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moving (movies and musicals)コミュの赤と黒

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映画LE ROUGE EY LE NOIR
いすクロード・オータン=ララ
本スタンダール

ジェラール・フィリップ
ダニエル・ダリュー
アントネッラ・ルアルディ
アンドレ・ブリュノ
アントワーヌ・バルペトレ
ジャン・メルキュール

メモ2009年に没後50年を迎える不世出の映画スター、
ジェラール・フィリップの代表作がデジタルリマスター版
にて復活。文豪スタンダールの同名小説を、肉体の悪魔』の
クロード・オータン=ララ監督が映画化。

1820年代、貧しいながらもラテン語を得意とする聡明な青年
ジュリヤン(ジェラール・フィリップ)は、司祭の推薦で
町長レナル家の家庭教師となる。彼はレナル夫人
(ダニエル・ダリュー)に思いを寄せ、二人はいつしか人目を
しのぶ恋仲に。だが、人並み外れた野心に燃えるジュリヤンは
スキャンダル発覚を恐れ、出世の近道である神学校へと旅立つ。
(by yahoo! movie)

不朽の名作だから、私にとっては眠気との戦いかなと
覚悟していたら、予想以上に俗っぽくって面白いっ

特に、主人公の野心的な(腹黒いとも言う)心の声が
美しい外見をしっかり裏切っている落差が面白くて、
もしかしてこれってコメディ?と思いながら観てました。

一応、周りの人に配慮して、あまり声を出して笑わない
ようにはしてたけど、それでも所々でぷっと吹き出して
しまい、他の人も笑っていてほっとしたり^^;

ジェラール・フィリップさん、美男子ということは
写真で存じてましたが、動く姿も素敵でした。
それほど派手な感じではないかな。
コリン・ファースをちょっとさっぱりさせたような感じ?

そして、ひとり言の口調がヴィゴ・モーテンセンの話し方と
似ているなぁ、と。
(↑普通にしゃべる台詞は全然似ていないんだけどね)
なので、ヴィゴの台詞が聞き取りにくいのは、
発声がフランス語ぽいからだという新たな発見もありました
(・・・本当かよw)。

苦手な『不朽の名作』なもんで(アラビアのローレンスは
はっきり言って辛かった^^;)
とりあえず予習をして、ストーリーの背景をつかんで
おこうと思って公式HPを読んだら、ストーリーが
簡潔ながら最後までまるまるネタバレで書いてあって
やられたーって感じだったけど、
ストーリーの着地点が分かって見ることで、
長い作品でもペース配分をつかめたのは良かったかな。

「途中休憩が入ります」ということだったけど、
「風とともに去りず」と同じように休憩というより
最初から2部構成の作品、なんですね。
ROTK-SEEや「沈まぬ太陽」、「愛のむきだし」のように
無理やり休憩を入れるのではなく、後半の最初にもきちんと
クレジットがついていたのが新鮮でした。

「デジタルリマスター版」ということで、映像は
現在の技術を駆使して、美しく、しかも自然に再現されてました。
(公開当時のフィルムは観ていないので、比較はできませんが)
時々、切れたフィルムをつなげたんだなという部分はあったけど、
素晴らしい仕上がりだったかと。

こういうのを観ると、そのうちLOTR/TTT-SEEのデジタルリマスター版が
作られないかなぁと淡い希望を抱いてしまいます。
(現状上映されているのは、色がおかしい部分があるので)

キャストは、それぞれ美男美女だったなぁ。
女性は3人とも美しかった。奥様も女中さんもお嬢さんも。

そして、ジェラールさんは着せかえ人形のように
いろいろな服を着てくれて、目の保養になりました。

浅い見解ですが、奥様は、ジュリアンの容姿に惚れた
んじゃないかって気がしたな。
そして、女中さんは、頼もしさ、お嬢さんは危険な香りに
惹かれたんじゃないかな。

恋のかけひきは、本人達は大まじめだけど、
端から見ていると面白いものがあったなー。

そして、ジュリアン本人としては幸福な(少なくとも充実した)
人生を送ったと思っていたような気がしたなぁ。
退屈することなく、ラストは愛する人と時を過ごせて。

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