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moving (movies and musicals)コミュのモーツァルト!(2) 2005/7/18 

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クリップ過去movingよりの移動データです。

るんるんMozart!  2005/7/18夜

cast memo 
 ヴォルフ:井上芳雄 アマデ:愛子ちゃん
 コンス:西田ひかる 男爵夫人:久世星佳
(↑キャストが2人以上いる役のみメモしておきます)

再演としては初回の鑑賞。
これから3回以上(笑)観ることになっているので、
10月までか、11月まで(←博多まで行くつもりか・・・?)
どうぞ、お付き合いくださいませ。

初演の時のCDをしっかり聴き込んでからの鑑賞。
前回の、「モーツァルト!」って映画「アマデウス」と
どう違うの〜?と思いつつ観た前回と気合が違います(笑)。
(あ、ちなみに映画とは別モノです。)

今回感動したのは、井上芳雄さんの圧倒的な成長ぶり。
初演の時から上手だとは思ってたけど、
感情表現が前回より、自然でしかも情熱的。
声もだいぶ太くなって、安定感が増してます。
こんなに成長しちゃえるものなんだと、作品の内容を超えた
ところで感動してしまう。

マニアの友人につられるように、複数回観る事になっていますが、
つられて良かったと思う始末(笑)。

元々のお目当て、吉野圭吾さんのシカネーダーは、
かなり派手なイメージを頭で作っていたのですが
意外とまともでした。

いや、劇中劇『魔笛』のパパゲーノの衣装は、派手派手の羽を頭につけて
全身タイツ姿みたいなもんだからスゴイか・・・。
(どうやら、他の舞台で免疫が出来たらしく、少々の衣装では
 動じなくなったらしい・・・。)

シカネーダーは、初演ではヴォルフを悪の道に誘い込む俗物と
いうイメージで観てたんだけど、
今回は、ヴォルフと同じ視点にたって物事を考えてくれる友人
という気がしました。
ヴォルフもシカネーダーも貴族ではない身分で、階級からの束縛を
逃れたいと思っている部分で。

なので、シカネーダーが『魔笛』の脚本をヴォルフに渡す場面は
とても好きです。
「大衆の為のオペラを、ドイツ語で」の部分が。

そうそう。

覆面の男がヴォルフに「レクイエム」の作曲を依頼する時に
オーケストラが実際に「レクイエム」のフレーズを効果音として
使っているのに今回気付きました。
(・・・確認してないけど、多分そうだと思う。)

今回観ていて一番哀しく感じたのは、
ヴォルフと父親の決別場面。

演奏会が成功し、これで父親にも認めてもらえると思い、
父親の姿を見つけた時嬉しそうな表情を見せるヴォルフの姿には
泣かされます。
結局、父親はヴォルフを認めることはなく、2人は決別し
もう2度と会うことはないのですから・・・。

愛されたい、認められたいという気持ちと、
何にも縛られずに自由でいたいを持ち続けたのがヴォルフ。
その2つの気持ちは、どちらかを犠牲にしなくては
かなえられるものではないというのに。

以下、キャスト個別メモ。

・愛子ちゃん
 「影を逃れて」の時は、ほんとに怖かった。
 アマデの潔癖さがよく表現されていると思う。

・西田ひかる
 かつらが似合ってない^^;
 下手ではないけど、心に迫ってくるという感じでもないな。
 前回の松たか子の方が良かったな。
 
・久世星佳
 さんざん悪評を聞いていた割には、そんな騒ぐほど酷くは
 ないのではないかと(笑)。ええ、素敵でした。
 この日で、もう観るのは最後だけど。

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