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moving (movies and musicals)コミュのダンスシアターGIGEI-TEN3「なつめの夜の夢」

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ぴかぴか(新しい)ダンスシアターGIGEI-TEN3「なつめの夜の夢」2009/1/29 赤坂RED THEATER

なつめさんが亡くなってしまったけど、
予定通りに上演されたこの公演。

なつめさん。

私は、舞台を観たこともないのに、
近しく感じている不思議な存在。

生きている頃に会いたかったなぁ。
でも、それだけに、ある意味神格化されちゃた
存在でもある訳で。

そんななつめさんの声。
声を聞いても、それがなつめさんの声だって
分かるわけでもない。
ただ朗読をするのがなつめさんだってチケットに
書いてあったからそう思うだけで。

でも。

「あ、会っちゃった。」・・・そんな感じ。
『ここにいるんだ』という不思議な感じ。

吉野圭吾さんはゲストで登場。
舞台が暗転すると、『ロコへのバラード』が流れてきて、
そーきたか、と思った。

昨夏は吉野さんが「ロコが『ロコのバラード』を歌います」
と歌ってくれたけど、この時は本来の形で。
まさか、こんな形で再会できるとは思わなかったな。

なつめさんの声で踊る吉野さんのロコ。
動いている時は腕や足の動きに注目してしまうけど、
止まっている時は表情に注目。
いたずらっこのような、でも笑顔を顔に貼りつけた
ような表情。
髪の毛が伸びていて、くるくるっぷりが懐かしい感じ。

彼は、箱に飛び乗ったり、両手両足を伸ばして箱から
ジャンプしたり、箱に寄り添ってみたり、
てっぺんに派手なぐるぐる模様のある帽子をもてあそんでみたり。

人間ではない不思議な雰囲気と浮遊感。
舞台に立っている圭吾さんは、時々人間ではなくなる気がする。
何かきれいな生き物、そんな感じ。

曲のラストでは、背中を客席に向けて両腕を広げてポーズ。
表情は見えない。どんな表情だったのだろう。

そして暗転。

それで終了かと思ったら、マイクを持って歌を1曲。
聞いたことのない曲・・・。
「生きた証」という歌詞におやっ?となる。
そしてサビの部分に「ガランチード」という歌詞が。

2月の舞台の曲を1ヶ月前に聞かせてもらえました。
熱くて真っ直ぐでTSらしい曲。
“生きた証は消えない”という意味の歌詞が
この舞台にもふさわしいと思ったのかな。
(これはTS演出家さんから歌って欲しいと
 リクエストがあったようです。)

ゲスト目当てで行ったのですが、
他の部分についてもちょっと補足。

他の出演者は17名。

最初に「5歳の子供」の仲間だったせいか
踊りの研究生みたいな人の集まりかと
思っていました。
でも、パンフを観るとれっきとした踊り手さん達で。
かなり年期が入っている方もいて。
5歳のなつめさんを演じてたのは52歳の方だそうで。

びっくりです。

彼女達からまだ完成していない未来を感じたのは、
後ろの方の席だったからなのかな。

1部は5歳のなつめちゃんの夢を詩と踊りで舞台に
仕立てたもの。
2部は、なつめさんの好きな曲で歌やダンス。

コーラスラインの歌では出演者の下手さ加減が
なんとも味わい深くて^^;
(前日に“Every Little Step”を観ていたから余計に)

他には、「シカゴ」だったり「クイーン」だったり、
「サザン」だったり、ごちゃまぜだけど、耳慣れた曲が
多かったな。

1部のラストシーンが印象的でした。

舞台中央上の窓から注ぐ光。
光に向かって階段をのぼる「なつめちゃん」。
光の向こうから聞こえる「おはよう」の声。
決して醒めない眠りについた人からの声・・・。

プライスレスな舞台でした。

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