moving （movies and musicals）コミュのセブン・サイコパス

SEVEN PSYCHOPATHS

マーティン・マクドナー

コリン・ファレル/ マーティ
サム・ロックウェル/ ビリー
ウディ・ハレルソン/ チャーリー
クリストファー・ウォーケン/ ハンス
トム・ウェイツ/ ザカリア
アビー・コーニッシュ/ カーヤ
オルガ・キュリレンコ/ アンジェラ
マイケル・ピット
マイケル・スタールバーグ
ヘレナ・マットソン
ハリー・ディーン・スタントン
ジェームズ・ヘバート
クリスチャン・バリジャス
ジョセフ・ライル・テイラー
ケヴィン・コリガン
ガボレイ・シディベ
ジェリコ・イヴァネク
ブレンダン・セクストン三世

　アイルランドの劇作家マーティン・マクドナーが、監督デビュー作「ヒットマンズ・レクイエム」に
続いて再びコリン・ファレル主演で描くクライム・コメディ。スランプ中の脚本家が、お節介な悪友のせい
で危険な裏社会へと巻き込まれていくさまを、ユーモアとバイオレンスを織り交ぜ軽妙に綴る。
（by allcinema）

面白かった。
多少シュールなブラック・コメディ。
そして、コリン・ファレルの眉芸を堪能できる作品。
彼の眉毛だけを見てたら、まるで生き物みたいに見えてきて、
このまま見続けると、本筋を失いかねないと思いつつ、
目が離せませんでした。

寝起きで、親友ビリーと会話する時の眉毛の下がりっぷりが、
『八』の字のようで、可動域の広さに感心。
だって、ノーマル眉は180度ですぜぃ。
困ると眉尻がどんどん下がっていくのよね。
上に向くことはあまりなくて、上がってもせいぜい170度くらい？

で。

結局、そんな眉芸に注目しつつ観ていたんだけど、
彼の置かれている状況はどんどん危機的状況に陥っていくんだけど、
それでもある時点から彼の眉は八の字の角度まで下がることはなく、
エンドロール中のラストエピソード、ザカリア（トム・ウェイツ）が自分の電話番号を
映画に載せなかったということで脅迫してきた場面での眉毛の動きのなさで、
彼も成長したなと思わせてくれるという流れになっていました。

そして、彼の周りのサイコパス達が、それぞれ自分の行動規範に
則って、きちんと行動しているのが清々しい（･･･って褒め過ぎ）。

でもまぁ、いい人達だったよなぁ。
知り合いにはなりたくないし、通りすがりで出会ったら最悪だけど。

この作品に出てくる動物たち･･･犬やウサギがとても可愛かった。
彼らが殺しに巻き込まれたらどーしよーと思ったら、そこは大丈夫だった
という、かなり良心的な作品でもありました（これも褒め過ぎ？）。

エンドロールで名前を発見してびっくりしたんだけど･･･、

最初に登場する殺し屋になろうとしている若者2人の内のひとりが
マイケル・ピットだったらしい。
どっかで見た顔かもなーと思いつつ眺めてたけど、全然気づかず。
なんか、･･･丸くなってません？（←責任転嫁だね）

クリストファーの奥様と、トムの消えた相棒は同じ人だったのかな？
似たような名前だったけど。

そこをまだ確認できていないのが、心残りだー。