moving （movies and musicals）コミュのハンガー・ゲーム【2】

THE HUNGER GAMES（2）

どうしてこの作品が日本でウケなかったのだろう？
宣伝の方向が間違ってた？
それとも、単なる嗜好の違い？

７４年も圧制を続けてきた政府に革命の足音が聞こえてくる
ようなワクワク感とか、いいのになぁ。

一番好きな場面は、ゲーム開始前夜に
１２地区の２人（カットニスとピータ）が眠れなくて、
眼下の喧噪を眺めながら言葉を交わす場面。
人間、そして自分自身でいたいけど、どうなるか分からない。
ただ、政府の思い通りにはならない。
そんな気持ちを語り合う場面。

そう、彼ら２人の敵はゲーム参加者ではなく政府。
そして、政府はそんな２人を敗者にすべきだったのに失敗してしまう。
希望という危険な麻薬をばらまいてしまう。

今回は、ゲーム参加者の顔もそれなりに覚えて
ゲーム参加前から動向をチェック。
１地区のケイトーだっけ、ふてぶてしいハンサムさん、
えーと、アレクサンダー・ルドウィグだな（←今、調べた）
次は何の作品にでるのか気になるぞ。

と。調べてみたら、
Lone Survivor（Mark Wahlberg主演）
Grown Ups 2（Adam Sandler主演）
Final Girl（Abigail Breslin主演）
に出演しているらしい。
この３本、共演者も豪華で気になるーっ

後、大統領側近も変はヒゲで見落としていたいけど、
実は結構ハンサムかと。

そして、ルーちゃんはかわいいよね。
人種は違うが、ベルばら外伝に登場する
ルーちゃんと髪型が似てたりするｗ

この作品で描かれている人間らしさが好きなんだなぁ。
思わずカットニスを応援してしまうチームの人たちから、
戦場ながらルーを弔って花を飾って画面に向かって弔意を示す
カットニスの姿、そしてあの３本指に込められた気持ち。

ルーを守るために、彼女を殺した男子に弓矢を放ったことを後悔して
手を洗っても汚れが取れないと嘆くカットニス。
他に、同郷の相棒を助けるための活躍とか、
ルーを助けてくれた、ということで、１回見逃してくれる敵。

そう言えば、腕前披露といい、物資爆破といい、
彼女のキーアイテムがリンゴになっているのは
ロビンフッドにイメージをだぶらせる戦略なのかな。