moving （movies and musicals）コミュの宝塚BOYS【2】　2013/8/9　18：30-

宝塚BOYS（2）　2013/8/9　18：30-　シアタークリエ

4演目の2回目。
トークショーがあって、びっくりしました。
トークショーがあるのは、この日のマチネだと勘違いしていたもので。
しかも、観たいと思ってたダブル上原と初風さんの回でさらにびっくり。

ということで、まずアフタートークのことから。

現上原（吉沢さん）司会で、初風さんを上原達が囲む席位置。
初風さんの話で興味深かったのが、企画当初は君原さんの設定はなく
仮チラシの時は男だけだったということ。

それが、東宝の忘年会で、偉い人に会場隅に呼ばれて、
「こういう企画があるんだけど」と、君原役の打診があったとか。
仮チラシで興味を持って観に行こうかと思っていたら、
自分が出演することになってしまったそうです。

舞台上での初風さんは、お弁当箱を持って去って行く上原の背中が
どの代もとってもかわいくて好きだとか。

舞台終演後のエピソードもありました。
終演後、山路さんがエレベーターのボタンを押して待っていてくれるとのこと。
（楽屋は階上にあるのでその為のエレベーター）
これは2代目の時も現在も、変わらないらしい。

終演直後なので、そのエレベーターにBOYSが乗り込むと
その中は熱気で凄いことになってるらしく、もちろん汗臭いらしく、
山路さんは一緒には絶対乗らないらしい。

舞台上の失敗のエピソードの話もありました。
２代目上原（浦井さん）の大失敗は、レビューの着替えが間に合わなくて、
慌てて舞台へ上がったら、前のファスナーが上がってないことがあって、
その回は観客の視線が自分に集中してたとか。

この日の舞台の感想トークでは、レビュー場面でみんながキメる場面で、
良知さんがみんなより一拍遅れて髪をばっさ振ってキメてたのを自分は
見逃さなかったと浦井さんが指摘したら、良知さん本人が袖から突然出てきて
キメポーズを再現してくれましたw

そう、舞台では良知さんの竹内マリーが間違った方向に色気づいてて
非常に面白いことになっていました。
「ここは宝塚だぞ」、と釘をさしておきたい。

あと、今回の舞台の話で、竹田役の上山さんは、エッフェル塔になる場面に
命を懸けてるらしく、今でも本番前に練習を欠かさないらしい。
それを他のBOYSは不思議に思ってるらしい、とか。

･･･などなど。

あれ？　本編の感想メモが残ってない^^;

1つだけ覚えていることは、彼らが男子部員として過ごした9年の重さが、
初演の頃よりずっと実感として分かってきたなということ。
役者としての9年って、とてつもなく長い。
今、舞台に立ってる人達が9年後も舞台に立っているとは限らないし、
もし立っているとしても、9年前と同じ役は出来ない可能性が極めて高い。

9年って、そういうこと。
そう実感すると、解散の場面や、レビューや別れの場面に涙が止まらなくなる。
今回のBOYSがこの９年の重みを自分のものとして実感するのは、
これから９年後なのかもしれないなぁ。