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moving (movies and musicals)コミュのハッチング―孵化―

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映画PAHANHAUTOJA
いすハンナ・ベルイホルム

シーリ・ソラリンナ/ティンヤ
ソフィア・ヘイッキラ/母親
ヤニ・ヴォラネン/父親
レイノ・ノルディン/テロ
オイヴァ・オリラ/マシアス
イーダ・マータネン/レータ
サイヤ・レントネン/コーチ

メモ 一見幸せそうな家族の中で抑圧された感情をため込んでいく思春期の少女を主人公に、ひょんなことから彼女の闇の心が具現化し、思いもよらぬ災厄が引き起こされる恐怖を、予測不能の展開で美しくもグロテスクに描き出したフィンランド発の不条理ホラー。
(by Allcinema)

ペン#ハッチング―孵化― 
スペードうわー。面白かった。北欧の明るい陽射し。
綺麗に整頓された家の中。だけど、歪みが生じている家族の関係。
ゾンビのような造形のアレがだんだん姿を変えていくシュールさ。
『私が育てた』というパワーワード。最高の復讐…?

****************************************
危険・警告ねたばれ

うわー。
面白かったv
まさかのホラー展開。

一応、あれでも、やり過ぎないギリギリのラインかな。
一応、家族は無事だったもんね、とりあえず、一応は。

北欧の明るい日差し。
きれいに整頓された家の中。
白とパステルカラーで統一された服装。
4人家族で男女の子供。

何もかも理想の家庭像。

だけど実情は、浮気に走る母親。
それを黙認する父親。
娘は、母親から理想を押し付けられ、
息子は、母親の愛情に飢えている。

娘ティンヤの性格には2面性があって、
母親の強さは、彼女の育てた怪物アッリに、
父親の柔順さは、ティンヤ本人に、
顕著に表れている感じ。

アッリとティンヤのテレパス関係は、分かっていたから、
もしかすると同一の存在という可能性もあったけど、
分身という解釈が妥当なのかな。

アッリは、アッリとしての意思を持っている感じ。
ティンヤの闇の部分の具現化でもあるだろうけど。

最初は、カラスの雛のゾンビみたいだったアッリの外見が
だんだんティンヤに近づいていくというのは、何だったのかな。

『母親に殺される』というのが、娘としての最高の復讐だなと
思ってしまったけど、どうなんだろう。

ラストは、母親が怪物アッリを刺したはずが、
胸に包丁がささっていたのは、実娘のティンヤの方で・・・。

ティンヤの血液を飲んで、
アッリがティンヤそのものの姿として目覚め、復讐が完結。

あるいは、母親に従順なティンヤを葬ったアッリは、
これから、復讐を始めるのかもしれない。

美しい光景の虚無感と、醜い感情のリアルさ。
対比が鮮やかだったなぁ。

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