ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

文学部(仮称)コミュの読んだ本を書いていく場所

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お久しぶりです。
管理人です。

読んだ本の書評とか書いて、
「わー面白そう!こんど読んでみます」
とか、そういう反応を求めて
広がって行きたいトピックです。



活性化を目指しましょう。

よろしゅうに。

コメント(87)

カイ君

町田康、再読フェアしよう。

フィネガンズウェイクで文学部の棚作ってくれるみたいです。
大人達(!)は町田康どうかな?

サクラにもなんか、エッセイ本一冊あげたよな。
なんだっけ。

悟さん

中原中也に似てますね。
だから選ばれたんだと思うけど。

ハーレムジェッツか。
浅井さんの絵本、CD付きも買いました。
今CD散乱してるんで、聴きたいのに聴けません。

ま、詳しくは音楽部門で。(ない)
ぼくの友人に浅井健一とゆう人がいます。
関係ないけど。


「今日の芸術」
岡本太郎

ヤスくんから借りて一年くらい放置。やっとよみました。
ぼくはこの人好きになれない。
芸術は爆発だけじゃないはず。
あとこの本は何か口調がムカつく。
最近読んだのを例のごとく列挙していきます!

出口なし/藤ダリオ
まぁ山田悠介系?
cubuみたいな感じ!

あなたに逢えてよかった/新堂冬樹
帯にはこう書いてあります。
「衝撃のラスト12ページにあなたは号泣せずにいられるだろうか。」
いられなかった一人です・・・

その時までサヨナラ/山田悠介
山田悠介がラブストーリー書いたらこんなんなるんかって感じ!

ハル、ハル、ハル/古川日出男
言葉の流れていき方が好き!

タイマ/嶽本野ばら
まぁ彼が捕まった時の話なんやけど実話かどうかはわからんけど・・・
ニルバーナ好きは面白いんじゃない?
俺別にニルバーナ好きではないから!
うんあんまりだった・・・

ラットマン/道尾秀介
これはおもろいと思う!
いやまじで!
笑い飯のネタみたいに最後の
たたみかけで
「えっ!えっ!えっ!えっ!えーーー!」
みたいな感じ!
あとプロローグめっちゃかっこいい!


ってことです!
岡本太郎、文章書かなくてもいいのにね。

部長のラインナップ、見事に読んだ事ありません。

オススメ本はまた貸して下さい!

そろそろ、部活の季節ですね。

フィネガンズウェイクの西尾さんも、部活しましょうって話してるんで、
フィネガンでやりましょうか。
是非部活動しましょう!

そのときラットマンとハル、ハル、ハル覚えてたら持っていきます!
「みいら採り猟奇譚」河野多恵子

読み切るのに1ヶ月以上かかりました。
本日、完読。
電車に乗る機会が少なかったことや、忙しい事を加味しても、
時間かかり過ぎ。

つまり、徹夜したい程の高揚感はなかった訳で。

でも、いいです。
なにがいいって、普段暮らしている時に、しらずしらずに感じている事や、
感じているのに言葉にならなかったり、
関知していなかったりする事を、丁寧に書いてはる。
本題とは違うんだけど、

文学って感じで、素敵でした。

途中、挫折しそうになったけど、最後はほろり。
読んで良かった。
あとがきの蓮実 重彦も秀逸。

次は山田詠美、「色彩の息子」進行中。
「銀齢の果て」
筒井康隆
新潮文庫


増大した老齢人口調節のため、政府はついに70歳以上の国民に殺し合いをさせる「老人相互処刑制度」を開始した。
とゆう、筒井版バトルロワイアル。

「日本以外全部沈没」然り、
筒井さんはある部分で本家より鋭いものを描く。

あのしょうもない映画になった本家の「バトルロワイアル」の方が、殺害のシーンなんかの描写は生々しい。っていうかグロい。
でもこの小説を読むと、
そのグロい表現に隠れてしまったほんとうのテーマがよくわかる気がする。

ただのリアルな描写よりもリアリティを持って訴えてくるものがある。

筒井さん独特の毒も健在。


要するにぼくは筒井さんのファンです。




鮮血が津幡の手に飛んだ。それは思いがけず、煮えたぎっているような熱さだった。
「あちちちちちちち」津幡は思わず手を振った。梅子の血がこれほど熱いとは思っていなかったのだ。

「時代劇で、よく返り血を浴びるシーンが出てくるが、血がこんなに熱いという表現は今まで一回もなかったぞ」
ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
これはかなりヤバい!
「お前オズワルドにされるぞ」
てなもんでわやわやあって最後の第5部はかなりかっこいい!
一番最後のページはかなり興奮!
これは絶対読むべきだと思います!

流星の絆/東野圭吾
個人的にはダイイングアイの方が好きだけどこれも面白い!
人の心の動きの表現がうまいと思った!

21/小路幸也
仲間っていいなって思った!
人間の中にはうまく今の社会を生きていけない人っていますよね!

のぼうの城/和田竜
天下統一を果たす豊臣勢が唯一落とせなかった城の話!
マジで面白いよ!
時代物ってなんか硬いイメージあったけどこれはそんなことなくていい!

スワンソング/大崎善生
この人の本はなんか読んでるとダウンになっていく・・・
でも好きなんだよなぁ・・・

ビター・ブラッド/雫井脩介
「新人刑事にとって一番重要なものは何かわかるか?」
「一番重要なのはジャケットだ!」
かっこいい!

これもかなり面白い!
この人の作品は好きです!
クローズドノートもめっちゃ好きやし!
話の中にユーモアもあるし読んでて全く飽きない!
これも読む価値はかなりある!
「宿屋めぐり」町田康

最近出た長編小説です。
町田康らしい、疾走感はありますが、悲しすぎます。
現実と非現実の交差感がナチュラルテイストです。
小ネタといったら失礼ですが、小ギャグは笑えます。
拷問シーンは、筒井康隆に劣ります。

ついこないだ、「告白」を読みましたが、私は「告白」の方が好きです。
もう少し間を空けて読むべきだったと思います。
何故なら、独特のビートが少々心を疲れさせるからです。

それと、夏の間、電車に乗る事が少なくて読むのに時間がかかった上に、
分厚くて重い、という諸事情もあります。


部長に借りた、
「ハルハルハル」古川 日出男を次の日一日で読みました。

映画「誰も知らない」を思わすオープニング。
しかし、私にはどうも寸足らずな感じが。
表題作はもうちょい引っ張って欲しかった。
イマイチリアルじゃないな〜、人物設定が、
なんて、年齢のせいかも知れません?

でも、またいろいろ貸して下さい。


ところで、スレッドが違うのかも知れませんが、
今年の1年生で読書好きがいて、文学部入るっていうてるんですが、
とりあえず、そこらにあった山田詠美の「AtoZ」貸して,
その感想文次第で入部許可しようと思います。(何様)
キュートな女の子です。
酒飲めるかどうかはまだ聞いてません。
それも入部許可の査定対象になりますわね〜。
キュートな女の子は無条件で入部可だと思ってました。


町田さん新作ですか。
昔のも含めてちゃんと読んでみたいです。

さいきん電車で寝てしまうので夏目漱石「こころ」ぜんぜん読めてません。
あ、そうですね!
今日会ったら、「AtoZ」良かったみたいなんで、
カイくんの「無銭優雅」勝手に又貸ししときました。
(矢吹joeの感想文付きで)

結構渋いの読んでますね。
私も、持ちネタ無くなって、生活安定したら(しないけど)
太宰とか芥川とか読み直してみたいと思ってます。

今日から部長本の「ラットマン」読んでます。
結構はまってます。
寝しなに読みきります。

あ、ゴールデンスランバー貸して下さい。
審査前から賞を辞退作ですよね!
斜に構えて読みます。
入部許可します!

告白って湊かなえですか?
今読んでるんです!

ハルハルハルはリアルではないですね1
ただ文章の流れ方が好きだったんです!
今年学校て何曜日行ってますか?
10月3日にでも行こうと思ってるんでゴールデンスランバー持っていきます!
三件続けての書き込みです!
読んだ本を報告していきます!

フィッシュストーリー/伊坂幸太郎
短編なんだけどすべての話が繋がってんのか?
って思ってしまう感じがした!
この人のは面白いと思う!
たぶん俺好きな作家さん!

摂氏零度の少女/新堂冬樹
面白いとは思います!
少女の考え方わからないではないです!
それだけに読んでてなんかワーてなった!

東京島/桐野夏生
正直いまいちっていうか面白くなかったです!
最終章でやっと少し面白くなったかなと思ったらいまいちな終わり方でなんかねぇ・・・

オール・ミッション2/山本悠介
これめっちゃ面白い!
オールの続編でこのシリーズはかなりおすすめ!

夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦
これもかなり面白い!
京都が舞台でコメディー系の話!
視点が二人の視点でこの視点の温度差が面白い!

不連続の世界/恩田陸
おしろい!
何がって言われたら困るけど面白かった!

守護天使/上村佑
面白い!
結構笑った!
かっこわるいおっさんの50歳にして初恋の話!
ああ!書き込みが!
3日に間に合って良かった。
行ってます金曜日。よろしく。

放課後飲みに行けるかは私は微妙。
二年の飲み会はあるみたいやで。
リバーサイドで鍋らしい。

告白、湊かなえって人書いてますね。
でも私のは町田康バージョンです。
一応持って行きます。
忘れなかったら。
授業何時間目にありますか?
てか一人で二年生の中に入るのは気まずいです!
リバーモールで鍋をすると、巨匠A氏に
「キ*ガイや…」
って認めてもらえます。

キ*ガイ認定キ*ガイです。
部長
私はフルであります。
でも、1年スタジオなんで授業参加して下さい。
キュートな女の子は、Aスクールに取られたんで、寂しい限り。
つうか、悔しい限り。


カイ君
あいつら、今回で3回目やで。
鍋。
それも美味いの。
トマトチーズ鍋とかやで。
今回は知らんけどね!


A氏は行くのかな?
不詳

F川くんは行くかも。
新しい恋の予感??

あ、スレッドがちがう〜!

飲める日に来ておくれ(知らんわな?)
そろそろ部活する?
ではお昼ぐらいに行きます!
1時頃に!

俺は毎年2月に外で鍋しています!
破滅の石畳/町田康

エッセイ集です。
いろんなとこにいろんな話書いてて、それの集積。
書評もあったり。
まあ、そりゃ面白いですわ。

心が疲れている時に、つららっと読める本です。
お貸しします。

私は中学生から町田町蔵(康)ファンでした。
もちろんパンクバンド時代です。
よく1人でライブ見に行ったし、
サインももらったし、それは無くしたけど、
とても素敵な演奏しはるんですよ。
声と詩が良い。

で、この人の文章は何度も書くがほんとリズミ〜で、
自分の落し方が厭味無くて、
独特の言い回しにははまりますよ。

山田詠美以来、久々の脳内フェアです。

でも、人に借りてる本5冊もあるから先それ読む。

また感想書きます。
ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎

冤罪にされた政治犯の逃走の物語。
裏の世界の事情がよくわかって楽しい。
終り方がなかなか爽やか?

ビター・ブラッド/雫井脩介

新米刑事と、その父のずっこけ繁盛記。
これも裏の世界、詳しい。
ウェストゲートパーク読みたくなった。
しかし、最近の石田衣良はどうせえちゅうねん!(関係無)


まとめて部長に借りた2冊です。
どことなく文体が似てると言うか、内容に被る部分があったりするので、
2冊続けて読んだらちょっとごっちゃに。
(いや、内容は随分違うか)

2人とも、文章は上手くて読みやすい。
が、乱闘シーンがステロタイプな感じもする。

う〜ん、面白くて怒濤のごとく読んだにもかかわらず、
微妙に感想しにくい2冊だなあ。


ハイドラ/金原ひとみ

新入部員に借りた一冊。
「蛇にピアス」しか読んだ事無いですが、まあ、2冊とも痛い。
恋愛的マゾさは、山田詠美と似て無い事も無い様な気がしないではないが、
果てしなくダウナー(私が)
この手ばかり読んでいるとヤバイよ〜。
移ルンです〜。


話は変わりますが、ナカイさん、書いてくれるのかな〜? 小説。

話は変わりますが、紀○国屋の検索システムってアホだと思いませんか?



「実録・外道の条件」 町田康

いつものぶっとんだセリフまわし、疾走感は今作では抑え気味。
明治の文豪みたいなカタい口調で、
「温泉旅行というものがあるが、何事も頭に〔温泉〕を付けると、とたんにユルくなる。ぼくも温泉パンクと成り果てて。。」
見たいな事を書いてある。
カタい文章と思って読んでると、いつのまにか河内弁。


マーチダさんという人が、様々な状況で出会った業界人にキレるという話。

フツフツと可笑しい。ページをめくる手が止まらない。
確かに最近こういう系ミステリー?ばっかり読んでます!
面白いんだけどメッセージ性は弱いですね!
でもなんか最近ただスラスラ読んでかっこいいなぁって感じで終わるのが好きなんです!
実録・外道の条件私も読みましたよ〜
確か,サクラにあげたんじゃないかな?
あなたの学生時代に。
読んだ?つうか、あんまり好きそうじゃないのう。

なかなか楽しいマーチダさん。

エッセイ(?)と言えば、遠藤周作。
どれかわかりませんが、沢山読みました。

で、破滅の石畳だったかなにかで

「私が棄てた女」のレビューがあって、買ってみました。
ついでに読んだ事ない
「海と毒薬」も。

ん〜、ザ・時代

私ははまりましたけど。
文学って感じなのかもしれない。
や〜重い!
あとがきとか、最高に堅いし!
話の本筋より、男と女の関係のぶっとび度にぶっとんだけど。(私が棄てた女)
今だからこそ。
内容深い。


カイ君、蟹工船貸して下さい。


あとは、中島らもとか、上野千鶴子とか、河合隼雄とか、
書評書きにくい系ばっかし読んでたんで、

だれか、適当な奴貸して下さい。
蟹工船!
すでに行方不明ですが探しておきます。


中島らもは昔からずっと読んでます。
古いのから順番に読むと、頭のいい人が壊れていく過程がわかるようでおもしろいです。


町田さんはそれ以降、権現の踊り子とか読みました。
告白を読みたいのですが文庫本で1400円は尻込みします。
告白貸します。

らもさんはそういう読み方ができるんですね〜。

蟹工船あったらでいいです。
そのうちブックオフにも大量に出まわるだろうし。。。
「妊娠カレンダー」小川洋子

小川洋子さんは二冊目。
文章も良いし、読みやすいし、凡庸な文体だけどエキセントリック。
しかし、好き嫌いで言うとあまり好きではなく、
何故かというと、小川洋子さんと生活するのはとても窮屈そうだからである。

あくまでも憶測であるが、
彼女はひと掴みのホコリに美しい言葉を与えてしまうだろう!
それが嫌味に思える、のは単なるがさつな私のひがみか。

「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦

本屋に山積み、平積み、
大絶賛されているらしいのでつい買って読んでみた。

面白かった。

主人公は,小川洋子さんの若かりし頃ちゅう感じである?
李白さんの宴会山車が圧巻。
幻想とも現実ともつかぬ合間を漂う感じが頁を進める。
らくちんに読めます。
漢字検定の練習にもなるかな。
「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦
これめっちゃ好きです!
魅力的な世界観ですね!
タカシットへ
ほんまにね!
優雅にそしてエキセントリックですね!
煙か土か食い物     舞城王太郎    講談社文庫

部員のナカイさんオススメの舞城を初めて読みました。
上手い!おもろい!

ミステリーと愛とバイオレンスが交錯する爽快作品。
謎解きもさることながら、登場人物の愛の深さに感服です。

こんなにモヤモヤの残らないミステリーはあっただろうか。

文章がキレてる。
リアルさに欠ける部分もないではないが。
ああ、大絶賛。

二冊目「好き好き大好き超愛してる」は
半ばながらも挫折気味。
頑張って読んでみます。
ミュージック・ブレス・ユー!!/津村 記久子

これは俺は個人的にめっちゃ面白かった!
主人公の女子高生の頭の中がものすごいわかる!
頭の悪さとか考えてることとか耳と一体化したヘッドホンとか!

まるでおれの高校時代を見ているようで・・・

いや今もか!

てか高校三年の一年間の話やけど感情移入と自分の高校三年の時とかぶってしまう部分とかで泣ける本じゃないのにちょっと泣いてしまった!
最近思うけどさ、ぐっと来る物語の年齢はあんまり関係ないよな。
この歳で、
高校生ラブコメとか、どうか?そらヤバいやろ。
てなことになりがちだけど、

私は結構はまるよ〜
思い出とかとはちと違うかもしれんけど、
登場人物になり切るには難しいんだけど、
しかし客観的に見てるわけでもない、

微妙な所を突いてくるやつ、あるある!
「パプリカ」 筒井康隆 新潮

ACの今さんがアニメ化してるという。
実は私、筒井康隆全集持つ位に大好きで(売ったけど)
断筆以降の作品は読んでませんでしたけど、

ま〜面白かったです。
細部は色々あるんですが、
パプリカという女性の描き方が、ステロタイプでなくて、
ヒーロー的な予感の中、足下をすくわれる感じが良かったです。
その他の登場人物の性質や描写が秀逸!

SFなんですけど、
夢をモニターできるとか、現実と夢とが交錯するとか。
そんな話で、す。

夢をよく見るようになったよ。

次回貸します。



「廃墟建築士」  三崎 亜記

タイトルに引かれて買いましたが、オススメできません。
格好付けながら、すかしながら、外してるちゅうかんじです。

「石田衣良が田舎に生まれたらこうなった」、みたいな感じですね。

無茶ゆうてますけどね。
つまりダサイ感じがします。

棚上げレベルではないです。
なのでブックオフ行きます、
読みたい人は連絡下さい。

ダサさについて話をするより、面白い小説について話したい!

ちなみに
カズマくんて、文学部コミュに入ってるんですか?
彼の読み方面白い。
ので話聞きたいです。
裏かな?

ところで
コミュニティネームそろそろ変えて新しいメンバー入れませんか?
他の学校関係でも問題ないなら。





「夕子ちゃんの近道」
長嶋 有
講談社文庫


おもしろかった。短編の連作ですが久しぶりに
小説を読んだ
気になったのです。

モヤモヤする話ではないのですが、
何でもない日常の風景の描写に胸の辺りがモヤモヤするような
個人的には吉本ばなな「キッチン」に近い気持ちです。
降り始めの雨のにおいです。

あああ読み終わりたくないと思いながらページをめくると、もう1話ありました。
よく見たらオビの裏にも何か書いてありました。
お腹いっぱいです。

第一回大江健三郎賞受賞作。
blancさん
かずまくん、誘ってみます。
面白いですよね彼。
森見登美彦
夜は短し歩けよ乙女

読みました。文庫になってたので。
先斗町の話が、あの辺のスケール感を思い出しながら読んだら楽しめました。
なんかでも、マンガでも、小説じゃなくてもいいかなとも思います。
ハチクロの羽海野さんが解説を描いてるので、
ぜひその辺りにマンガ化して頂いて。

ぼくが主人公の先輩っぽい、というA氏の評価が気になってたので読んでみました。
どうなんでしょうか。
そうなんでしょうか。
あ〜読みましたね!
うん、うん、カイ君ぽいよ。

なんか、典型的なガリ勉君ぽいのに、
最後の方ものすごく魅力的な人間になってるよね。
ズボンとられてもそんな慌ててないとことかね。
(や、慌ててたっけ?)

なんかね、お芝居にはなってるみたいっすよ。
「乳と卵」 川上未映子

ご存知、芥川賞受賞作品。
ぬったり、どよん。
表現秀逸。
ちょっとしんどいな、それは爽快なものばかり読んでいるからかもしれないけど。
大阪弁が何となくぎこちないがそれが良かったのかも?


「イッツオンリートーク」 絲山 秋子

内容はさく〜っと淡々と読みやすいよ。

性のありかたとか、
エロ文学じゃ、リアリティ無くて流すのだろうけど、
えっ?女の人ってそんなもんなん?
とか、リアルなカルチャーショックを受ける。

乳と卵も女の生理を扱ってたりするけど、
おっさん目線で言えば、べとべとやねん。
レズビアンは無理やわ!
(caution! そのような内容ではありません。)


「六番目の小夜子」 恩田陸

最近推理ものとか、ミステリーにはまる。
これは、往年の、筒井康隆SFジュブナイル系にツウヅルものがあって、
高校生など遠い昔の話を鮮やかに蘇らせてくれる。

そしてこの人のメタファは、ある程度わかりにくいので
(解説者が全て解説してしまっているが)
それを感じる時、背筋が凍る。
(これは個人的な体験に基づく)

NHKでドラマ化されたそうです。

ま、恩田陸は総じて面白い!と思いますた。
女性作家立て続けでした。

ログインすると、残り49件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

文学部(仮称) 更新情報

文学部(仮称)のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。