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moving (movies and musicals)コミュの蛮幽鬼

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船蛮幽鬼 10/13 18;00- 新橋演舞場
いすいのうえひでのり
本中島かずき  
ムード岡崎司

上川隆也、堺雅人、早乙女太一、橋本じゅん、稲森いずみ、高田聖子、
粟根まこと、山内圭哉、右近健一、逆木圭一郎、河野まさと、村木よし子、
インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、
川原正嗣、前田悟、他

舞台が始まる前の紗幕には「蛮勇記」。
舞台が始まると「蛮憂記」。
そしてプロローグの終わりに「蛮幽鬼」。

この文字の使い方が素敵。
漢字って、格好良い。

キャストもそれぞれ手堅い感じだな。
期待のキャストが期待通りって感じ。
古田さんがいない物足りなさはあるけれど・・・。

期待以上だったのは、堺雅人さん。
「サジ」と名乗る名前を明かさない人物。
どっかに座って裏で小細工しつつ微笑んでるキャラかと思えば、
自ら動き回る、殺陣やりまくりーな体力消耗キャラ。
片手を後ろに組んだまま、首をひょいっと傾ける動きが特徴。
身体のバランスを取るのが難しそうで、普段使わない筋肉を酷使してそう。
あれは疲れるだろー。

しかも顔の表情は仮面のような「あいまい笑顔」で固定。
表情を変えずに動き回るのってきっと大変。

この作品で扱われている出来事の脇参加者と思わせつつ、
実は中心人物。黒幕の黒幕。
「ただ人を殺すだけ」というのは事実だけど真実じゃない、みたいな。

一番心が黒くて、黒い分寂しい人。
あるいは、寂しさを感じないくらい黒い人。
あるいは、寂しさなど飼い殺し可能な人。

でも、嫌いになれないんだな。
笑顔だから?
本人が感じない寂しさを感じてしまうから?
舞台に通ってたら、サジを観ていて泣いてるような気がする。

省エネルギー殺陣の堺さんに対して、
無駄に華麗に踊ってますというのが早乙女くん。
綺麗だなー、雅やかだなー、と感心。

女形の場面もサービス(?)であったけど、
ほとんどは侍・・・っつか、忍者っぽい姿。
で、声がまた、魅力的。
柔らかいけど芯があって、よく通るんだなー。

女が格好良いのが新感線の舞台の定石だけど、
今回も格好良い女が三人登場。

荒唐無稽な格好良さの浮名の妻。
(「おまえ、ほんとにその芸風でいいのか?」にはうけたなぁ)
カタコト日本語の変なせりふ回しが格好良い某国の要人。
そして、美しい大王となった人物。

結局みんな死んじゃう展開は蜻蛉峠と同じらしいけど、
希望はあるのかなー、国の未来には。

3階席だったので、花道が見えなかったのはかなり残念。
でも、「朧の森に棲む鬼」をゲキ×シネを観た時に、
生で聴いてみたくなった拍子木の音は堪能できました。

今回の花道映像はゲキ×シネ待ちだなー。
アップでサジの表情を観るのも楽しみ。
(ふっと仮面がとれる瞬間を、きっと見せてくれるはず)

主人公は、酷い裏切りにあって復讐の鬼になったけど、
でもまだ人間。
そこに弱さがあったのだと・・・。
でも、それって。

右近さんの大王は、一見アホキャラだけど実は頭が良いという設定。
堺雅人が大河ドラマで演じてた役のパロディなのかもしれない。
そういや、サジの笑顔もセルフパロディっぽい気がするよなぁ。

橋本じゅんさん、舞台上で、まじ転びしてました!!
と思ったら、あれは「演技」だそうで^^;
演技だとしても、あざが出来そうな勢いでした。
すごいなーぴかぴか(新しい)

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