moving （movies and musicals）コミュのゾンビスクール！

COOTIES

ジョナサン・マイロット

イライジャ・ウッド/クリント
レイン・ウィルソン/ ウェイド
アリソン・ピル/ ルーシー
ジャック・マクブレイヤー/ トレイシー
リー・ワネル/ ダグ
ナシム・ペドラド/ レベッカ
イアン・ブレナン/ シムズ
ホルヘ・ガルシア/ リック
クーパー・ロス
マイルズ・エリオット
モーガン・リリー
サニー・メイ・アリソン
アルマーニ・ジャクソン
ピーター・ウォング
ケイト・フラナリー
マット・ジョーンズ
レベッカ・マーシャル
ジェイク・ブレナン
マーク・クリストファー・ローレンス
エイデン・ラヴカンプ

田舎の小学校を舞台に、凶暴なゾンビと化した子どもたちと教師たちの情け容赦ない
全面戦争を、過激なブラック・ユーモアとハードなバイオレンス描写で描いた異色のゾンビ・コメディ。
（by allcinema）

ねたばれあり

原題は“COOTIES”だった。
「ゾンビスクール」は和製英語タイトルだったのね。

『子供を惨殺する』というタブーを全方面に気を遣いつつ実行しちゃった作品。
一応、お上品に、控え目に仕上げてました。

そして、イライジャは、珍しく本人がホラーチックではない普通の青年。
自称作家のしがない教師で、実家住まいで母親に起こされるところから始まる。
なんて、普通なんだ。

そして、赴任先の学校で再会した同級生と一瞬、いい雰囲気になるけど、
ま、ホントに、一瞬！で終わった。

ざっくり、作品の内容は子供惨殺というアイディアのみで突っ走った感じ。
後は、キャスト/スタッフががやりたい/ヤラセたい役を、ほぼアテガキな勢いで
やりたい放題に撮ってみたのではないかと。

ってことで、みーんな楽しそうだったなぁ（一応、ホラーだけど）。

リー・ワネルは、保健体育の先生？
生物学に詳しいので、時々分かったような解説を始める。
後、聴覚に時差があるっぽい？

で、彼がウイルスの汚染源のナゲットからワクチンを作れるかも？と
言ってだけど、残念ながら話はそこまで進まずに終了。

ディズニーランドにあちこちに隠れているミッキーのモチーフのごとく、
あちこちに鶏のモチーフが使われていたなぁ。

冒頭の汚染チキンナゲットの工場の風景が実に生々しい。
この光景だけで、ベジタリアンになりたくなるような迫力。

この作品が公開されていた頃、地下鉄の構内にバーガー・キングの
チキンナゲットの巨大広告が掲示してあったんですよねぇ。

鑑賞後にその前を通り過ぎてしまったものだから、
映画の余韻をしっかりとかみしめてしまいました（苦笑）。