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moving (movies and musicals)コミュのビル・カニンガム&ニューヨーク

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映画BILL CUNNINGHAM NEW YORK
いす リチャード・プレス

ビル・カニンガム
アナ・ウィンター
トム・ウルフ
エディッタ・シャーマン
カルメン・デロリフィチェ

メモニューヨーク・タイムズ紙で人気コラムを担当する写真家ビル・カニンガムの、知られざる私生活と
仕事ぶりをとらえたドキュメンタリー作品。84歳のビルはこれまで50年以上にわたりニューヨークの街角で
写真を撮り続けているが、部屋にはキッチンもクローゼットもなく、ファッション以外のことにはまったく興味
がないという。(by allcinema)

ニューヨークの街角の、そして人々のファッションを
写真で記録し続けてきてる人のドキュメンタリー。

彼が何より素敵なのは、写真を撮ることを仕事だと
思っていないこと。
大好きな趣味とか、そんな意識。

実際、ファッションショーで、サイドの席から彼が見ているのは洋服だけ。
モデルが歩いてくるのではなく、洋服がやってくるという見方。
そして、写真を撮る時の表情が、楽しいことを純粋に楽しんでる少年のよう。

そして、彼のお金に関する哲学が素敵。
報酬をもらうとダメになるとか、必要ないとか言い切れるなんて。
そして、スポンサーがついてるセレブの服装より、自腹を切って
手に入れた普通の人の服の方が価値があるとか。

いつもニコニコしてる彼が、毎日教会に行っていることについて
問われて、一瞬沈黙する場面があった。
そこにどんな想いがあったのかまでは分からない。、
でも、何も迷いもなく我が道を進んできたように見えても、
実際はそんな単純なことではなかったんだな、と感じた。

セレブのパーティに顔を出す時は、食べ物は断るように
しているのもさすがだな、と。
仕事に対する強い意識が、そこにはある。
ニュートラルな視線で撮られた写真という誰にも真似できない個性は、
そういう姿勢が生み出すものなんだな。

20年以上も、自転車で街を走り回り、写真を撮り続けている。
派手な服装をフィルムに残しているけど、
本人は下水道作業員の青い上着とか、黒いレインコートをガムテープで
補修したものとか、食べ物はファーストフードとか。
質素過ぎる生活。

でも、あえてそういう生活をすることで自由でいられる。
彼には、しがらみがないんだな。
しがらみを作らないように最大限の努力をしている、とも
言えるけど。

ニューヨークポストの人達のサプライズパーティで、
締め切り守らない、そして頑固な彼の人物像が浮かんでいたけど、
それでも、彼の仕事っぷりには敬意を表していたっけ。
パリでも勲章みたいなのもらってたしね。

でも、そんなのを栄誉に思わないところが凄いんだな。

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