかと思い戦慄した。

スパでオリーブを喉に詰まらせていた彼女を見殺しにしたデヴィットに共通点を
見い出したのであれば、兄貴殺害は復讐ではなく愛情表現ではないかと。

デヴィッドの方は本来の温和な性格を隠蔽して、冷酷男のフリをしていたから、
彼女の行動には耐えられなくて、そんなデヴィットの反応は冷酷女にとっては
浮気以上の裏切りで、で、あんな展開に。

そして、ラストは、似ている=愛してる。

だけど、それが【愛してる】っておかしくない?って自分のいる世界の常識では思う。

でも、そこがこの作品の面白さなのかもしれない。
今、私がいる場所の常識も、どこか別の場所では非常識なのかもしれないのだから。

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