moving （movies and musicals）コミュのヤング≒アダルト

YOUNG ADULT

ジェイソン・ライトマン

ディアブロ・コディ

シャーリーズ・セロン/メイビス・ゲイリー
パットン・オズワルト/ マット・フリーハウフ
パトリック・ウィルソン/ バディ・スレイド
エリザベス・リーサー/ ベス・スレイド
コレット・ウォルフ/ サンドラ・フリーハウフ
ジル・アイケンベリー/ メイビスの母
リチャード・ベキンス/ メイビスの父
声の出演：Ｊ・Ｋ・シモンズ

ジェイソン・ライトマン監督＆ディアブロ・コディ脚本コンビが、
シャーリーズ・セロンを主演に迎え、いつまでも大人になれない身勝手な
ヒロインを描くコメディ・ドラマ。高校時代の栄光を引きずる自称作家の
30代後半バツイチ女性が、久々に戻った故郷で容赦のない現実を突きつけ
られるさまを、ユーモラスかつ辛らつに綴る。（by allcinema）

うーん、予想以上にストーリー展開が浅かった。

言うなれば、気付きの時点で終了。
その後が改善なのかそのままなのか語られてない。

でも、そこで語ってしまうと説教臭くなりかねない。
制作側としては、彼女の生き方を肯定も否定もせず、
ただ、客観的な視点で見せるということに徹していたのかも。

うがった見方だけど、女の敵は女だなー、と。

主人公の攻撃対象、元彼の現妻ベスの手強いこと。
彼女が旦那に「あの子がかわいそうだから
声をかけてやって」なんてことを言ってるけど、
自分に自信がなければそんなことは出来やしない。

こわーっ！

自分の方が絶対優位だから、裏に蔑みの心を抱きつつ、
そーいう哀れみの心、慈悲の心を持ててしまうだよ。

で、男共は女達の表層の態度にホイホイ乗せられる訳だ。
元カレも、太っちょさんも。

そして、太っちょさんの妹の不思議な存在。
ヒロインに憧れるドリーマーさん。
「ヤング≒アダルト」の別キャラ設定だったのか？

主人公はどーしてあんなにイタイんだろう。
間違った方向へ突進するドリーマーさんだから？
周りを見る力がないから？
自分に自信がありすぎるから？

あ、パトリック・ウィルソンが久々に普通の人間だったなｗ