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moving (movies and musicals)コミュのダンス・オブ・ヴァンパイア【33】2009/9/27 12:00-

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ダンス・オブ・ヴァンパイア(33) 博多座 09/09/27 12:00-
(泉見.大塚)

博多に着いてまだ2日目なのに、もう千秋楽ですよっ(当たり前だ)。
この作品として3回目の千秋楽。
1初演・2再演in帝劇・で今回が3再演in博多座)
私としては、初めて『参加』する千秋楽でした。

大好きな作品の最終日ともなると無意味に感傷的に
なってしまいます。

上演前のアルフレートのアナウンスにも「これで最後かぁ」
と思うとうるうるとしていてw

で、上演が始まると、楽しすぎて笑いが止まらず、
でもこれで見納めだと思う気持ちがすぅ・・・っと戻ってくると
やっぱり泣けてきたりして、あー忙しい^^;

そんな高ぶっていた気持ちで観ていたせいもあるのでしょうけど、
本当に最高!の舞台でした。

千秋楽ならではのアドリブは満載で、
そして歌や踊りはきっちりと魅せてくれて、
あの空間にいられたことの幸運に感謝です。

今回は、33回目にして始めての上手ブロック。
サラと伯爵がデュエットで歌っている時に、
裏の教授とアルフレートが眠っているベットに
ヴァンパイアダンサー達がスタンバイするところが
見えたりして面白かったなぁ。

では、覚えている限りのアドリブの数々を。
まずは、ヘルベルト。

お城到着の登場シーンは、いつものように静かな感じ。
昨日のように父上の指を噛むのかなー?と、
オペラグラスを装備して凝視していたところ、
父上の指がヘルちゃんの口に入っていたけど、
噛んでは(=口を閉じては)いなかったです。
その後、ペロっと舌を出す時は肩をすくめるポーズ。

なんだー、噛まないのね・・・とちょっとがっかりしつつ、
次の楽しみは、アルフレートの鞄を持ち上げるかどうか。

昨日は、ほんのちょっと持ち上げたけど、
腕をぷるぷるさせてそのまま置いてしまって、
腰をとんとんと叩いていたので、
千秋楽はきっと・・・、と期待も高まるってものです。

と。

「退屈にさよならぁぁぁ〜」と歌いつつ、
両腕を大きく広げてアルフレートに近づき、
いつもはくるっと向きを変えるのに、
腕を広げたままコケるフリをしてアルフレートに
抱きつきましたっ!

おいおいーっ
最初っからエンジンがかかり過ぎだよーっと大爆笑。

素で硬直してるアルフレートの表情も最高でした。
(この展開は想像してなかったっぽいな)

と、表面上はあくまで無表情ですっと離れて、
いつもの定位置(上手後方)に移動。

その後はにじり寄るだけで、いつもと変わりなかったですが、
舞台から消えていく時の腕のゆらゆらっぷりに力が入っていて
喜びが伝わってきました・・・w

あ、この場面では、クコールも面白かったな。

いつも伯爵を頭でぐりぐり・・どんっと突いてるのですが、
今回は思いっ切り心を込めて(力を込めてとも言う)やってたので、
伯爵の飛ばされ方も派手になり、「こらっ」という感じで
教授の本でぺしっと叩かれてました^^;
・・・かわいかった。

いい気分(温泉)続いて、千秋楽には何が起こるか分からないバスルーム場面。
登場は、宙を浮くヘルベルト様、でした。

いや、本当は何か仕掛けがあったんだろうけど、
バスタブ内で立ってるだったら見えないはずの太腿まで
見えていたのは何故・・・?
両腕を上下にゆらゆらさせながら、どんどん上昇してました^^;
しゃぼん玉がぶわぁーっとヘルちゃんを囲んでいるのも
効果的だったなぁ。

そして、いつもと同じようにバスタブの縁に座って、
バスタブからふわぁっと飛び降りて(あー、コレも最後だぁ)
いつもの流れに。

前楽では、ダンスのステップを失敗して、「下手っ!」と
言われてしまったアルフも今回はきっちり「あ、すっごいっ!」感じで
ステップをキメてました。

そして、ヘルちゃんの牙が落ちたり飛ぶこともなくw
「きゅんっ!」とアルフレートを見送った後、
足を曲げずにとととと・・・と舞台に戻ってきたアルフに近づいて、

「すいとーと(スキだよぉ)」と本を返す時に愛の告白ハート
でも、アルフは「すいとらんっ」と素気無く拒否してました。

でも、めげないヘルちゃんは、
側転を2回連続で鮮やかに決めてバスタブをぐるっと回って
(やっぱり鏡には写りません)
アルフに突撃ーっ!

そして、教授が登場ーっ!
さぁ、どうなる、最後の対決!?

いつもと同様に、教授が指で十字架を作ってヘルベルトを攻撃!
すると、いつもはここで十字架から身を守ろうとするヘルベルトが
そんな小さな十字架は効かないとまさかの反撃!
(この時のアドリブ台詞の言い放ちっぷりが獣モードで素敵だった)

と。

教授が両腕を水平に広げて、全身で十字架を作って、
ぴょんぴょん飛び跳ねて威嚇攻撃!

この十字架は、・・・でかっw!

しかも、アルフレートまで同じポーズになってダブル十字架攻撃!

それを見たヘルちゃんは硬直して、
自分まで十字架になってしまい、そのポーズのまま
「足が勝手に・・・」と飛び跳ねつつ舞台から消えていきました。

あ、でも最後に「父上に言いつけてやる〜」を言うのは
忘れませんでした。

この攻撃方法、攻撃する方も体力を消耗するようで
ヘルベルトが消えた後、教授が舞台にへたりこんでおりました。
アルフレートは、その時も延々と十字架になりきって
飛び跳ねていたような・・・w

そんなこんなで。

この後のアドリブでも何でもないアルフレートの台詞、
「もうヘトヘトです」で観客が爆笑することになったのは、
とても千秋楽らしい流れでしたw

霊廟の場面もアドリブ満載だったなー。
素敵だったのは、アルフレートの台詞
「恥ずかしいです。でも、できません!」が
「はずかしかー、でも、できんとっ!」と博多弁になってたこと。

これを聞きつつ、多摩訛り(?)の浦井アルフが博多に来てたら、
どんな風になってたかなって思ったなぁ。

千秋楽は、何故か受難の日となるアルフレート。
予想外にサラからも攻撃が・・・!

アルフレートがスポンジを顔に押し付けられる場面で、
サラが執拗にスポンジを顔に押し付け続けるものだから、
台詞がなかなか言えないまま、やられ続けてました・・・。
「スポンジ最高!」と言えないままになるかと
期待しちゃいましたw

アルフは受難ばかりでもなく、良いこともありました。
とうとう、クコールのスープを飲めたのですv
いつも、時間がなくて間に合わなかったのに、
やっと、やっと・・・!!!
ということを、知ってるリピーターが多いのか、
アルフがぱくっとスープを飲んだ時に、
客席がどよめいたのが楽しかったなぁ。

実は、その前にクコールにスープをかけられて、
そのスープをぺろっと舐めていたので、そこで既に
良かったね〜とは思ってたんだけど。

また、そんな失礼なことを客にやってしまったクコール。
反省したのか、自らスープツボを逆さにして
スープを全身に浴びて去っていきました。

スープをかぶる時に言った「このバカちんっ!」が
教授の笑いツボを刺激したようで、
朝食を前に歌いながら教授の声が震えていたのが
おかしかったなぁ。

「サラヘ」と「抑えられない欲望」では、
ショーストップ状態で拍手が止まらなかったなぁ。
千秋楽だけあって、最初の「ガーリック! ガーリック!」から
拍手が長かったものな、
「永遠」の後の拍手もずっと続いていたし。

そして、「永遠」の後でヴァンパイアが客席を通り過ぎた後、
もう一度拍手が起きるのは、とても博多っぽくて好きだったな。

しーんと静かになった後で伯爵のソロが始まる帝劇の空気も
良かったけれども。時々、ここで拍手したい気分にもなったので。

初演からずっと心にひっかかっていた教授の台詞が、
この回にすーっと心の中に落ちていったのも感慨深かったな。

墓場で歌う伯爵の歌を物陰で聞いていた教授とアルフが登場して、
ア「伯爵にも感情があるんですね」
教「感情? くだらん。 それより行くぞ、ショータイムだ」
という場面。

この台詞で教授が『感情』を否定しているのか肯定しているのか、
あるいは拒否しているのか受容しているのか、
観るたびに正しい解釈を模索している状態だったけど、

千秋楽は、感情に関する解釈は不要で、
感情豊かな教授のキャラクタラ−がだけが浮かび上がる言い方で、
「あ、この言い方が正しいんだな」と。

この台詞で、私の中では禅教授は前教授を越えました。

湯のみあ、クコール劇場は、千秋楽恒例の「蛍の光」を
BGMに雪かき&『クコール劇場☆話 完』のプラカード。
初めてライブで観た千秋楽ヴァージョン、・・・感無量でした。

そして、プラカードをくるっとひっくり返すと、
「またねぇ!」の文字。
うん、また会えるよね。会えるといいねぇ・・・、と。

本編終了後には、また抽選でプレセントコーナーが。

サイン入りプログラムの当選者を引いたヘルちゃん。
当選番号を見て、ぐらっとよろめいていましたが、
それもそのはず、当選者は3階席の方でした^^

昨日のアルフレートの2階というのも素敵だったけど、
今度は3階ですかー!?

ってことで。

舞台上でアキレス腱を伸ばしたり、
その場駆け足をしたり、
側転をしたりと準備運動をしたヘルちゃんは
軽快な足取りで舞台から消えていきましたw

そして、だーいぶ経った頃、
3階席、下手端の方にヘルベルトが登場〜っ!
まず、着いたよーっという感じに父上のいる舞台に手を振って、
次に観客全員にも手を振って、みんなの反応の良さにご満悦v

そして、そのまま一旦帰ろうとして(お約束ですね)
戻って当選者にプログラムとうちわをプレゼント。
そして握手もしてました。

そしてそして。

またまたしばらくした後、ヘルベルトが1階席に到着。
客席通路をとっとっとっとっと走って登場し、
舞台への階段を上りつつ「ちちうえーっ」と
言っいかけた時に、

私の視界から消えました!
どうやら、階段に躓いてしまったようで^^;

いやー、これはアルフレートの呪いに違いないww

それとも、舞踏会の時に女性ヴァンパイアのドレスにも
躓きそうになっていたから、
「二度あることは三度ある」ということだったのでしょうかw

まーとにかく。
プレゼント抽選の間もずぅーっとヘルベルトのままだった
吉野さんが素敵過ぎました。

ということで、ヘルベルトの最後の台詞は、
「ちちう・・・(どたんっ!)」だったのだなぁw

カーテンコールでの挨拶、
吉野さんは、「この舞台に立てて、幸せでした。
ありがとうございました」という感じでシンプルに挨拶。

阿知波さんの挨拶は、
「自分がいつ噛まれてたのかどうしても分からない。
 再々演まで考え続けることになりそう」と。

もう、再々演のスケジュールは決定しているのかな?
だとしたら良いなぁ。
まぁ、早くても2年後くらいだろうけど・・・。

アルフの挨拶は、ちょっとうるうるしつつという感じ。
今回が初めての千秋楽出演だったということ。
(あと2回は前楽が自分の千秋楽だった)
アルフレートというキャラクターに助けられた部分が
いろいろあったということなどをしんみりと。

教授の挨拶も印象的でした。
前任者より大役を任されてプレッシャーだったけど、
自分の為でなく、がんばって舞台を作り上げてる共演者のために
自分もがんばろうと思う気持ちになってがんばっていた、と。

そして、最後が伯爵からの挨拶。
「最高でしたーっ!」ということを、元気な声で叫んでくれて、
場内がさーっと明るい雰囲気に。
観客の拍手を仕切りつつの挨拶だったなぁー。
でもって、観客の拍手の揃いっぷりに、ほぉっと感心。

あ、そうそう。
クコールが伯爵を紹介する時に、
「我らが伯爵、山口祐一郎さんっ!」と
つい『さん』をつけてしまったところが素敵でした。

キャストの1人でありながら、キャストや観客を
温かく見守ってくれている存在という印象だったものなぁ。
特に博多では・・・。

カーテンコールで観客が立ったまま司会進行始めてしまったクコールに
観客を座らせるように指示していたのも伯爵だし、
サイン入りプログラムを自ら手渡しでプレゼントしてくれてたし、
(当然、この日も客席は大騒ぎ。帝劇ではあり得ないよなぁ・・・)

オーケストラの人たちまで壇上に登場して、
数え切れないほどの何回ものカーテンコールがあって、
そして、最後の最後。

伯爵が客席の拍手を手で制して沈めると、キャストの方を向きました。
あれ?と思った次の瞬間、キャストから観客の方へ拍手が送られました。
じわーっときたなぁ。

ありがとう。
ありがとう。

こっちからも。
そっちからも。

・・・また、会えるといいね^^

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