moving （movies and musicals）コミュのラン・オールナイト

RUN ALL NIGHT

ジャウマ・コレット＝セラ

リーアム・ニーソン/ ジミー・コンロン
ジョエル・キナマン/ マイク・コンロン
ヴィンセント・ドノフリオ /ジョン・ハーディング刑事
ニック・ノルティ /エディ・コンロン
ブルース・マッギル/ パット・マレン
ジェネシス・ロドリゲス/ ガブリエラ・コンロン
ボイド・ホルブルック/ ダニー・マグワイア
コモン/ アンドリュー・プライス
エド・ハリス/ ショーン・マグワイア

「アンノウン」「フライト・ゲーム」のジャウマ・コレット＝セラ監督が、リーアム・ニーソンとの
３度目のタッグで贈るクライム・アクション。息子を守るため、親友である組織のボスを敵に回すこと
になった殺し屋の壮絶な逃亡劇を描く。（by allcinema）

ネタバレ

ダメ父親と堅気の息子。
堅気の父親とダメ息子。

息子の生活を守るため。
息子の為というより自分の名誉のため。

リーアム・ニーソンが演じるジミー・と、エド・ハリスが演じるショーンが
ことごとく『反対』の設定だったのが面白かったな。

配役的にリーアム父さんが勝利を収めるだろうことは分かっていて、
あとは２人がどう戦うか、どう対立していくかだったんだけど･･･。

最初は、麻薬とは手を切って、それなりにまっとうな経営者になっていたショーンに、
ショーンががまともになったことで汚れ仕事がなくなったたけど、PTSDになって
飲んだくれになってたジミーという設定。

そして、ショーンの息子ダニーは父親に認められようと頑張ってるんだけど、
頑張る方向性が間違っていて、結局、父親には認められない状態。

反対に、ジミーの息子マイクは、飲んだくれの父親とは縁を切って
まっとうな家庭と生活を手に入れてた。

そ、親同士も息子同士も親子同士も『反対』な設定。

そこから、息子同士が仕事絡みでトラブルになり、
ジミーの息子マイクが、まっとうに処理しようとして、殺されそうになって、
両方の父親が出てくることにー。

そうなると、父親それぞれが『昔取った杵柄』状態で、
ショーンはマフィアに、ジミーは殺し屋としての本領を発揮。

で、結局マフィアドチームは殺されて、
ジミーも肉体的には殺されるけど、息子の心の中で、
飲んだくれの他人から尊敬する父親として『生き返る』という展開。

まさに、裏の裏は表、だね。

マイク役のヨエル・キナマンが北欧系の美しさで惚れ惚れ♪
リーアムとは似てないんだけど、２人が画面に収まると絵になる親子でさぁ♪

あ、ダニー役も顏は好みでした。でもさ、性格がコドモでさぁ。
キミが不幸の元凶なのは間違いないっす。

ちなみに、ダニー役のボイド・ホルブルックは「誘拐の掟」でもリーアムさんと
共演してました。そちらでは、「弟思いの麻薬中毒者」です。
ロクな役をやってないですが、演技力はなかなかのものだと思います^^