moving （movies and musicals）コミュのインモータルズ　-神々の戦い-

IMMORTALS

+400

ターセム・シン・ダンドワール

レイモンド・ギアリンジャー

ヘンリー・カヴィル/テセウス
ミッキー・ローク/ハイペリオン
ジョン・ハート/老ゼウス
スティーヴン・ドーフ/スタブロス
フリーダ・ピント/パイドラ
イザベル・ルーカス/アテナ
ルーク・エヴァンス/ゼウス
ケラン・ラッツ/ポセイドン

「ザ・セル」「落下の王国」のターセム・シン監督と「３００」の製作陣が手を組み、
圧倒的な映像美で贈る３Ｄスペクタクル・アクション。ギリシャ神話の世界を舞台に、
神々の争いに巻き込まれ、人類の未来を託された男の運命を絢爛豪華にしてイマジネ
ーションあふれる独創的なヴィジュアルと迫力のアクションで綴る。（by allcinema）

観る前にインモータルズってどういう意味だっけ？と思って思い出したのが、
『モータルが人間で、インモータルがエルフ』ということ。
そうすると、この作品のインモータルズは神々だね。

で。

楽しかった～。

公開してからだいぶ経っている頃に観たので、そこそこ評判も耳に入りつつの状態で鑑賞。
この作品は３Ｄで観たいとと思っていたので、無事に観れて満足。

この作品、映像的美しさをとことん追求する姿勢が素晴らしいなと。
色遣いが秀逸なのよねぇ。
カラーだけど、使う色数を抑えてあるから白黒映像の美しさもあるんだな。
あと、部分的にカラーになってるような錯覚を覚える色処理も良かった。

神々と人間の存在が明らかに違うことを色彩と動きの違いで表現してる
ところも素晴らしかったな。

神々の戦闘シーンでは、やられてる方がスローモーションで、
神様は早送りされているように、スピード差が強調されてる感じで
なるほどなー、と。
反対に人間同士の戦いは普通のスピードだから愚鈍に見えるし。

あと、全体がグレーの色彩の中、神様だけが全身金色に輝いているのも
効果的だったかな。

でも、ストーリーに関しては、いろいろと素朴な疑問が残ったなぁ。
ま、そこは評判を聞いて期待してなかったから良いのだけれど。

そのせいか、キャストの別作品の姿がそれぞれ思い浮かんで、
楽しき妄想ワールドに。

somewhereのダメ役者がいい仕事にありついたのねー、とか、

テセウス（ヘンリー・カヴィル）は来世ではスーパーマンになるのねー、とか、
パイドラ（フリーダ・ピント）は来世ではインドで苦労するのよね（SLUMDOG MILLIONAIRE
）とか、

三銃士のアラミス様だ（ルーク・エヴァンス）、とか
トワイライト・サーガのエメットだ（ケラン・ラッツ）、とか。

現在作成中の「ホビット」もこれくらいのクオリティの３Ｄ映像だと良いな^^